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2017年12 月28日 (木曜日)

川崎市の麻生区役所で1月7日に七草かゆ : 区内の食材で千人に振る舞う

120107nanakusagayu03川崎市の麻生区文化協会がお正月の伝統行事を味わってと、麻生区役所前広場で1月7日に区内の食材や炭を使ってつくる「あさお古風七草粥(かゆ)の会」を開催、先着千人に振る舞う。

写真=七草粥の様子

 この行事は伝統的な習慣で、新年と春の息吹を感じてもらおうと同協会が麻生区役所の協力で毎年催している。セリ、ナズナなどの七草は、同協会の有志会員が事前に区内で採取するほか、大根などは麻生市民館の調理室で前日にゆでて準備、当日の朝から粥を炊く。使用される米やモチのほかモチ焼きの木炭もすべて麻生区内で生産されたものを使用する。春の七草は、区役所中庭の畑で観察できる。麻生市民館の調理室で前日にゆでて準備、7日の午前9時ごろからお粥を炊き始めた。使用されたお米やモチ焼きの木炭もすべて麻生区内で生産されたもの。
粥の配布は11時から13時までだが、なくなり次第終了する。
会場では、白鳥神社やおはやし保存会のおはやし、川崎カルタ取り、麻生童謡をうたう会が正月の歌を披露するほか羽根つき、コマ回しなど伝統的な遊びの体験も行われる。
問い合わせは☎044-965-5113 麻生区役所まつづくり推進部地域振興課。

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2017年12 月24日 (日曜日)

全国女子駅伝:はるひ野中の渡部春雅さんが健闘誓う、同中駅伝部も関東大会の結果報告

171222haruhinotyugaku-11月14日に京都市内で行われる「皇后杯第36回全国女子駅伝大会」の神奈川チーム中学生選手に選抜された川崎市立はるひ野中学校の渡部春雅さん(3年)と、2年連続で関東中学校駅伝大会に出場した同中女子駅伝部員らが、12月22日に麻生区役所の北沢仁美区長を訪問、大会の結果を報告し、今後の活躍を誓った。

写真=はるひ野中学校女子駅伝部の選手と北沢仁美麻生区長(右から6番目)、荒井伸一同中学校校長(左から2番目)、岩渕淳監督

171222haruhinotyugaku-2-1渡部さん(写真左)は、小学生のころから山岳レースのトレイルランやトライアスロン、自転車競技、マウンテンバイクなどさまざまな競技で優勝し、2017年に神奈川県自転車競技連盟の育成強化選手に選ばれている。陸上では、ジュニアオリンピック陸上競技大会のほか神奈川県、関東中学生大会の中距離に出場し上位に入賞した。駅伝部監督の岩渕淳教諭は、「陸上部で走るようになって記録も伸びている。皇后杯では高校生や実業団の選手と一緒に練習して記録がさらに伸びそう」と期待を寄せている。渡部さんは「合同練習で速い人の走りを学ぶとともに、本番ではいい結果を残したい」と意欲を見せている。北沢区長は区内の中学生が全国大会の代表に選ばれた快挙に「すごく期待しています。テレビを見ながら、多くの区民とともに応援したい」とエールを贈った。

この日区役所を訪れたのは、同中の荒井伸一校長と岩渕教諭、渡部さんのほか、水落日菜さん(3年)、草場玲那さん(2年)、角野来夏さん(同)、梅田直花さん(同)、栗林李衣さん(同)、芝優希(同)さん、渡邉春音さん(1年)の8人の選手を含む合わせて13人。
同校は、市内唯一の小・中一貫校で、ことし創立10周年を迎えた。駅伝部は同中陸上部に加え他の運動部の生徒約100人からタイムなどで8人に絞り込み、市や県大会などに出場。2016年には県大会で4位に入り、関東大会に初出場を果たした。
ことしはアンカーの渡部さんが区間トップの走りで3位となり、2年連続で関東大会に出場した。
この日は、新井校長が「区内の子どもたちの活躍を麻生区で応援してもらえればうれしい」と挨拶。岩渕顧問は「2年連続で関東大会に出場し前年より成績を上げられた。将来は全国大会に出場したい」と飛躍を誓った。また、渡部キャプテンは「19位と結果は悔しいが、一人ひとりが次につながる走りができた」、水落さんらは「チームの団結力が大切なことを学んだ。受験勉強などで大変だったが、楽しく走れました」などと振り返っていた。北沢区長は「私も駅伝で走った経験がありますが、チームで走る楽しさはわかります。1、2年生はさらによい成績を目指してがんばって」と話した。

