2010年2 月 9日 (火曜日)

川崎フロンターレが川崎大師に必勝祈願:高畠監督や選手が初タイトル祈る

100204fronkigan02  川崎フロンターレが2月4日、川崎市川崎区の川崎大師で恒例の必勝祈願を行い、悲願の初タイトル獲得と今シーズンの安全を祈った。

写真(上から)=護摩法要に参列、本尊に手を合わせる選手ら、柿生中央商店会であいさつする寺田選手

100204fronkigan03  同クラブでは、毎年チーム始動の1月に必勝祈願を行っていたが、ことしは宮崎での一次キャンプから戻った立春にあたるこの日となった。
参加したのはオフィシャルスーツに身を包んだ高畠勉監督と22人の選手、武田信平社長など総勢40人。日本代表に選ばれた稲本潤一、中村憲剛、川島永嗣に加え鄭大世、負傷しているジュニーニョ、ヴィトール・ジュニオールの6選手は欠席した。
一行は平間寺大本堂で執事の井宏樹導師らが営む大護摩法要に続いて、一人ひとり本尊の前で神妙な面持ちで手を合わせた。
法要後、井手導師が「昨年はナビスコ・リーグ戦で準優勝し、川崎市民は楽しい夢をいただき感謝しています。準優勝で悔しい思いをした選手もいるとは思いますが、それをバネにがんばって精進し、良い試合をして優勝を勝ち取ってください」と激励した。また、J2時代からフロンターレを応援し、毎年必勝祈願に同席している大師駅前商栄会会長の石渡孝明さんからダルマが武田社長に手渡された。
選手らは参拝後、約300人のサポーターらに見守られながら記念撮影、「ことしこそがんばってタイトルを」とサポーターからは熱い声援がとんでいた。
 100204fronsyouten02選手らはその後、15グループに分かれて市内各所へあいさつまわり。これまでは時間の関係で南部・中部が中心だったが、今回はエリアを広げ多摩区と麻生区の北部も初めて訪問した。

練習場の玄関口にあたる柿生駅前商店街を訪れた寺田周平選手は「車でときどき通るのでよく知っているつもりでしたが、歩いてみると知らない店が何軒もあり新鮮な気持ち」と話し、立ち寄った居酒屋でビールを勧められたが「きょうは車なのでまた」と固持、「ことしも応援をよろしく」と笑顔でこたえていた。

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2010年1 月31日 (日曜日)

川崎市麻生区の麻生不動でだるま市 : 6万人の人出でにぎわう

100128daruma01 川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、恒例のだるま市が開かれ、約6万人(主催者発表)の人出でにぎわった。周辺の参道はだるまをはじめ、植木や食べ物など約400店の露店が並び、ピーク時にはラッシュアワー並みの混雑で、にぎやかな売り声が響いていた。

写真(上から)=だるまの販売、のぼり旗が立ち、にぎわう境内、本堂でお札を求める人々(以上、1月28日 : 角田珠子撮影)

境内でのだるまのお炊き上げ、納められただるま、読経する森住職、だるまを運ぶ子どもたち(以上、1月29日 : 山部 恵)

100128daruma04 この日は朝から厚い雲に覆われ一時通り雨もあったが、客足は耐えることなく続き、境内は午前11時過ぎにはだるまやお札を求める人で100128daruma03ぎっしり。だるまの売れ行きもまずまずで、客寄せの大きな声で活気にあふれていた。

本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、御詠歌も行われ、普段静かな周辺は終日にぎわいを見せていた。

100129takiage04 境内では翌29日、役目を終えて納められただるまのお炊き上げが行われた。不動院を管理する王禅寺の森雄幸住職が午前9時過ぎにだるまにお経を上げて供養、地元の下麻生に住む人たちなどで構成するだるま販売の「王鶴(おうかく)組合」の人や近くの小学生らがだるまを次々と運び、炊きあげた。

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2010年1 月26日 (火曜日)

川崎市麻生区の麻生不動院で1月28日にだるま市

川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、恒例のだるま市が開かれる。
旧暦で関東地方で最後に開かれることから「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。

