2011年12 月 9日 (金曜日)

「等々力は涙雨」川崎フロンターレがジュニーニョ選手の送別会:「さよなら川崎の太陽」3296人が別れ惜しむ

111206jyunisoubetukai109年間ありがとう——今シーズン限りで川崎フロンターレを退団するブラジル人FWジュニーニョ選手(34)の送別会が、12月6日夜に等々力競技場で催され、雨の降る中3286人のサポーターが、「川崎の太陽」と呼ばれ、チーム上昇の牽引役となった同選手との別れを惜しんだ。

写真=言葉を詰まらせ挨拶するジュニーニョ

111206jyunisoubetukai02ジュニーニョ選手は、J2時代の2003年にブラジルの名門パルメイラスから期限付きで移籍、正式に移籍した2004年にはJ1昇格の立役者として活躍し、39ゴールを挙げてJ2得点王となった。2005年からは、抜群のスピードでゴールを量産し、2007年には22ゴールを決めて得点王に輝いた。JIの7年間で歴代5位の110ゴール(207試合出場)を挙げ、チームはこの間、ジュニーニョの活躍により、J1屈指の攻撃力で優勝争いにからむまでに成長した。
先行された試合を、終了間際やロスタイムに勝利や引き分けに持ち込む「等々力劇場」と呼ばれる劇的な展開の立役者としての活躍も多く、サポーターから熱く支持された。

111206jyunisoubetukai01フロンターレではここ数年、シーズン終了後にサポーターが中心となって退団する選手や監督らの送別会を競技場の周辺で催しているが、ジュニーニョの送別会は、初めてチームと川崎フロンターレ後援会が主催、会場も競技場を借りるなど、異例の扱いとなった。
この日は、雨まじりの寒い日で夕方からは雨足が強まるあいにくの天候で、入場数が心配されたが、開門の18時過ぎにはチームカラーのポンチョやジュニーニョの背番号10が入ったレプリカユニフォーム、タオルマフラーを身につけた家族連れが次々と来場、主催者をホッとさせた。会場では、特製グッズの販売も行われて完売、ジュニーニョに贈るフラッグにメッセージを書き込むコーナーでは次々とサポーターが訪れていた(写真右上)。
111206jyunisoubetukai09ピッチで19時から行われたセレモニー(写真左上)には阿部孝夫市長が出席、「J2の川崎フロンターレを昇格させ強いチームにした最大の功労者」と感謝状と銀杯を贈呈(写真左中)した。その後、オーロラビジョンで歴代の監督からのメッセージが映し出され、歴代監督の石崎信弘さんが「1年目にもっとゴールを量産したら翌年昇格していた」、関塚隆さんからは「ピッチ外ではいろいろあったが、彼がいて日本人の選手が伸びた」、入団時からつきあってきた高畠勉さんが「トレーニングの鬼ごっこで(他の選手との)スピードの違いを感じ、FWにコンバートした」などのエピソードが披露された。また、入団当時からチームメイトの中村憲剛選手からは「ジュニがいたおかげで自分も成長し代表になれた」などのメッセージが贈られると、緊張気味だったジュニーニョ選手の顔から笑顔がこぼれた。
111206jyunisoubetukai04ジュニーニョ選手とのふれあいタイムでは、トラックに並んだ来場者1人1人と握手(写真右中)して別れを惜しんでいた。当初1時間の予定だったふれあいタイムは、仕事を終えてかけつけたサポーターなどでピッチの半周近くまで伸びるほどの長い列となり、全員と握手するため時間を30分余り延長した。
111206jyunisoubetukai05フィナーレでは、通訳の中山和也さんをキーパーにして「1人ドリブルシュート」を実施(写真左下)、ゴールを見事に決め、両腕を広げて上げるなじみのポーズでスタンドにかけ寄り、ピッチに飛び出したサポーターが胴上げ(写真右下)をした。
111206jyunisoubetukai06最後にジュニーニョ選手が「9年間、ここで過ごせたことは幸せ。みなさんのやさしさと愛は忘れない。この先はまだ決まっていないが、選手としてプレーを続け、いつかここに監督として戻ってきたい」とこみ上げてくる気持ちを抑えて、言葉に詰まりながらあいさつした。
チーム創設の1997年から応援し、娘が「ふろん太」の名づけ親のひとりだという中原区の村瀬世津子さんは「来日が遅れたりしてハラハラさせられたが、ここぞという時にゴールを決めてくれたところが好きでした。さみしくなります」と話していた。

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写真(左から)=息子から花束をもらい笑顔のジュニーニョ、サポーターから贈呈されたフラッグを掲げる、競技場に並ぶサポーター



 

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2011年11 月30日 (水曜日)

