お久しぶりです。
昨年閉校した白山中学校のPTAコーラスが、今年度(H20年度)王禅寺中央中学校PTAコーラスとして先日行われた川崎市PTAコーラス大会に出場しました。
このコーラス大会はPTA連絡協議会の主催で行われ41年もの歴史があります。 参加校は39校。保護者だけでなく、教師、生徒も参加して歌い合う姿に温かいものを感じる大会です。
曲目も女声合唱、混声合唱といった高度な難曲を歌う学校もあれば、気楽に子ども達と楽しめる親しみやすい曲を歌う学校もあり、宗教曲をジャズにアレンジしたり、ゴスペルがあったりとそれぞれの学校の特徴を生かした選曲が並び、楽しめます。なにより、一般的な合唱祭とはちがって学校との連携を合唱で築いていこうという趣旨がすばらしいです。
実際、歌を歌っていると「もっとみんなで心を繋げていこうよ」「地球を大切に。命を守ろうよ。愛でみんなを包もうよ」「友達と手をつごうよ」「信じよう。未来を、友情を」「ありがとう」といった言葉が素直に、心を込めて歌えます。 気持ちを自然に、表現できます。 白髪が目立ち、しわが増えたPTA保護者OGの私もその頃の時代に戻り気持ちが素直になれるのだから不思議ですよね。
新聞やニュースで社会の混乱や事件を読むと「ああー」とため息をつくばかりで直接自分に降りかからない限り、何も出来ない情けない自分がいるけれど、歌を歌うときは歌詞に勇気づけられ変身できますね。「地球や社会や人間に貢献できるぞー」と思う気分になれるのです。 一瞬、ジャンヌ・ダルクやゲバラになった気分。そして深い付き合いはないけれど隣のパートの人や合唱に参加している全員と幼いときからの親友のような気分になり、一丸になれるのです。 まさに、家族のような気分にね。
昨日は「困ったことがあったら助けるよ。いつでも相談して」って本気で、全員に声をかけてしまう自分にハッとしましたよ。 持続するかどうかは別として。
本当は持続しなくっちゃ意味ないのだけれど。 今も幸いに、その思いは変わりませんよ。しかし、音楽は人を変えますねー。一瞬でもですけれど。
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