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2017年12 月23日 (土曜日)

アメフトXボウル:富士通フロンティアーズが2連覇、IBMビッグブルーを大差で下す

171218xbowl028アメフトの社会人日本一を決める「JAPAN X BOWL(第31回アメリカンフットボール日本社会人選手権・Xボウル)」が12月18日に東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズとIBMビッグブルーが対戦した。富士通は試合開始直後の14秒にキックオフタッチダウンを決めるなど9本のタッチダウン(TD)を決め、Xボウル史上最多の63対23で大勝、2年連続3度目の社会人王者に輝いた。1月3日に同じ東京ドームで催されるライスボウルで学生チャンピオンの日本大学フェニックスとアメフト日本一をかけて対戦する。

写真=優勝トロフィーを掲げる富士通の宜本潤平キャプテンら

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171218xbowl005富士通はXボウルに5年連続9回目の出場で、初の連覇をめざした。IBMは3年ぶり2回目の出場で初優勝をめざした。両チームのXボウルでの対戦は2014年以来2度目で、前回は44対10で富士通が初優勝、IBMはリベンジを目標にしていた。観客席には22,953人が埋まり、熱心な応援合戦を繰り広げた。
171218xbowl018試合は、富士通が第1クオーター(Q)14秒にIBMのキックをキャッチしたワイドレシーバー(WR)猪熊星也(#84)がIBMの守備を振り切って99ヤードを走り抜け、キックオフリターンTDを奪った。直後にIBMも反撃、TDで同点に追い付いたが、富士通はクオーターバック(QB)コービーキャメロン(#3)からパスを受けた強盛(#1)と福井雄哉(#89)の2人のWRが相次いでTDを決め、21対7とリードした。
第2Qは富士通のファンブルで攻撃権を得たIBMが4分47秒にフィールドゴール(FG)を決めて点差を縮めたが、富士通がQBキャメロンとWR中村輝晃クラーク(#81)のホットラインコンビと、守備陣によるインターセプトTDを決め、35対13と大きくリードして前半を終えた。
171218xbowl029第3Qは開始46秒にIBMがTDを決めて反撃ムードとなったが、キャメロンの確実なパスで2本のTDを決めてリードを広げ、その後の相手攻撃をFGでしのいだ。終了間際にはディフェンシブバック(DB)アルリワン アディヤミ(#40)が自陣エンドゾーンでIBMボールをインターセプト、追加点を阻んだ。
第4Qでも富士通は2本のTDを決めてさらに点差を広げ、終了間際には自陣に迫られたものの守備陣が守り抜き、無失点で第4Qをしのぎ、IBMに40点の差を付けて勝利を手中にした。
大会のMVPには富士通のWR中村輝晃クラーク(#81)が選ばれた。

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2017年12 月12日 (火曜日)

川崎フロンターレ優勝記念パレード:川崎駅前で約5万人が「おめでとう」

171210parade024川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月10日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約5万人が詰めかけ、チーム創設21年目での悲願の初優勝の喜びを選手とともに喜び合っていた。