藤子・F・不二雄ミュージアムがクリスマスカラーに:イルミネーションやクリスマスバージョンのカラー原画展示など

111130fujikomuseum 3ことし9月3日に川崎市多摩区長尾2丁目にオープンした「藤子・F・不二雄ミュージアム」(伊藤善章館長)が、「はじめてのクリスマス」をテーマに、11月30日から12月26日までクリスマスにちなんだ展示や装飾に衣替え、ドラえもんたちとのクリスマス気分を楽しんでと来場を呼びかけている。また、12月1日が藤子・F・不二雄さんの誕生日にあたるため、同日から屋上にある「はらっぱ」でイルミネーションを入館者のカウントダウンで16時45分から点灯するほか、藤子・F・不二雄さんの似顔絵を描いたカフェラテ(写真左下・550円)をミュージアムカフェで1日だけの限定販売を行う。


写真右上・左上=「はらっぱ」のイルミネーション (c)Fujiko-Pro

111130fujikomuseum 1館内では、展示室にクリスマスバージョンのカラー原画6点(写真右下)を展示するほか、2階の「みんなのひろば」では大窓ガラスに雪の結晶に加え、ドラえもんの顔の形の雪を貼るほか、プリントシール機にもクリスマスバージョン10種類が登場する。
屋上の「はらっぱ」では、高さ約7.6mのヤマモモの木のツリーと直径20mの芝生がLED電球13000個を使ったイルミネーションで彩られる。期間は12月1日から2012年1月30日までで、時間は夕方から18時まで。
111130fujikomuseum 4ミュージアムカフェでは、カフェラテのほか、12月2日が誕生日のドラミちゃんのメロンパン(300円)を同日から販売する。また、ジャイアンシチュー、スネちゃまシチューなどの新メニューを12月中旬から販売する。
111130fujikomuseum 2ミュージアムショップでも、クリスマス柄のマグカップ、プレート、クリアファイルなどの新商品約10の販売を行う。
ミュージアムは完全予約制で、1日4回に分け1回最大500人が入場できる。
開館時間は10時〜18時。入館料はおとな1,000円、中高生700円、4歳以上の幼児500円、3歳以下無料。
入館時間は10時、12時、14時、16時(指定時間の30分以内に入館)。
定休日は火曜日と年末年始。
チケットの発売は、入館前月の30日に全国のローソン各店で。
入館は川崎市民優先別枠があり、チケット発売日なども異なる。
問い合わせは電話0570-055-245(9時30分~18時)またはHP(こちら>)。

関連記事:藤子・F・不二雄ミュージアムが9月3日オープン:原画などで業績紹介、遊び心いっぱいの館内

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2011年7 月 7日 (木曜日)

藤子・F・不二雄ミュージアム玄関口の宿河原駅に「ドラえもんローソン」 : 天井や壁にキャラクター、遠方からの客も続々

110626doraemonlawson5 川崎市多摩区長尾に開設準備中の川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムがに9月3日にオープンするのに先立ち、JR南武線宿河原駅前に外装や店内の壁・天井に藤子・F・不二雄さんの作品のキャラクターが描かれた「ドラえもんローソン」がお目見えし、人気を呼んでいる。

110626doraemonlawson2 この店は、5月19日にオープンした「ローソン宿河原駅前店」。ローソンは、同ミュージアムの入場券をローソン店内にあるチケット販売端末Loppiで7月30日から単独で取り扱うことにちなみ、同ミュージアムとの記念コラボレーションとして、最寄り駅の同駅前に全国唯一の店として開業した。
店内には、天井は空を思わせる雲とキャラクター、壁や床、商品の棚にもキャラクターが飾られ、
同ミュージアムへのアプローチには絶好の楽しい店だ。パーマンなどのマンガや菓子、文具などキャラクターグッズコーナーが3カ所設けられ、常時100点以上の関連商品を販売している。
同店は、以前はam/pm系列のフランチャイズ店だった。オーナーの三留義雄さんによると、系列会社がコンビニから撤退して別のコンビニ系列会社に移行する話が浮上したため、店舗の新たな展開を考えている最中に、ローソン側から提示された企画に共鳴、ローソンとして衣替えすることになった。
店には、近所に住む人や通学・通勤で常時駅を利用する人だけでなく、遠方から訪れる人もおり、携帯電話などで写真撮影する人も多いという。三留さんは「たくさんのお客様に来ていただき感謝しています。間もなくオープンするミュージアムが、駅前商店街の活性化につながれば、なおうれしい」と反響の大きさを喜んでいる。

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2010年7 月18日 (日曜日)

狛江市で77艇の手作りいかだがレース:龍馬も「黒船で多摩川を下ったぜよ」

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 狛江市で7月18日、「狛江古代カップ第20回多摩川いかだレース大会」(同実行委員会主催)が催され、デザインやアイデアをこらした手作りいかだ77艇が川を下った。このいかだレースはことしで20回目を迎え、狛江市制40周年と合わせた記念イベントも行われた。いかだの中には、人気のテレビドラマにちなんで坂本龍馬も黒船に乗って搭乗したほか、昨年に続いてオリンピック金メダリスト荻原健司さん、タレントのダニエル・カールさんに加え、矢野裕・狛江市長も初めていかだに乗り、見物の市民から盛んな声援を受けていた。

