2021年10 月 8日 (金曜日)

川崎市市民ミュージアムが等々力緑地で「夕やけ上映会」 : 円谷プロの「実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン」などを上映

川崎市市民ミュージアムが10月30日に、中原区等々力緑地催し物広場で「実相寺昭夫監督作品 ウルトラマン」(1979年)と「川崎市政ニュース映画」を野外上映する。上映会の参加者を10月9日10時から19日16時まで募集する。

同ミュージアムは2019年10月の「令和元年東日本台風(台風19号)」で被災し、約2年間休館状態が続いているが、被災後の新たな文化活動に取り組もうと、「川崎市市民ミュージアム出張 夕やけ上映会」と題して初の野外上映会を開くことにした。
上映作品は、ことし生誕120周年を迎える故・円谷英二氏が監修し、1966年から67年にかけて放映されたテレビシリーズのなかから、川崎市にゆかりのある実相寺監督が手がけた5編の映像に、新しいカットやナレーションを加えて再編集された円谷プロダクション制作によるオムニバス作品で、上映時間は104分。
市政ニュース作品は、神奈川県内の施設と事業をPRするため制作された「神奈川ニュース」のうち、川崎市に関連した映像の一部約10分を上映する。
時間は17時30分からで、全席自由。雨天の場合は中止。会場は水分補給用の飲み物のみ持ち込み可能でアルコールは不可、鑑賞時は必ずマスクを着用する。
料金は、一般が600円(税込み)、高校生以下400円(同)、未就学児、障害者手帳持参の人と介護者は無料。
参加申し込みは、市民ミュージアムのHP(こちら>)の申し込みフォームまたは往復はがきに、イベント名、参加者全員の氏名(フリガナ)、郵便番号、住所を明記し、〒211-0052 川崎市中原区等々力1-2へ19日(必着)までに郵送。申し込み多数の場合は抽選。当選者は10月22日までにメールで、また往復葉書の場合は当落いずれも通知する。同時申し込み人数は最大4人まで。車いす利用者はその旨記載、小学生以下の子どもは必ず保護者同伴。
問い合わせは電話044-754-4500 FAX044-754-4533川崎市市民ミュージアム。

 

 

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2019年8 月14日 (水曜日)

川崎市麻生区の西生田小学区で8月24日夜に野外上映会 : チャップリンの無声映画などを活弁付きで上映

川崎市麻生区の西生田小学校校庭で8月24日夜に野外上映会が開かれ、「チャップリンの冒険」など約100年前に制作されたドタバタコメディ短編映画4本を活弁付きで上映する。会場では17時から飲食を扱う屋台も出店する。

上映会は、秋に催される第25回KAWASKIしんゆり映画祭2019のプレイベントで、同映画祭を運営するNPO法人KAWASAKIアーツと麻生区が共催するもので、野外上映会としては20回目を数え、夏休み中の親子が楽しめる同区の夏の恒例行事だ。
上映開始は18時50分からで、「チャップリンの冒険」「チャップリンの番頭」「爆進ラリー」「ドタバタ撮影所」の11分から22分のサイレント短編映画を弁士の山城秀之さんと山内菜々子さんのナレーションやセリフで盛り上げて上映、クレイアニメ「映画の妖精 フィルとムー」も同時に上映、20時20分に終了の予定だ。会場にはブルーシートが敷かれる。
入場は無料。当日雨天・強風の場合は同小体育館で上映だが、先着500人に限られ、屋台の規模が縮小される。また荒天の場合は中止。会場は駐車場がないため、主催者は車での来場は遠慮するよう呼びかけている。
問い合わせは電話044-953-7652NPO法人KAWASAKIアーツ ・映画祭事務局。詳細はKAWASKIしんゆり映画祭HP(こちら>)

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2016年1 月16日 (土曜日)

川崎市宮前市民館で区内の伝統行事などを題材にした映画上映と講演会 : 地域の絆考えるきっかけに

川崎市宮前区の宮前市民館大会議室で、1月23日に区内の伝統行事とそれに関わる地域の人を題材にしたドキュメンタリー映画「うつし世の静寂(しじま)に」の上映会と映画製作者小倉美惠子さんの講演会「地域の中で絆を考える」が開かれ、参加者を募集している。

