ザゼンソウは比較的標高の高い地域に生息する湿地を好むサトイモ科の植物で、雪解けのころ開花するといわれる。や多摩区健康の森「日向山」などをフィールドに花の写真撮影をしている山田さんは、昨年は2月下旬に開花を確認しており「ことしは1カ月以上早い」と驚いている。
青少年科学館によると、自生種ではなくよそから持ち込まれた可能性が高いと考えられるという。また、を管理する北部公園事務所でも「ことし初めて市民から連絡を
受けた。過去の植生調査ではなかった種で取り除こうという声もあったが、他の自生種をおびやかす存在ではなく、せっかく開花したのでしばらく様子をみるこ
とになった」と話している。
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