麻生不動院は、もともと火伏せの神様としての信仰があつく、神棚や火を使う台所に張るお守りなどを売る。また境内や参道では午前8時ごろから午後5時ごろまで地元の「王鶴組合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまや植木などのほか乾物、焼きそば、お好み焼きなどの食べ物の店がずらりと並ぶ。
当日は最寄りの小田急線柿生駅などから臨時バスも増発される。

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2010年1 月20日 (水曜日)

川崎市麻生区の金程と早野でどんど焼き

100117hayanodondo09 川崎市麻生区金程と早野で1月17日、小正月の伝統行事どんど焼きが行われ、会場を訪れた市民らは燃え上がる炎を囲んでことし1年の無病息災を祈った。

写真=(上から)早野のどんど焼き(3点、撮影: 市民記者 角田珠子)、2つの煙が上がる金程のどんど焼き(2点、撮影 : 市民記者 森正昭)

金程地区は、金程小学校の校庭に向原、金程、金程富士見の3町会と同小児童有志が1週間前に作った2つのやぐらに午前8時に点火、炎が上がると大きな喚声があがった。
早野地区では、子ノ神社付近の田んぼで町会や子ども会などが午後2時から実施。集まった多くの見物客は、火の勢いが収まると竹に刺したダンゴを焼き、1年に幸せを願いながら家族らと分け合って食べていた。
会場では、家から正月飾りや書き初め、神社のお札、ダルマなどを持参して焼いてもらう人の姿が多く見られた。

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2010年1 月18日 (月曜日)

川崎市麻生区で地場産の食材で七草かゆ : 700人が伝統行事味わう

100107kayutaka01 お正月の伝統行事を味わってと、川崎市麻生区役所前広場で1月7日午前11時から、七草粥(かゆ)を食べる催しが行われた。麻生区文化協会と麻生区役所の共催で、今年で7年目。お天気にも恵まれ、開始時刻には400人以上が行列を作り、700人を超える市民が「古風七草粥」を楽しんだ。

写真=粥をよそう文化協会会員、粥、粥を受け取る市民、書のパフォーマンス、市民館前のステージで童謡演奏、新春コンサートで歌うスクールコーラスちよがおか(1月7日、撮影 : 高山和美)

100107kayutaka02 セリ、ナズナなどの七草は、同協会の有志会員が5日に同区古沢地区の麻生区親子体験農業の田んぼ周辺に自生していたものを採取。ダイコン10本、カブ10束などの材料は、麻生市民館の調理室で前日にゆでて準備、7日の午前9時ごろからお粥を炊き始めた。使用されたお米やモチ焼きの木炭もすべて麻生区内で生産されたもの。100107kayutaka03_2 市政だよりを見て参加した百合ヶ丘の田中元介さんは「生まれて初めて七草粥を食べました」と初めて味わう七草粥に笑顔。麻生図書館に来て、たまたまこの催しを知ったという子連れの女性もベンチに座って親子でお粥で体を暖めた。主催者は、今回、環境に配慮して初めて繰り返し使用できるリユース食器を利用した。
100107kayutaka05 広場に作られたステージでは、麻生文化協会の「童謡の会」の合唱や「白山神社お囃子連」の踊りや演奏なども披露された。また席書のパフォーマンスも行われ、大きな和紙に書道家笠原秋水さんが「虎吠える」、門下生の雨宮優夏さん(南百合ヶ丘小100107kayutaka08 5年)が「夢」と書き、お正月の雰囲気を盛り上げていた。
その他、剣玉、独楽、はねつき、すごろくなど昔のお正月遊び体験コーナーもあり、小さな子ども達が昔懐かしい遊びを体験した。会場内は書家の笠原恒子さんの美しい文字が催しに文化の香りを添えていた。
100107kayutaka09 午後1時からは、麻生市民館大ホールで「あさお芸術のまちコンサート~新春コンサート」があり、麻生区内外で活動するプロの演奏家たちが無料で美しい演奏と歌声を聞かせてくれた。

(市民記者  高山和美)