この催しは、都市化して人と人の関係が希薄化する宮前区でいまも昔から同区に住む人たちの間で続けられている「講」を切り口に、地域コミュニティとは何か、顔の見える関係、人と自然の関わりなどについて学ぼうと企画された。
講師の小倉さんは区内にある「ささらプロダクション」の代表で、同区土橋の生まれで、実家の土蔵で見つけたお札をきっかけに2008年に関東一円にほりがるオオカミ信仰に迫ったドキュメンタリー映画「オオカミの護符」を製作した。
今回上映する「うつし世の静寂には」はそれに続く作品で2010年に製作した。明治政府による神社合祀で失われた鎮守の森で約100年ぶりに復活した「初山獅子舞」や区内に今も伝わる「念仏講」「巡り地蔵」などの伝統行事に携わる人たち姿を映し出し、風土と人のつながりを証言でつづった96分の作品。法政大学の田中裕子総長、元国立歴史民俗博物館館長の平川南産、哲学者の内山節さんの対談も収録されている。
公演の内容をより深めるために、10時30分から映画を上映、13時30分から講演する。
参加は無料で、定員は150人。
問い合わせは電話044-888-3911 宮前市民館。

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2015年8 月19日 (水曜日)

川崎市麻生区の小学校で8月22日に野外映画会 : しんゆり映画祭のプレイベント

夏休みに親子で映画を楽しんでと、8月22日の夜に川崎市麻生区の麻生小学校校庭で野外映画会が開かれる。上映作品は2015年が舞台となったSF映画の名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(日本語吹き替え上映)で、ステージイベントや屋台村も行われる。

野外映画は、11月に開催の「第21回KAWASAKIしんゆり映画祭2015」に先がけ催されるもので、今回で16回目の上映会となる。2007年に発足したNPO法人KAWASAKIアーツと麻生区役所が主催、川崎市、川崎市教育委員会、日本映画大学などが共催する。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(1989年作、108分)は、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの2作目。前作のラストの1985年から始まり、未来で主人公マーティの息子がトラブルを巻き起こすことを回避するために2015年にタイムトラベルする物語。映画の中では、制作当時に考えられたビデオ会議、タブレット型コンピューターなどのすでに実用化されたIT機器も登場する。
主催者は「子どもの頃にこの映画を見た親世代も多いはずで、もう一度親子でこの作品を味わってもらい当時の未来といまを比較して楽しんで」と参加を呼びかけている。
会場は17時にオープン、焼きそば、飲み物などの屋台村が開店、縁日気分が楽しめるほか、上映前には作品にちなんだステージイベントが行われる。

入場は無料で、雨天の場合は同小体育館、荒天は中止、問い合わせは電話044(953)7652NP0法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局/しんゆり映画祭事務局または同映画祭ホームページ(アドレスはこちら>)。

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2015年7 月 1日 (水曜日)

狛江市などで7月2日から喜多見と狛江の映画祭+α : 12本の話題作を上映

小田急線喜多見駅周辺の3つの会場で7月2日から5日まで「第3回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α」(同実行委委員会主催)が開かれる。大日本帝国陸軍の闇の部分を扱った「陸軍登戸研究所」などの話題作12本の映画上映のほか映画監督や映画内容に関連する人のトークやライブが催される。

 



