川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」は、旧小田急向ヶ丘遊園のバラコレクションを、同園の閉園にともなって川崎市が引き継いだ施設です。市の公園緑地協会の職員と、公募ボランティアによって手入れされ、2002年から春と秋の開花期に公開されています。
このフォト日誌では、園内の様子や見ごろのバラを、同園のボランティアが随時写真で紹介します。
撮影=長澤陸夫さん
丸一日休養した「ばら苑」は、一段と花数が増え香りも高くなっていました。
今日はこれまで紹介していませんでしたチョット気を引く名前のバラをお届けしま
す。
撮影・文=長澤陸夫さん
ラ・フランス
1867年にフランスで産出されたバラですが、このバラ以前のバラをオールド・ローズと呼び、これ以降をモダンローズと呼ぶと言われています。
撮影・文=長澤陸夫さん
今日は日曜日とあって出足が速く、あっという間に大勢の方が来園されました。
遅咲きのミニバラ数種(ピンク・スプレイやイエスタディなど)はまだつぼみのままですが、通称「バラの丘」の中央にあるシュネービッチェン(白バラ)もちらほら咲き始めました。このバラが咲き始めると全体のばらの見ごろとなります。
今日は天候にも恵まれ5000人近くの来園者があったようで、うれしい限りです。
写真は開園直後のばら苑
撮影・文=長澤陸夫さん
今日はオープンしてから初めての週末休みで、天候も快晴に恵まれ、家族連れを中心に多くの方が来園され昼過ぎにはかなりの混雑となりました。来園者は3000人を超したようです。
開花は予想より随分と進み、ほとんどのバラの株が咲き始めました。
ショッキング・ブルー、ミスター・リンカーン、クロシンジュ、プリンセス・ド・モナコ、チャールストンのように既に満開となっているバラもあり、これからますますにぎやかになってきます。
オープン前の「見頃は20日ぐらいか?」という予想は、どうやら少し早まりそうです。
撮影・文=長澤陸夫さん
きょう、予定通り無料開園しました。
予想以上に開花が進んでいます。開園を楽しみにしていた人たちを歓迎するかのように、バラたちも競って咲き始めたようです。
しかし、22日間オープンの初日でもあり、中心部にある「ばらの丘」は、まだこれからと言ったところです。
つるバラはパーゴラ(写真03)やポール(写真06・07)で見られるようにほとんど咲き始めています。
つるバラのロイヤ・ルサンセット,カクテルは満開を迎えています。例年、少し遅咲きのアマツオトメが、ことしは既に咲き始めました。
この2日間の気温が高かった影響で開花が促進されたようですが、同時に花壇内の雑草の伸びも著しく、ミニバラの背丈を追い越す勢いだったので、その除草作業にボランティアたちが汗を流していました。
きょうはあいにく風が強く、カメラを手に訪れた人たちはお目当てのバラの撮影に苦労していたようです。
本日の状態から察すると、開花のピークは20日ごろという予想より早まりそうです。
撮影・文=長澤陸夫さん
開園前の生田緑地内ばら苑です。
開園の10日ほど前の状況から予測して、今年の開花は例年より遅れるのではないかと危惧していたのですが、予想に反して、順調に開園を迎えられそうです。
ただ、このゴールデンウィーク中に雑草がビックリするほどはびこり、来園者には全然手入れをしていないのではないかと思われそうで、ボランティアは懸命な除草作業に汗を流しました。
なお、開花のピーク(?)は20日前後というのがベテラン職員の予想ですが、果たして的中しますかどうか?
撮影・文=長澤陸夫さん