川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」は、旧小田急向ヶ丘遊園のバラコレクションを、同園の閉園にともなって川崎市が引き継いだ施設です。市の公園緑地協会の職員と、公募ボランティアによって手入れされ、2002年から春と秋の開花期に公開されています。
このフォト日誌では、園内の様子や見ごろのバラを、同園のボランティアが随時写真で紹介します。
撮影=長澤陸夫さん
明日からの3連休のせいか、終日曇りだったせいか、来園者は600人をやっと超すぐらいだった。
開花状況は、遅れていたミニバラ系統がやっと咲き始めたが、他の四季バラ系統はピークが過ぎて来たものがある一方、ピークを迎えたものなど、かなりの交代がみられる。
閉園する5日まで残り3日となったが、このままクローズするのが惜しい気がする。
撮影・文=長澤陸夫さん
休み明けの月曜日にもかかわらず2,000人を超す人が入園した。
オープン時に咲いていたバラの多くは終わりを告げているが、全体的には花数が増えてきた。
28日にリポートした天津乙女、ランドラも色鮮やかな黄色の花が開花して見ごろとなっている。
また、開花が遅れているミニバラ系は少しずつ開き始め、
スターザン・ストライブもやっと咲き始めている。
撮影・文=長澤陸夫さん
今日は好天に恵まれ、2000人近い人が来園した。
開花状況は、開園当時より花数も増えたが、今週初めの強い風雨に見舞われたダメージが影響し、つぼみがまだ固い株が多く見られる。
しかし、ロイヤルコーナーのプリンセス・ド・モナコやプリンセス・マーガレットは秋の日差しに見事に咲き誇っている。また、ピータフランケンフェルトやソニア・ホルストマンなどは見ごろを迎え、天津乙女やランドラは鮮やかな黄色の花を開き始めた。
開花が遅れているミニバラはやっと数えるほどの花が恥ずかしそうに咲いている
状態で、閉園になる来月5日までに開花が間に合うか心配。
撮影=長澤陸夫さん
ばらの丘。
23日・24日と強い風雨に見舞われかなり被害を受けたが、25日・26日と好天が続き、かなり開花が進んだ。
開花状況は60%前後。今度の土・日曜はさらに開花が進みそうだ。
きょうは平日だったが、来園者は1,300人を超えた。
撮影=長澤陸夫さん
ばら苑全景。
10月19日からばら苑が開苑する。
秋は春に比べて華やかさは劣るが、花は色鮮やかでりんとした美しさがある。
現在の開花状況は、全体的に30〜40%程度。ただ、秋のバラは一斉には咲かず、株によっては既に満開のものがある。原種やつるバラ、ミニバラなど、ほとんど開花しないものもある。
25日以降が最も花の数が増え、見ごろになりそう。
撮影=長澤陸夫さん
夏を思わせる日差しながら、好天に恵まれ、かなりの「中高年銀座」です。
車イスの人もかなり来ていましたが、みな笑顔で、花は心を和ませてくれるのだと実感しました。
開放日は残り4日間。バラの中には既に散ったものもあり、遠目ではきれいですが、近づくと盛りを過ぎて、散っている花もありました。
撮影・文=角田珠子さん
21日の日曜日が晴天で気温も高くなったために、ほとんどのつぼみが一斉に開花。全体的に90%以上のバラが咲き揃いました。
なかには2番花、3番花と次々に咲いているものも数多く見られます。
きょうの苑内はどこも、競うがごとき花盛りの風景でした。
撮影・文=長澤陸夫さん