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2018年1 月30日 (火曜日)

川崎市の麻生不動でだるま市:境内除雪し開催、売り声響く

180128darumaiti-2川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、恒例のだるま市が開かれ、縁起物のだるまや火伏せのお札などを求める参拝客で終日にぎわい、境内はだるま屋の客寄せの呼び声があがっていた。

 

180128darumaiti-1周辺の参道はだるまをはじめ、植木や食べ物など約400件の露店が並んだ。だるま屋によると、売れ筋は高さ15〜20cmの4〜7号、価格は2000円から4000円のもので、だるまが売れるたびに「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイのヨイ」と威勢のいい掛け声があがっていた。
麻生不動院役員の高桑光雄さんによると、境内は1月22日に降った雪が寒さで解けず雪が20cmほど積もっていたため、境内でだるまを売る地元の王鶴組合の組合員約15人で2日前の1月26日に小型のユンボを使って約4時間がかりで除雪をして開催にこぎ着けたという。
ことしは日曜日の開催で多くの人出が予想されたが、主催者によると寒さの影響で「毎年立ち寄る年配の客の中には、雪のせいで来なかった人が何人もいた」と話し、例年より1割程度人出が少なかったという。

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2018年1 月24日 (水曜日)

川崎フロンターレの小林悠選手に川崎市スポーツ特別賞:MVPと得点王の2冠たたえる

180123kobayashi001川崎市は、昨シーズンのJリーグ最優秀選手賞と得点王の2冠を獲得した川崎フロンターレの小林悠選手(30)にスポーツ特別賞を贈った。1月23日に市役所で福田紀彦市長から小林選手に表彰状と記念品のガラス製トロフィー「躍(やく)」、賞金10万円が手渡された。

写真=福田市長(右)から記念のガラス製トロフィー「躍(やく)」を受ける小林選手

180123kobayashi002スポーツ特別賞は2005年に設けられて以来、団体・個人合わせて30件に贈られており、今年度はJ1リーグで初優勝した川崎フロンターレ、ライスボウルで2連覇を達成した富士通フロンティアーズなどに贈られた。また、フロンターレからは中村憲剛、大久保嘉人、川島永嗣、稲本潤一、鄭大世の各選手が受賞しており、小林選手は6人目。
表彰式の席上、福田市長は「川崎市では昨年、いろんなうれしいニュースがあったが、市民が圧倒的に喜んだのがフロンターレの優勝と小林選手の活躍。毎試合、キャプテンとして見せる気迫あふれるプレーとあきらめない精神を見せてくれたことに、市民全体が大きな勇気をもらったと思う」と功績をたたえるとともに、今シーズンの活躍を祈っていた。
これに対し小林選手は「このような名誉ある賞をいただき、うれしい。この賞に恥じぬようにこれからもずっとフロンターレでがんばっていきたい」と話し、福田市長から昨シーズン初めてキャプテンを務めたことについて質問され、「始めはチームをまとめるのがすごく大変だったが、プレーで引っ張ることに専念するようになって肩の荷が下り、自分としてもチームとしても結果が付いてくるようになった」と打ち明けていた。

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2018年1 月13日 (土曜日)

川崎駅前で富士通フロンティアーズの優勝祝勝会:道行く人も2連覇祝福、市スポーツ特別賞も授与

180109frontiers007アメリカンフットボール日本一に2年連続で輝いた富士通フロンティアーズの優勝祝勝会が1月9日、川崎駅東口の川崎ルフロン シンデレラステップスで催され、参列した藤田智ヘッドコーチや選手たちに盛んな祝福の拍手が送られていた。また、福田紀彦・川崎市長から川崎市スポーツ特別賞が贈られた。会場の周辺は勤め帰りや買い物に訪れた人も多く、足を止めてフロンティアーズの優勝を祝福していた。

写真=スポーツ特別賞の記念トロフィーを宜本主将に贈る福田市長

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180109frontiers012富士通フロンティアーズは、12月18日に社会人王者を決める「JAPAN X BOWL(第31回アメリカンフットボール日本社会人選手権・Xボウル)」でIBMビッグブルーを倒したのに続き、1月3日の第71回ライスボウルで学生王者の日本大学フェニックスを破り、2年連続3回目の優勝を果たした。
祝勝会は、多くの市民とフロンティアーズの日本一を喜び合おうと催されたもので、宜本潤平主将をはじめコービー キャメロン、ジーノ ゴードン、中村輝晃クラーク、西村豪哲、高橋伶太ら主力選手12人が出席した。
席上、福田市長から宜本主将にスポーツ特別賞の賞状、ガラス製の記念トロフィー「燦」が手渡された。
福田市長は「新年早々明るい話題を届けていただいた選手の皆さん、ほんとうにありがとうございます。昨年の川崎フロンターレ優勝に続いて、ことしは富士通フロンティアーズが川崎市に最高のプレゼントをしてくれました。次は3連覇に向けて、富士通フロンティアーズの強さを、市民の皆さんに、そして日本中に届けていただきたい」と祝福した。
これにこたえて藤田HCが「みなさんの応援のお陰でチーム史上初の2連覇を達成できました。年末の川崎フロンターレの優勝は衝撃でした。特に中村憲剛選手のあの涙には心が震え、ぼくらもがんばらなあかんなという力をいただきました。ことしは追われる立場になりますが、ぜひ3連覇をめざしますので声援をよろしくお願いします」と挨拶。また宜本主将は「これまで(主将)はベテラン続きでしたが、若手も多くなってきたので、若手とベテランの融合を意識して1年間やってきました。実際にベテランが引っ張るところ、若手がいきいきとできるところがあったので、無事日本一になれたと思います」と振り返っていた。
選手の中にはライスボウルで対戦した日大フェニックスの出身も多く、日大出身の中村選手は「両方が勝ち上がってしか試合ができないので、特別な時間を楽しませていただいた。来年もやれるのであれば幸せです」と語り、藤田HCは「(かつて痛い目にあったので)日大はできれば対戦したくない相手だった。ぼくは昔の日大をイメージしてましたし、とにかく一生懸命やることが日大に対するリスペクトだと思いました」と話していた。