同映画祭映画祭は、狛江市岩戸北の事務所で地図調査などを行うM.A.P.代表で俳優の高山正樹さんが、「ゆたんざ沖縄」など沖縄に焦点をあてたドキュメンタリー映画監督の西山正啓さんと知り合ったことからがきっかけ。狛江市の同社事務所を開放して西山さんの新作の試写会をたびたび開いていたことから輪か広がり、「知らないことがいっぱい。知るためにはじめよう」と同社社員で俳優兼琉球舞踊家の宇夫方路さんらとともに実行委員会を組織し映画祭を企画し、2013年の夏に初めて開催、以来毎年開いている。
映画祭では、上映だけでなく監督や映画に関連する人のトークイベントが豊富なのが特徴。初日の夜は「映画音楽を歌うジャジィな夜」と題し、狛江市で活躍するジャズ歌手・菊池りかさんとピアニスト・小野雄司さんのライブも開かれる。また最終日には、第1回映画祭で取り上げ今回再演する「ポスターガール」は、俳優・舞山裕子さんがヒロイン役、高山委員長がその他の登場人物役の弁士として生台詞をしゃべる珍しい試みで上映する。
上映会場は、M.A.P.(狛江市岩戸北4-10-7 島田歯科2階 電話03-3489-2246)、レンタルスペース103(世田谷区喜多見8-18-16)、ザ バールブラザーズ(喜多見9-13-12 電話03-3430-5683)。ことしは戦後70年にあたり、第二次世界大戦時に偽札造りや風船爆弾、生物兵器などの製造と研究をしていた日本帝国陸軍研究所の闇の部分に迫る平洋戦争のドキュメンタリー映画「陸軍登戸研究所」、「靖国、地震、天皇」「ふたつの祖国、ひとつの愛」を取り上げた。また、世界中の人々の食を支えるため大量生産・管理される食品の生産現場を描いた「いのちの食べ方」などのほか、沖縄を題材にした映画も3本上映する。
3時間に及ぶ「陸軍登戸研究所」の上映では、川崎市多摩区にあった登戸研究所に1941年から終戦の時まで勤務していた狛江市の栗山清さんがその体験談などを話す。
映画のスケジュールと会場は 同映画祭HP(こちら>)
入場料は各回1,200円、3回券3,000円、学生券800円
問い合わせは電話03-3489-2246M.A.P.



 

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2015年6 月12日 (金曜日)

狛江市で沖縄を題材にした金城実彫刻展&大城弘明写真展 : 戦後70年を機に初のコラボ展

戦後70年を機に沖縄の歴史と現状を多くの人に知って——狛江市岩戸北4丁目の企業M.A.P.事務所で沖縄を代表する彫刻家・金城実彫刻展『生ぬるい奴は鬼でも食わない』と報道カメラマン・大城弘明展「地図にない村」の初のコラボ展が6月11日から15日まで催される。

地図調査をしている同社は、俳優でもある高山正樹社長が知り合いに声をかけ知人の映画監督の新作の上映会などを開いていたが、2013年6月に「喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α」を開催して以来、地域でさまざまな文化的なイベントを開催している。スタッフに琉球舞踊家がいることもあって、沖縄の歴史や基地に苦悩する沖縄の現在に焦点をあてたイベントも多く、2015年1月には「小さな沖縄映画祭」を開催した。
今回の彫刻展&写真展は、それに続くシリーズ。会場には沖縄靖国訴訟原告団の団長でもある金城実さんの代表作の木彫と、沖縄タイムスのカメラマン大城さんの演習場反対闘争、復帰闘争などの写真を展示のほかフォトグラファー高橋美香さんの写真で見る金城実の世界も同時開催している。
14日11時からは金城さんと劇作家ふじたあさやさんの対談、12時からは「金城実 青春と挫折 そして彫刻家になるまで」と題し、50年以上前に狛江市内にある沖縄県の学生寮「南灯寮」や市内に下宿していた経験や大阪で教師をしながら彫刻制作をはじめていたころの話をする。
このほか13日20時からは自閉症のアマチュア写真家が沖縄を旅する姿を追ったドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる〜米田祐二22歳〜」の上映・トーク、14日20時からはドキュメンタリー映画「シバサシ—安里清信の残照」を上映する。
同展の開催時間は10時から20時で、15日は17時まで。入場は映画を除き無料だが、カンパ箱を置き協力金を募集している。映画会はいずれも1,200円。
問い合わせは電話03-3489-2246M.A.P.またはメール[email protected]

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2014年10 月10日 (金曜日)

川崎市市民ミュージアムで10月12日・13日にBRA-BAアートフェスティバル

川崎市中原区の川崎市市民ミュージアムで10月12日と13日にさまざまなジャンルのアートを楽しむ「『BRA-BA!(ブラーバ)2014』」かわさきアートフェスティバル」(ブラーバ2014かわさきアートフェスティバル実行委員会主催)が催される。