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川崎市の麻生観光協会が初の観光写真コンクール :1月29日まで力作募集

川崎市麻生区の麻生観光協会(小島和也会長)が、観光地としての麻生の魅力を掘り起こし、多くの人の関心を高めようと初の「観光写真コンクール」を開催、1月29日まで作品を募集している。

同区は、豊かな自然に恵まれ、サクラやアジサイなど花の名所や由緒ある史跡のほか、どんど焼きなどの伝統行事がいまも伝えられている。また、調和の取れた近代的な街並みが整備され、イルミネーションや区民まつり、映画祭など新しいイベントも行われている。
募集するのは、自然や神社仏閣などの史跡、伝統行事やイベント、新しい街並みや施設などの景観、自然と人工的景観が調和したものなど、麻生区の魅力を紹介した作品。作品の撮影場所は麻生区内に限られるが、応募はだれでも可能。
同区と連携を結ぶ和光大学表現学部総合文化学科長の小関和弘さん、同区在住の写真家かとうまさゆきさんら6人の審査員が2月中旬に審査を行う。選ばれた作品は3月後半に麻生区役所ロビーで展示するほか、同協会のイベントなどでも使用される予定だ。
応募の条件は、フィルムカメラ、デジタルカメラのいずれも可能。サイズは四つ切り(ワイド四つ、A4判も可能)で印画紙または写真用紙でプリントしたもの。デジタル合成作品は不可。2006年4月以降に撮影した未発表のカラー写真で、ひとり5点まで(組写真は不可)。応募作品は返却しない。人物が写っている場合は、その人物に応募の了解を得る。応募作品は、主催者が行う観光PRなどの事業に無条件で使用する。
表彰は最優秀賞1点、優秀賞5点、入賞10点の予定で、シグマの最新式交換レンズ(最優秀賞のみ)などの賞品と賞状が授与される。
応募方法は、作品の裏面にコンクールのチラシまたは麻生区のHPからダウンロード(こちら>)した応募票に、題名、撮影場所、撮影年月日、氏名(ふりがな、作品発表時のペンネーム使用は可、その旨とペンネームを付記)、年齢(学生の場合は学年も記入)、職業(学校名)、電話番号を明記。1月29日までに麻生区役所地域振興課内麻生観光協会(〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1)に郵送または持参する。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課内麻生観光協会。

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2010年1 月17日 (日曜日)

川崎市麻生区片平に川崎フロンターレの選手寮 : 武田社長らが安全祈願祭

100117fronryo01 川崎フロンターレの独身選手寮が川崎市麻生区片平の練習場「麻生グラウンド」近くに建設されることになり、1月17日に寮のオーナー中山茂さん、川崎フロンターレの黒川博昭取締役会長、武田信平社長、高畠勉監督、工事関係者ら22人が出席して地鎮祭が行われた。

写真=鍬入れをするオーナーの中山さん、計画パースを見る武田社長と高畠監督、玉串奉てんする武田社長

100117fronryo03 寮の建設地は、片平区画整理事業地内の尻手黒川線に面した片平7-7-5ほかで敷地約880平方メートル。練習場までは徒歩約10分。建物は鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は875平方メートル。1階部分は食堂、フロなどで、2、3階が選手の居室となる。部屋数は管理人室を含めて15室で、選手の居室は約20平方m。名前はフロンターレのチームカラー青と黒から「青玄寮」と付けられた。工事は8月末までで、9月に入居の予定。
寮は、独身選手が暮らすほか、強化指定選手の練習時の宿泊にも利用される。栄養士によるバランスの取れた食事を選手に提供するほか、午前、午後の二部練習時には、寮住まいではない選手に昼食などを出す予定で、選手の体力や健康の向上と維持をはかる。
100117fronryo02 地鎮祭は地元の白鳥神社の池田貞近宮司により進められ、オーナーの中山さんが鍬(くわ)入れなどの儀式を行い、工事の安全を祈った。
武田社長は「地域のご協力で待望の独身寮の建設にようやくこぎ着けられ感謝してます。アスリートは練習後30分以内に食事を取ると体のバランスが良いと言われており、強化策につながります」とあいさつ。高畠監督は「練習場から近く、若い選手だけでなく中堅、ベテランの選手も練習後に食事が取れるようになるのは健康面にも好材料。緑が多いすばらしい環境で、サッカーに集中できる」と期待を寄せている。
地元でフロンターレを応援しようと昨年秋に発足した麻生アシストクラブの役員でもある中山さんは「ここが練習場になった1999年からの懸案だった寮の建設に着手でき感無量です。区内に川崎フロンターレの2つ目の施設ができることを郷土の誇りにして、地元の応援を盛り上げたい」と笑顔で話していた。