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2018年1 月12日 (金曜日)

川崎市麻生区役所広場で七草がゆ:伝統の「ふるさとの味」に舌鼓

180107nanakusaXJ6A3970川崎市麻生区役所広場で1月7日、麻生区産の米や野菜で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、家族連れやお年寄りなど1,000人がスズシロ(ダイコン)、スズナ(カブ)、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリの春の七草が入った手作りの「ふるさとの味」を野外で楽しんだ。

写真=区役所広場で七草かゆを楽しむ人たち

七草粥の会は、麻生区文化協会(菅原敬子会長)が無病息災を祈る地域の食文化を多くの市民に味わってもらおうと2004年から麻生区役所と共催で7日に開催しており年々参加者が増え、今回で15回目を迎える新年の風物詩となっている。
伝統の味が無料で振る舞われるのに加えことしは休日にあたったこともあり、午前10時前からシニアの夫婦や幼児を連れた家族などが次々と訪れ、開始の11時には長蛇の列となった。
参加者は、和服にかっぽう着姿の文化協会の女性らがよそった粥を「体があたたまる」「家で作るより楽」などと話しながらのんびりと味わっていた。なかにはあつあつの粥に息を吹きかけて、冷ましながら幼児に食べさせる親もいた。
粥づくりに使われたのは黒川で作られた米35キロと同会会員が5日に古沢の川でつんだセリやナズナのほか片平の中山茂さんから寄贈されたダイコン、カブなどを使い、前日に会員10数名が七草の下準備をし、当日は午前9時前から調理担当者が交代で麻生市民館調理室で、米1に対し水5の割合で約1時間かけてかゆをたき、七草を入れて仕上げ、1度に20〜30人分を作って会場に運び、大ナベに移して配食した。モチは早野聖地公園のボランティアが里山活動で作った炭を使って焼いた。
会場には、七草摘み、炭焼きや早野の里山活動、体験農業の米作りなど、かゆができるまでの作業の写真も展示した。
市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ歌などなつかしい唱歌を披露。白山神社お囃子保存会やおはやしを披露、カルタとりやたこあげなど昔の遊びで七日正月に花を添えた。

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2018年1 月11日 (木曜日)

川崎市中原区でサクラが開花

20180102_09r川崎市中原区上小田中にある東日本旅客鉄道の車両基地「中原電車区」のサクラが、新年早々の1月2日に開花、近所で話題を集めている。
真=枝先で数輪が開花(1月2日、清水隆さん撮影)

このサクラは、例年早く咲くことでよく知られている。
電車区近くで居酒屋を営み毎年このサクラを観察しているk-pressの花咲案内人・清水隆さんによると、開花は年々早まっているという。

関連記事=川崎市中原区のJR東日本中原電車区で早咲きのサクラが開花こちら>

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狛江市で成人式:社会人の自覚新たに夢に向かい第一歩

180108seijinshiki004狛江市の成人式が「成人の日」の1月8日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、参加した新成人たちは社会人としての第一歩を踏み出す決意を新たにしていた。