このフェスティバルは、ミュージアムを拠点に川崎からアートを発信しようと2013年8月に設立した「ブラーバ」の初イベント。
ブラーバは、川崎市ゆかりのさまざまなジャンルの20代から80代の芸術家や文化人約50人で構成するクリエーターサロンで、定期的に交流会を開いている。会設立のお披露目をかね「アートを通して出会いとふれあいの機会を作ろう」とフェスティバル開催のアイデアが持ち上がり、ことし4月に会員の建築家山中新太郎さんを委員長に7人で実行委員会を立ち上げ、フェスタ開催の準備を進めてきた。

実行委によると、とかく敷居が高いと思われがちな「芸術」の垣根をとり払うため「アートとあそぼう」をテーマに、ミュージアム全体がおもちゃ箱をひっくりかえしたようにさまざまなアートと出会えるわくわくとした場になることをめざすという。
プログラムはブラーバ会員のアイデアよるものが多く、12日11時から行われるメインイベントのトークショー「今、子どもたちに伝えたいこと」は、川崎生まれの人形作家・与勇輝さんが仕事を通して知り合った同世代の女優黒柳徹子さんとの対談を提案して実現。
このほか脚本家の山田太一さん、写真家の鬼海弘雄さん、地域プロデューサー阿佐美善久さんのトーク「豊かに生きることの処方箋」(13日10時)、ミュージアムの未来像をテーマに実行委員長山中さんと建築史家の五十嵐太郎さん、建築家の西澤徹夫さんのトーク「建築レジェンドへの挑戦」(13日12時)のほか、ピアニストの小原孝さんと俳優の長谷川初範さん、落語家の桂米多朗さんが出演する「フィナーレコンサート」(13日15時30分)など、ユニークな顔合わせによる催しも多い。
ブラーバではまた、若い作家を育てることも活動のひとつにしており、若手写真家が撮影した作品をアートプロデューサーに見せる「ポートフォリオレビュー」を開き、プロデューのきっかけとなる機会もつくる。
このほか、東日本大震災の被災地・福島県桑折町のモモ生産農家を舞台とした話題映画作「物置のピアノ」の上映会(12日13時30分、13日14時30分)もある。12日の上映後には企画制作の武重邦夫さんと似内千晶監督らスタッフとキャストのトークショーも行われる。
両日とも、落語講座、切り絵などのワークショップや自分で撮影した写真データを持ち込む「撮って、プリント、展示してみよう」などの参加型のイベントもある。会場では、若手からベテランのアーティスト約30人が館内のあらゆる場所で絵画や写真、彫刻、現代美術などを展示したりダンスパフォーマンスも行われる。
実行委では「料理もアート」と位置づけ、市内のフレンチ、イタリアン、アジアンなど人気店によるフードマルシェと美術書・写真集などのアートブックマルシェが中庭で催され「芸術と食欲の秋」が満喫できる。
参加は、映画と一部のワークショップなどを除き無料。
問い合せは電話044(754)4500川崎市民ミュージアム。イベントの開催時間などの詳細は川崎市市民ミュージアムのHP(こちら>)へ。


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2014年8 月15日 (金曜日)

川崎市麻生区の麻生小学校で8月23日に野外上映会 : トーベ・ヤンソン生誕100年にちなみ『ムーミン谷の彗星』

夏休みに親子で映画を楽しんでと、8月23日の夕方から川崎市麻生区の小田急線新百合ヶ丘駅近くの麻生小学校校庭で恒例の「なつやすみ野外上映会」が開かれる。今回はトーベ・ヤンソン生誕100周年にちなみ『ムーミン谷の彗星』を上映、屋台も出店する。

 