写真=オープンバスに乗ってパレードする選手たち

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パレードは、日本代表に招集された5人とブラジル人4人を除いた選手、鬼木達監督とコーチングスタッフ、藁科義弘社長、福田紀彦川崎市長ら30数人が「祝!脱・無冠ターレ」などの垂れ幕を掲げた2台のオープンバスに分乗、川崎市役所第三庁舎から川崎駅前南交差点までの約700メートルを11時45分頃から約30分かけて行進、途中で停車して優勝シャーレを披露、選手と市民とがひとつになって優勝の喜びをかみしめていた。
171210parade011パレードに先立って、市役所第三庁舎ロビーで11時から市長報告会が開かれ、藁科社長、鬼木監督、中村憲剛選手らが優勝を福田市長に報告した。藁科社長は「今シーズンはスケジュール的に厳しいものがあったが、21年目にしてついにこの栄誉を得ることができ、うれしく思っています。チームは地域でさまざまな活動を行っており、これからも引き続き地域に貢献できるように活動していきたい」と報告、これに対し、福田市長は「21年間、多くの人がこの日を信じてフロンターレを応援し続けてきた。また、選手たちはピッチだけじゃなく地域の中に入り込んでいろんな活動をしている。そうした地道な活動を通して、サッカーを好きになり、フロンターレを好きになった人が多くいます。私は市役所の前の道にこんなに多くの人が集まったのを見たことがありません。きょうはみんなで喜びを分かち合いたい。みなさんのすばらしいプレーに、優勝に心からお祝いを申し上げます」とお祝いの言葉を述べた。
次いで選手たちはバスに乗り込み、沿道を埋めた人たちに向かって鬼木監督が「1年間、大きな声援で支えてくださりありがとうございました。こんなに多くの人が来てくださり、感動してます。来年も必ずタイトルを取って、もう一度この場所に戻ってきたいと思います。川崎市民の皆さん、われわれと一緒に川崎市を盛り上げていきましょう」と挨拶、中村憲剛選手は「(入団から)15年間(優勝を決めたスタジアムとパレードの)この景色を見るためにやってきたんだなと感じています。ただ、この景色を見たらもう1回見たくなってきました。ぜひ、来シーズンも応援してください」と呼びかけていた。
続いて、福田市長から中村選手に市民スポーツ特別賞が特別にデザインされたトロフィーとともに贈られた。
171210parade030川崎市の市民文化大使に任命されたばかりの川崎出身のバンドで大のフロンターレファンの 「SHISHAMO(ししゃも)」の3人もお祝いにかけつけ、中村選手に花束を贈ったのち、バスの前をふろん太などと一緒に歩いて先導、沿道からは「紅白歌合戦がんばって」などの声援が送られていた。
沿道は、パレードの始まる2時間以上前から場所を確保する人などで早くも熱気。優勝を祝う手作りのシャーレや旗、プラカードなどを手にした人も多く見られ、パレード直前には歩道が人で埋まり、シンボルカラーの青い色で染め上げられた。

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2017年12 月 8日 (金曜日)

Jリーグアウォーズ:川崎フロンターレ選手たちに栄冠、小林悠選手にMVP、得点王

171205award0012017年のJリーグを締めくくる「2017Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月5日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれた。悲願の初優勝を果たした川崎フロンターレから鬼木達監督や選手が出席。また、小林悠選手が最優秀選手と得点王、ベストイレブンと合わせて3冠に輝いたほか、小林に加え中村憲剛、エウシーニョ、車屋紳太郎の4選手がベストイレブンに選ばれた。

写真=優勝のシャーレを受け取る小林悠選手

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171205award002ことしのアウォーズには、リーグ優勝の川崎Fからケガで入院中の狩野健太選手を除く全選手が参加。そのほかルヴァンカップ優勝のセレッソ大阪のトップ選手、優秀選手賞に選出された33人の選手のうち、「FIFAクラブワールドカップ UAE 2017」に出場する浦和レッズの選手らを除くJ1の選手と監督、日本代表監督ハリルホリジッチ氏などが参加した。また、会場は各チームのサポーターなど約1万人で埋まり、選手が表彰される度に拍手と歓声を送っていた。
表彰式では、村井満Jリーグチェアマンが1年を振り返った挨拶の後、リオデジャネイロオリンピックのメダリストらがプレゼンターとなり最優秀監督、最優秀監督賞、フェアプレー賞(高円宮杯)、ベストヤングプレー賞、得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞(MVP)などを受賞者に手渡した。
171205award005得点王、MVPに輝いた小林選手は「プロになって度々ケガに見舞われた僕を支えてくれた妻に感謝の気持ちを伝えたい」と話し、続いて「ことしキャプテンを任されたとき、普段は頼りないがチームを勝たせたい気持ちは誰にも負けないのでついてきてほしいと挨拶したが、みんなの力があったからこのようなすばらしい賞がもらえた。賞に恥じないよう、向上心を持ってこれからも励みたい」と緊張した面持ちで語った。サプライズで奥さんと2人の子がステージに上がると満面の笑みをたたえ、家族で喜びを分け合っていた。
式典後の記者会見で小林選手は「(ことし初めて)全試合出場できたのはトレーナーなど支えてくれた人のお陰。得点王は取れたが、まだまだ課題があるし、得点以外でもチームに貢献したい」と語った。
2年連続ベストイレブンに選ばれた中村憲剛選手は「昨年MVPをいただいたので、あとはチームのタイトルだけと思っていたが、やっと達成できてとてもうれしい。ことしのベストイレブンは若い選手が多いが、それにあらがい37歳でここにいる意味を示したい。年齢は関係ないので、来年もここに立てるよう努力したい」とユーモアを交じえて喜びを語った。