写真=高橋市長に向かい誓いの言葉を述べる新成人

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180108seijinshiki005同市の新成人は昨年より約70人多い800人。式典には、現在市外に住んでいる参加希望者を含め824人に招待状を送付し、当日は435人が参加した。
同市の成人式は公募した新成人10人が実行委員会(田崎悠委員長)を組織して催しているのが特色で、昨年9月から企画の立案などの準備を進め、式典でも司会などの運営に当たった。
第1部の式典では、主催者を代表し高橋都彦市長が「成人おめでとうございます。これからの皆さんには前途洋々たる道が開け、無限の可能性があります。一度きりの人生です。1日1日を大切に過ごしてください。全国的に人口が減少するなかで狛江は増え続けています。その原因のひとつとして狛江の街がコンパクトで顔と顔の見える関係がつくりやすいことにあると思っています。(狛江は)『日本一安心で安全なまち』の実現を目指しており、『障がいのある人もない人も地域で自立して生活していける社会づくり』を目標に追加しました。1月14日の初春まつりや4月の桜まつりなど多くのイベントに足を運んで街への認識や愛着を深めてください」と祝辞を述べた。
180108seijinshiki006これにこたえて、新成人代表の石賀万葵さんと川上優太朗さんが「私たちは本日の成人式をもって、生活や立場は違いますが、社会の一員として歩み始めます。現在では18歳以上に選挙権が与えられますが、成人という節目で今一度、主体的に社会と向き合う責任の重さを感じています。スポーツの世界では素質のある選手でさえ、努力を怠りません。新成人の私たちも、目標は違いますが『自分をより成長させよう』『社会で活躍できるように』と日々努力を重ねています。おとなとしての自覚と大きな夢を持って、あらゆる分野で活躍していくことを誓います」と誓いの言葉を述べた(写真左上)
180108seijinshiki007第2部では、小・中学校の行事の写真や教師からのビデオレター投映(写真右中)に続いて、ディズニーランドのペアチケットなどが当たる抽選会が行われた(写真左下)。ことしの新企画の「新成人の主張」では、会場からステージに上がって、思っていることなどを次々と発言。両親への感謝の言葉だけでなく、「母のティーカップを割ってしまった」といったざんげや、愛の告白も飛び出し、会場は笑いやどよめきに包まれていた(写真右下)
180108seijinshiki010第3部は同ホールの展示・多目的室で立食パーティーが催され、久しぶりに再会したかつての級友や恩師と近況報告や思い出話に花を咲かせていた。

 

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2018年1 月 3日 (水曜日)

富士通フロンティアーズがライスボウル2連覇:日大フェニックスに快勝、アメフト日本一に

10103ricebowl003アメリカンフットボールの日本一を決める第71回ライスボウルが1月3日東京ドームで行われ、社会人王者の富士通フロンティアーズが学生王者の日本大学フェニックスを37対9で破り、2連覇を果たした。MVPには富士通のクォーターバック(QB)コービー キャメロン(#3)が2年連続で選ばれた。

写真=日大ディフェンスをかわして突破をはかるRBジーノ ゴードン(#29)

10103ricebowl001試合は2年連続3度目出場の富士通に、不死鳥の名の通り27年ぶりに日大が挑戦する形となった。第1クォーター(Q)序盤は互いに一進一退の攻防が続いたが、13分33秒にキャメロンのパスをRBジーノ ゴードン(#29)がキャッチしてタッチダウン(TD)して先制(写真左上)。さらに第2Q開始早々の26秒にキャメロンのパスを受けたワイドレシーバー(WR)中村輝晃クラーク(#81)が49ヤード走ってTD。4分50秒にもキッカー(K)西村豪哲(#11)が41ヤードのフィールドゴール(FG)を決めて17対0にリードを広げた。対する日大は、第2Qに富士通のTD2本がビデオ判定で取り消されるなど幸運に恵まれたかにみえたが、注目の1年生QB林大希(#10)を中心とした攻撃が富士通のディフェンスの前にはね返され、第2Qの13分31秒にK篠原歩夢(#4)のFGでようやく一矢を報いたものの、前半を17対3で折り返した。
10103ricebowl002後半も富士通のペースで試合が展開、第3Qは1分47秒にキャメロン(写真右中)のパスを受けたRB強盛(#1)がTD、9分12秒に西村豪哲のFGを決めた。第4Qも4分44秒にゴードンが走り込んでこの日2本目のTD、12分17秒にK納所幸司(#5)がFGを決めて、37対4と34点差にまでリードを広げた。日大は終了間際の14分45秒にQB室井正道(#14)からパスを受けたWR小倉豪(#82)が走り込んでTDを決め学生の意地を見せたものの試合終了。富士通がその強さを遺憾なく発揮して社会人の連勝を9に伸ばし、社会人と学生の対戦成績を23勝12敗とした。
富士通の藤田智ヘッドコーチは「選手全員がシーズン全体で気持ちのこもったプレーをしたことが連覇につながり、学生に勝ててホッとしています。次のシーズンに向けて1から頑張ります」と喜びをかみしめていた。
10103ricebowl004MVPのキャメロン(写真左下)は「2連覇できてうれしい。ゲームプランに沿ってやり、パスも決まった。日大は良いチームで来年もこの場で戦いたい」と相手チームにエールをおくった。キャメロンとのホットラインが冴え、TDを決めた日大出身の中村輝晃クラークは「母校とやれるのが何よりうれしく、気合いを入れ過ぎず落ち着いてやろうと思った。立ち上がりはうまくいかないプレーもいくつかあったが、流れを変える自分らしいプレーができてよかった。まず3連覇、できればオービックの4連覇を破りたい」と早くも来シーズンへ気持ちを切り替えていた。
10103ricebowl005また、応援にかけつけた福田紀彦川崎市長は「富士通の2連覇で気持ちのいい新年を迎えられ、ことしも川崎のスポーツ界全体がいい年となるよう期待したい」と笑顔で話していた。

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