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2010年1 月 9日 (土曜日)

川崎市の麻生図書館で川崎フロンターレ・安藤選手と子どもがカルタ大会 : 37人が真剣勝負

100107karuta1_2 川崎市麻生区の麻生市民館ギャラリーで1月7日、「川崎フロンターレの選手と『かわさきかるた』を楽しむ会」が催され、レプリカユニフォームなどを着たフロンターレファンの子ども37人が選手と「細山の  夕日に映える  五重塔」「練習の  成果でJ1  フロンターレ」などふるさとにちなんだカルタ取りに興じた。

写真=安藤選手と「かわさきかるた」に興じる子ども

100107karuta5 この催しは、同クラブが市立図書館などと協働で昨年秋から実施している読書推奨キャンペーン事業「川崎フロンターレと本を読もう!」の一環。2009年川崎市イメージアップの認定を受け、中原図書館と高津図書館ではすでに選手が本の読み聞かせを行っている。麻生図書館では、市制80周年を記念して2004年度 に制作された郷土かるた「かわさきかるた」を普及させようと、2006年から幼児に本を読み聞かせる新年最初のお話会でかるたとり大会を実施している。
100107karuta4 読み手として参加したのはユース出身のGK安藤駿介選手。事前に公募で集まった子どもたちは、6歳・小1と小2・3年の2グループに分かれて絵札を囲んで対戦、取り札の数を競った。カルタのルールを知らない子もいたため、マスコットのふろん太君(写真上)も参加して1回目は練習。ごほうびに選手のサイン入りグッズが当たる本番では、子どもたちは真剣に絵札を見つめ、安藤選手が読み終わらないうちに絵札に手を伸ばしたり、なかには複数が同時引き分けでジャンケン勝負にもちこむなど熱気あふれる大会となった。
優勝してサイン入りのカルタをもらったのは、12枚の札を取った同区片平の秋川尚也君。自宅が練習場に近いため、2年前からフロンターレファンになって家族でホーム試合を必ず見に行くという秋川君は、この大会のために昨年末にかわさきカルタを買ってもらい、家で小3の兄と特訓して兄弟で参加、引き分けのジャンケンに3回勝ったのが一番になった理由と、はにかんでいた。
読み手の安藤選手は「みんな真剣でびっくりしました。事前に2回ぐらいカルタを読んで練習して市内の知らなかったことを再発見したり、子どもたちとふれあって楽しかった」と笑顔で話していた。

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2010年1 月 5日 (火曜日)

川崎市麻生区役所で地場産の米や野菜を使い七草かゆ

伝統的なお正月行事を味わってとことしも1月7日に川崎市麻生区の麻生区役所で「あさお古風七草粥の会」が催される。

麻生区文化協会と麻生区役所の共催で「ふるさとあさお再発見事業」として開いているもので、今回が7回目。
会場の区役所広場では同協会の会員らが七草がゆ500食分を用意、午前11時から午後1時まで来場者に提供するほか、書道のパフォーマンス「席書」、白山神社お囃子連によるおはやし、麻生童謡を歌う 会の正月の歌や遊びもある。また麻生図書館では、午前11時から市内の名所などを歌い込んだ川崎カルタ大会が催される。
この日提供される七草がゆの材料はいずれも地元産で、もちは黒川の文化協会会員が栽培したものと、麻生体験農業実行委員会が育てた米でついた。野菜も古沢産、七草も区内でつんだ。またもちを焼くのに早野聖地公園のボランティアが焼いた炭を使うなど、まさにふるさとの味だ。
七草がゆは無料でふるまうが、区役所の植え込みの一画に設けている「七草畑」の維持のための募金を呼びかけている。問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。
また、午後1時からは市民館大ホールでは、昨年に続き新春コンサートも催される。このコンサートは、区役所ロビーで夕方に開催している「トワイライトミュージック」の出演メンバーが、ピアノ、声楽、バイオリンなどを約2時間演奏する。会場は午後12時30分で入場は自由。
問い合わせは電話044-965-5370区役所地域振興課。