野外映画は、10月25日〜11月3日に開催する「第20回KAWASAKIしんゆり映画祭2014」に先がけ催されるもの。NPO法人KAWASAKIアーツと麻生区が主催、川崎市、川崎市アートセンター、川崎市教育委員会、日本映画大学、川崎市新都心街づくり財団が共催する。
『ムーミン谷の彗星』(1992年作、72分)は、トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン原作、宮崎晃脚本、齋藤寛監督によるテレビアニメ「楽しいムーミン一家」のスタッフが手がけた劇場版でおとなから子どもまで楽しめる内容。
ムーミン谷に引っ越してきたばかりムーミン一家。哲学者のジャコウネズミが「まっ黒な雲が谷を覆い、黒い雨を降らせ、世界は滅びる…」との予言を聞き、恐怖のおびえながらも原因を突き止めるためにムーミン、ミイ、スナフと孤独を愛する旅人スナフキンが力を合わせ天文台に向かうと、あと3日に彗星がムーミン谷にぶつかることを知ると冒険ストリー。

会場は17時に屋台がオープン、19時に上映が始まる。
入場は無料で、雨天の場合は同小体育館(定員500人、屋台は規模縮小)、荒天は中止。問い合わせは電話044(953)7652NP0法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局またはHP(こちら>)。

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2014年5 月27日 (火曜日)

狛江市の事務所で5月26日から6月9日まで「喜多見と狛江の映画祭」 : 内外のドキュメンタリー映画など29本を上映

140526eigasai 01狛江市内の地図製作会社M.A.P.事務所(岩戸北4-10-7 島田歯科2階)で「第2回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α」(同実行委委員会主催)が5月26日から始まり、6月9日までの期間中に東日本大震災、原発、沖縄のほかパレスチナ問題などを扱ったドキュメンタリー映画を中心に29本の映画上映と映画監督のトーク、コンサートなどが多彩な催しが行われる。

写真=映画祭の宣伝イベントで狛江駅前を歩くちんどん屋さん(5月26日)

映画祭は、M.A.P.代表で俳優の高山正樹さんが、4年前から同社の事務所を開放し沖縄の現状についてドキュメンタリー映画を製作している知人の西山正啓さんの新作試写会をたびたび開いていたことがきっかけで、昨年初めて催された。期間中、のべ500人以上の観客が訪れ、日本について考えるきっかけとなったなど好評を集めことしも催すことになった。
初日の26日には、映画祭の宣伝にちんどん屋さんが
小田急線の喜多見駅前と狛江駅前を練り歩き、道行く人の注目を集めていた。

スケジュールは
○5月28日19時オープニング企画 映画「3.11日常」+わたなべりんたろう監督トーク

○5月29日11時映画「んで、全部、海さ流した」、14時映画「Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶」+マープ フラグループの皆さんによるフラダンス、17時山猫合奏団コンサート「走れメロス」、19時さこ大介ライブ+ZENZAバンド
○5月30日10時映画「非行少年」、13時映画「標的の村」+Milk kyatライブ、16時映画「カメジロー・沖縄の青春」+Milk kyatライブ、19時ユニット8%リーディング「カクテルパーティ」
○5月31日10時30分映画「イヨマンテ〜熊送り〜」、13時映画「アイヌの結婚式」+ヤイレンカの皆さんによるアイヌの踊り、映画「いのちが生まれる聖地」+Milk kyatライブ、19時映画「イザイホウ」Milk kyatライブ
○6月1日10時30分映画「3.11日常」+わたなべりんたろう監督トーク、13時「Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶」、16時映画「ゆきゆきて、神軍」+映画プロデューサー安岡卓治さんのトーク、19時映画「非行少年」
○6月2日10時30分映画「飯館村の母ちゃんたち」+古居みずえ監督トーク、13時映画「ぼくたちは見た」+古居みずえ監督トーク、16時映画「自由と壁とヒップホップ」ダンサー・居酒屋酔うへい店主池田洋平さんがゲスト参加、19時映画「ゆきゆきて、神軍」
○6月3日10時30分映画「あしたが消える」+千葉茂樹監督、13時映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」+島田恵監督トーク、16時映画「自由と壁とヒップホップ」ダンサー・居酒屋酔うへい店主池田洋平さんがゲスト参加、19時映画「ナイン トゥ ファイブ」+映画「車椅子のジョディ」
○6月4日10時30分映画「ぼくたちは見た」、13時映画「ふじ学徒隊」、16時映画「命どぅ宝の島から」、19時映画「アメリカ帰還兵 イラクに誓う」+映画「反戦イラク帰還兵 普天間に呼びかける」+木村修監督トーク
○6月5日10時30分映画「叙葆光が見た琉球」+琉球舞踊ショー、13時30分映画「アメリカ帰還兵 イラクに誓う」+映画「反戦イラク帰還兵 普天間に呼びかける」+木村修監督トーク、16時映画「飯館村の母ちゃんたち」+映画「福島原発事故と甲状腺がん」、19時映画「んで、全部海さ流した」+中川五郎ライブ
○6月6日10時30分映画「シバサシ〜安里清信の残照〜」、13時映画「叙葆光が見た琉球」+琉球舞踊体験、16時映画「標的の村」、19時映画「獅子たちの抵抗」+西山正啓監督トーク
○6月7日10時30分「のさり〜杉本栄子の遺言〜」西山正啓監督トーク、13時長野たかしライブ、15時人形劇(特別企画・投げ銭)、16時映画「イザイホウ」、19時映画「イヨマンテ〜熊送り〜」
○6月8日10時30分「ふじ学徒隊」、13時映画「脱原発 いのちの闘争」+西山正啓監督トーク、16時映画「アイヌの結婚式」、18時30分「聖ミカエラ学園漂流記」+月蝕歌劇団を主宰する高取英氏のトーク
○6月9日10時映画「いのちが生まれる聖地」、13時映画「あしたが消える」、16時映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」
入場料は各回1,200円、3回券3,000円、12回券10,000円(知人との共有可)。学生は各回800円。定員は各回30人で、満員の場合は入場を断る場合もある。
問い合わせは電03-3489-2246M.A.P.
ホームページはこちら>