各賞の結果は次の通り(敬称略)
○ベストイレブン
GK=中村航輔(柏レイソル、初)、DF=庄司源(鹿島アントラーズ、2回目)、西大伍(同、初)、エウシーニョ(川崎フロンターレ、初)、車屋紳太郎(同、同)、MF=中村憲剛(同、7回目)、井手口陽介(ガンバ大阪、初)、山口蛍(セレッソ大阪、2回目)、FW=興梠慎三(浦和レッズ、初)小林悠(川崎フロンターレ、2回目)、杉本健勇(セレッソ大阪、初)

○最優秀選手賞
小林悠(川崎フロンターレ、初)

○得点王
小林悠(川崎フロンターレ、初)

○ベストヤングプレーヤー賞
中山雄太(柏レイソル)

○フェアプレー賞(高円宮杯)
サンフレッチェ広島(7回目)

○フェアプレー賞(ポイントが少ない順)
J1=ベガルタ仙台(3回目)、セレッソ大阪(初)、FC東京(初、J2では1回)、サガン鳥栖(3年連続3回目)、川崎フロンターレ(3年連続4回目)、ガンバ大阪(フェアプレー賞高円宮杯2回、3回目、J2で1回)、ジュビロ磐田(フェアプレー賞高円宮杯1回、J1で初、J2で1回)
J2=大分トリニータ(J2で初、J3で1回)、松本山雅FC(J2で3回目、J1で1回)、愛媛FC(2回目)、東京ヴェルディ(初)、ファジアーノ岡山(5年連続5回目)、モンティディオ山形(J2で2回目、J1で4回)
J3=グルージャ盛岡(2回目)、Y.S.C.C.横浜(初)、大分トリニータ(初)、藤枝MYFC(2回目)

○フェアプレー個人賞
中澤佑二(横浜F・マリノス、2回目)、柿谷曜一朗(セレッソ大阪、2回目)、水元裕貴(サンフレチェ広島、2回目)

○優勝監督賞
鬼木 達(川崎フロンターレ、初)

○優秀監督賞
J1=尹 晶煥(セレッソ大阪、初)
J2=曺 貴裁(湘南ベルマーレ、初)
J1=杉山弘一(ブラウブリッツ秋田、初)

○最優秀主審賞
西村雄一(9年連続9回目)

○最優秀副審賞
相良亨(9回目)

○Jリーグベストピッチ賞
ユアテック仙台(初)、埼玉スタジアム2002(4回目)、デンカビッグスワンスタジアム(6回目)、豊田スタジアム(3回目)

○最優秀育成クラブ
FC東京(2回目)

○最優秀ゴール賞
関根貴大(浦和レッズ、初)

○功労選手賞(最終所属チーム)
市川大祐(藤枝MYFC)、大島秀夫(ギラヴァンツ北九州)

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2017年12 月 5日 (火曜日)

川崎フロンターレ:Jリーグ優勝祝い12月10日に市役所・川崎駅前間で記念パレード

川崎フロンターレのJリーグ初優勝を祝う川崎市主催の記念パレードが12月10日午前に行われる。
パレードにはフロンターレの藁科義弘社長、鬼木達監督と選手(日本代表選出メンバーを除く)、スタッフが参加。11時に市役所第三庁舎で福田紀彦市長に優勝を報告した後、11時30分頃にオープンバスに乗って市役所を出発、川崎駅前東交差点を経て川崎駅前南交差点までを約30分かけてパレード、沿道の祝福に応える。パレードコースは交通規制が実施される。

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2017年12 月 2日 (土曜日)

【速報】川崎フロンターレがリーグ戦初優勝で初タイトル

171202frontale-5Jリーグ最終節の34節が12月2日に開催され、川崎フロンターレはホームの等々力競技場で大宮アルディージャと対戦、5対0で圧勝し、念願のリーグ初優勝を果たした。前節1位だった鹿島アントラーズがジュビロ磐田と引き分けたため、勝ち点72で並んだが、得失点差39で鹿島の22を上回った。また、この日ハットトリックを決めたキャプテンのFW小林悠は得点王に輝いた。

写真=初優勝を決めて喜ぶ選手たち

写真ニュース:等々力歓喜

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