川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」は、旧小田急向ヶ丘遊園のバラコレクションを、同園の閉園にともなって川崎市が引き継いだ施設です。市の公園緑地協会の職員と、公募ボランティアによって手入れされ、2002年から春と秋の開花期に公開されています。
このフォト日誌では、園内の様子や見ごろのバラを、同園のボランティアが随時写真で紹介します。
撮影=長澤陸夫さん
10時過ぎまでぐずついた天気で、時折り日光が射したかと思えばすぐに雲に覆われる一日でした。
しかし、来園者は2200人を超し、関心の高さを感じました。やはり、休日とあって家族連れの姿が目につきました。
昨日より開花は進みましたが、全般的には約30%程度と思われ、ピークを迎えるのは20日以降となる見込みです。
撮影・文=長澤陸夫さん
今日は朝から終日生憎の雨。それでも土曜日とあって、近隣の方だけでなく茅ヶ崎・本厚木からの来園者もあり、しっとりと濡れたバラの花々を熱心に観賞していました。
なかには、「日本の思い出に」と間もなく帰国する両親を案内してきた中国・四川省(成都)からの留学生もいました。
4月に寒い日々が続いたのが影響して、開花時期が全般的に例年より1週間ほどずれ込んでいるようです。
昨日少し晴れ間があり気温も上がったことで、11日のオープン時より開花が進み、約20%位が見ごろを迎えています。特に、つるバラ系が見事な花を次々に咲かせて来園者の目をひきつけています。
撮影・文=長澤陸夫さん
ローズ・コジャール
開園初日。時折小雨が降る中にもかかわらず、待ちかねた約300人を超すバラ愛好家が近隣だけでなく埼玉・箱根・藤沢などから訪れ、咲き始めたバラを観賞していました。
撮影・文=長澤陸夫さん