 

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2013年11 月13日 (水曜日)

川崎市文化賞などにプロ野球選手井端弘和さん、東京交響楽団など6氏2団体 : 11月7日に中原区で贈呈式

131107bunkasyo 01川崎市の第42回文化賞・社会功労賞などに、公益法人東京交響楽団、元・川崎ゴミを考える市民連絡会代表の飯田和子さん、プロ野球選手井端弘和さんら6氏2団体が選ばれ、11月7日に中原区の川崎市国際交流センターホールで催された贈呈式で、阿部孝夫川崎市長が各受賞者に賞状と記念品などを手渡した。

写真=文化賞などの受賞者(川崎市提供)

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井端弘和選手(右)に記念品を手渡す阿部孝夫川崎市長

受賞者は、文化賞に公益財団法人東京交響楽団(東京都新宿区)、社会功労賞に川崎医師会会長・高橋章さん(68歳・川崎市高津区)、川崎市技能職団体連絡協議会会長・都倉正明さん(85歳・宮前区)、元川崎・ごみを考える市民連絡会・飯田和子さん(74歳・麻生区)スポーツ賞にプロ野球選手・井端弘和さん(38歳・名古屋市)、柿生青少年柔道会(麻生区)、アゼリア輝(かがやき)賞に映画監督・内田けんじさん(41歳・非公開)、ミュージカル女優・昆夏美さん(22歳・東京都)。

 

 

受賞理由(敬称略)

文化賞
☆公益財団法人東京交響楽団=こうえきざいだんほうじんとうきょうこうきょうがくだん(芸術)
〜フランチャイズオーケストラとして「音楽のまち・かわさき」に貢献〜
1946年に創設以来高い演奏技術に定評があり多数の音楽賞を受賞する日本を代表するオーケストラのひとつ。2002年に川崎市とフランチャイズ提携し、2004年にミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に
川崎定期演奏会など多くの公演を行うほか、ミューザ以外でも巡回公演や区役所、福祉施設など市内各所で演奏活動を行っている。2011年3月の東日本大震災で活動拠点のミューザのつり天井が壊れて休館の間も川崎市に協力して演奏活動を行い「音楽のまち・かわさき」に貢献した。

社会功労賞
☆高橋章=たかはし・あきら(保健衛生)
〜地域医療や医療行政に尽力〜
1982年にクリニックを開業以来、外科医・小児外科医として地域医療に尽力。川崎市医師会において健康スポーツ医の普及や市民向け公開講座など市民目線にたった啓発活動に取り組んできた。このほか、川崎市介護認定審査会委員など多数の行政関係委員を歴任、2009年には川崎市医師会会長に就任し医療行政に貢献している。