写真=最優秀賞の「狛江六小イカダファイターズ」の黒船

100718ikada 06  レースは西河原公園近くの通称五本松から二ヶ領用水宿河原堰まで約1.3kmを自作のいかだで下り、所要時間を競うタイム部門と、いかだのデザインや出来を競う企画部門で行われる。
前日の梅雨明けに合わせたかのように青空が広がり、強い夏の日差しが照りつける絶好のいかだ日和。しかし、多摩川は連日の雨で水かさが増し、流れもかなり速く、スタート地点で転覆するいかだが多く見られた。
100718ikada 02  レースは午前10時から一度に6〜7艇がグループとなってスタートする方式で行われたが、例年より水量が多く速い流れで川に張ったロープのスタート位置につくまでに時間がかかるため、スタート地点につけずにスタートしてもその分の所要時間を修正する方式がとられた。また、スタート地点のロープが切れるハプニングもあったが、消防署のボートが協力してロープをつないだため、ほぼ予定通りの時間でレースを続行できた。
企画部門に参加したいかだのなかには機関車や消防車、バドミントンのラケットをデザインしたものに加え、絵手紙発祥の地・狛江にちなんで川を下りながら絵手紙を描くパフォーマンスを披露したり、人気のテレビドラマにちなんでゲゲゲの鬼太郎のふん装なども登場、見物の市民を喜ばせた。
昨年から1時間の制限時間が設けられ、欠場した1艇を除き77艇が完走したが、1艇がタイムオーバーで記録が残らなかった。
100718ikada 04  初めていかだに乗った矢野市長は「例年は審査員の立場だが、川からの眺めが想像以上に気持ちよく、毎年参加する人や支えてきた人の気持ちがよくわかりました。あしたの筋肉痛がどの程度か心配だけど、来年以降もチャレンジしたい」と満足そうに話していた。
9連覇を達成したチーム・ラフティーは「ことしは練習中にいかだが壊れて2週間練習ができなかったが、チームワークで乗り越えて優勝できた。次はV10を達成したい」と早くも来年に意欲を燃やしていた。
企画賞の「狛江六小いかだファイターズ」は子どものアイデアを生かして6月から同小の父親らが毎週日曜日に製作した力作。乗船者だけでなく製作した人も舞台に上がって喜んでいた。
100718ikada 05  表彰式終了後には、関連事業として市制40周年といかだレース20回を記念した「屋形船コンサート」がゴール地点下流で行われた。狛江高校箏曲(そうきょく)部で箏(こと)を指導する渡辺正子さんと同部OB4人が和服姿でが水上に浮かべた屋形船の上で「コンドルは飛んでいく」などのなじみの曲や「アクアブルーの風」などを演奏、川面をわたる風に乗った涼しげな調べに、100人ほどの聴衆はうっとりと聴き入ってた。
 
●チーム・ラフティーが9連覇
レースは、各部門とも水量が豊富で流れが速かったため、タイムは昨年より早かった。優勝候補のチーム・ラフティーは、スタート直後にコース取りで他のいかだと接触、1回転して最下位に落ちたが、コースの水の流れを熟知している経験をうまく生かして先行するするいかだを次々と追い抜いて、2位に1分14秒差をつけて9連覇を達成した。
 
主なレースの結果は次の通り。レース部門■《一般の部》優勝=チーム・ラフティー(1045秒)、準優勝=カンティプール(1159秒)、3位=奥多摩カヌークラブ(1217秒)、4位=鶴見川育成会(1219秒)、5位=チビチビカンティプール(1223秒)《学生の部》優勝=チビチビカンティプール(1223秒)、準優勝=ボーイスカウト狛江第1団ボーイ隊(1729秒)《レディース・ジュニアの部》優勝=プリプリカンティプール(1508秒)、準優勝=稲六ボーイズ(1626秒)、3位=フレンズレディー(1627秒)
企画部門■最優秀賞=狛江六小いかだファイターズB、優秀賞=駄倉町会青年部、企画賞=狛江RESCUE FIRE、狛江市商工会、多摩源流1号 飛田給小学校バドミントン同好会、太陽の西■審査員特別賞 =かわぐち遊川の会、美しい多摩川フォーラム、調布警察署■稲田多摩川観光協会賞=西生田中おやじ&ボーイズ

写真(上から)=多摩水道橋からのぞむレースの様子(撮影 : 清水 隆)、五本松付近を下るいかだと観客、ゴールに手を挙げて喜ぶ「美しい多摩川フォーラム号」の荻原健司さんとダニエル・カールさん(撮影:丸山幸一)、屋形船コンサートで箏を演奏する出演者

2010-07-18 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, テレビ | Permalink | コメント (0)