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2009年12 月25日 (金曜日)

麻生市民館で10回目の万福寺人参の品評会と試食会 : 小学生からプロまで出品

091223ninjin01 川崎市麻生区のかつての特産品でゴボウのように長い「万福寺大長鮮紅人参」の品評会と試食会が、ことしも12月23日に同区万福寺の麻生市民館で開かれ、家庭菜園愛好家など約50人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、10種類以上のニンジン料理を味わった。

091223ninjin02 この催しは、1954年から5年連続で全国農産物品評会で総理大臣賞を獲得し、麻生区内の地名が付けられて全国にタネが出荷されたニンジンの復活と普及をめざして万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館、麻生区役所が毎年催している。
ことしで10回目の品評会には、農家や友の会メンバーなどの市民、区内の金程小学校と千代ヶ丘小学校の児童が学校菜園で作ったニンジン14点が出品されたほか、審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんも参考出品した。
091223ninjin04_2 午前10時30分からの審査は、飯草さん、麻生市民館長の小金井武春さん、里山フォーラムin麻生世話人代表の山崎優さん、万福寺人参友の会会長の高橋清行さん、まちはミュージアム世話人の草野昌子 さんの5人が、形や色つや、長さの外観のほか、切り取って食べ比べ、香りや味覚などを比較審査した。最優秀賞には古沢の井上いづみさん、味覚賞に山崎優さん、香り賞に高橋清行さん、姿 (ルックス)賞に麻生市民館岡上分館、色彩賞に白井静夫さんが選ばれた。このほか、千代ヶ丘小、金程小、よだひできさんが努力賞に選ばれた。
審査委員長の飯草さんは「ことしは、7月の発芽時期の天候が不順で病気の発生が目立ち、全体的には出来は悪かったが、品評会に出されたものは平年並みかそれ以上」と講評。「昨年までうまくできないと相談された畑では、土を80cm以上掘り返してからタネをまき、成長の過程ごとに間引きについて電話で指示した。この畑のニンジンは、これまでで最高の出来でした。みなさんもタネをまく時期、間引き、草むしりなどの管理をしっかりやれば、昔のように長くて形のいいニンジンが必ず作れます」とアドバイスした。
金程小2年の児童は「生活科の授業で2年生全員で作りました。夏休みは交代で水やりもしました。掘るのがとても難しかった」と話し「みんなで蒸しケーキにして食べます」と目を輝かせていた。
091223ninjin03 審査後は、白井さんと山崎さんが提供した人参を使った料理を食べながら試食会と交流会を開催。麻生区役所保健福祉センターで健康作りのための料理講習を行っているボランティアグループ「麻生ヘルスメイト(食生活改善推進連絡協議会)」がまぜご飯、ボルシチ風、おやきなど5点の料理を出した。また、例年料理を担当する友の会会員の宮河悦子さん、山本輝子さん、吉松富貴子さんは、クリスマスにちなんで前菜からデザートまで6点のフルコース料理を作った。参加者たちは「どれもおいしい」「味と香りがしっかりしている」となごやかに談笑しながら味わっていた。
地域の歴史を掘り起こし、“幻”だった万福寺人参の復活のきっかけを作った元麻生区職員の岡本剛介さんは「畑を深く掘り起こすなど手間がかかるため普及はまだまだだが、昔栽培していた農家が協力してくれ、量は少ないものの野菜即売所で売られるようになったのがうれしい」と話していた。
農家が栽培した万福寺人参は、同区黒川駅近くの「セレサモス」などで販売される。

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