☆都倉正明=とくら・まさあき(産業・経済)
〜花き業界の発展や更新の育成に尽力〜
98世界ラン展のフラワーデザイン部門最優秀賞を受賞するなど卓越した技術を持ち、1998年に「かわさきマイスター」に認定、2001年には厚生大臣表彰の「現代の名工」に選ばれた。その技術を生かし、フラワーアレンジメントの普及に尽力し、花き業界の発展に貢献、また神花今日フラワーカレッジ訓練校を設立、初代校長として訓練生の指導育成に努めたほか、2012年に川崎市技能職種団体連絡協議会会長に就任、川崎市における技能・技術の奨励や技能職者後継者の育成に尽力している。

☆飯田和子=いいだ・かずこ(地域振興)
〜3R(廃棄物の発生抑制・再利用・再資源化)活動推進の先駆的活動〜
1993年に川崎・ごみを考える市民連絡会代表となり2012年の同会解散までごみ減量やリサイクルの普及啓発活動を先駆的に努めてきた。また、自然エネルギーの普及活動にも尽力、かわさき市民共同おひさまプロジェクト、麻生区クールアース推進活動で地道な活動を続けている。ごみ連として「川崎発ごみを出さない燃やさない市民プラン」を策定、市民自身が動き出すことによって行政や社会を動きを作り出し、市民活動の先駆者として評価も高く、地域社会の発展、交流、連携の促進に大きく寄与している。

スポーツ賞
☆井端弘和=いばた・ひろかず(スポーツ実践)
〜WBCで大活躍・教育活動にも貢献〜
中日ドラゴンズの選手(9月17日の受賞発表当時)として8度のオールスター出場、5度のベストナイン選出など輝かしい成績を残している。多くの世界大会に出場、2013年のワールドベースボールクラシックでは決勝進出の立役者となった。また、母校の川崎市立川中島小学校で2004年から行われている井端祭に参加して子どもたちと交流、2006年から毎年市内と近隣市町村の小学生を対象としたトーナメント方式の「井端弘和学童野球体大会」(2013年は114チームが参加)を開催するなど教育活動にも貢献している。

☆柿生青少年柔道会=かきおせいしょうねんじゅうどうかい(スポーツ振興)
〜青少年の健全育成や柔道の普及に貢献〜
青少年の健全育成や地域社会への奉仕活動を目的に1968年に発足、柔道を通じて体力・精神力・技術力などを鍛錬するとともに多摩川河川敷や町内会など地域の美化活動にも積極的に参加して地域活動に貢献している。
こうした活動が認められ、2002年に日本体育協会から日本スポーツ少年団表彰を受けたのをはじめとして柔道界以外からも高い評価を受け、地域社会の活性化にも大きな貢献をしている。

アゼリア輝賞
☆内田けんじ=うちだ・けんじ(文化芸術)
〜監督作品がすべて高評価、新進気鋭の映画監督〜
川崎市出身の映画監督、脚本家で、2005年「運命じゃない人」がカンヌ国際映画祭批評家週間で4賞受賞、国内でも毎日映画コンクールなど主要な映画祭の脚本賞を受賞。
川崎市本庁舎がロケ地として登場した「アフタースクール」((2008年公開)は、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した。「鍵泥棒のメソッド」(2012年公開)は2013年に本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞するなど、今後、最も活躍する映画監督のひとりとして期待される。

☆昆夏美=こん・なつみ(文化芸術)
〜ミュージカル界新世代の歌姫〜
幼少師より舞台などで活躍し、現在、洗足学園音楽大学4年生。2011年にミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のオーディションでジュリエット役を射止めた。その後、東宝ミュージカル「ハムレット」のオフォーリア役などメジャー作品への出演を重ねキャリアを重ねる。2013年医は歌手デビューも果たすなどミュージカル会の新世代歌姫としての活躍が期待される。

2013-11-13 in 02)イベント・催事, 03)健康・福祉 ・医療, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ, 映画, 音楽 | Permalink | コメント (0)