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2015年12 月23日 (水曜日)

Jリーグアウォーズ : 川崎フロンターレの大久保嘉人選手が3年連続得点王に

151221awards 012015年のJリーグを締めくくる「2015Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月21日に東京都港区のホテルで開かれ、ベストイレブンなどの表彰が行われた。得点王には21ゴールをあげた川崎フロンターレのFW大久保嘉人選手が史上初の3年連続で受賞しベストイレブンにも選ばれて2冠を獲得した。注目の最優秀選手賞(MVP)にはベストイレブンに選ばれているサンフレッチェ広島のMF青山敏弘選手が初受賞した。

写真=得点王のトロフィーを受け取る大久保嘉人選手

151221awards 04アウォーズは、リーグ優勝した広島の選手のほか優秀選手賞などに選ばれた選手J1、J2昇格チームの選手と監督、各チームの社長やスポンサー、プレゼンテーターの日本代表監督ハリルホリジッチ氏などが参加、パーティー方式で行われた。
川崎フロンターレからは、得点王の大久保に加え優秀選手に選ばれたMF中村憲剛選手が参加、FC東京からはDF太田宏介、DF森重真人の2選手、来年J2に昇格するFC町田ゼルビアからは相馬直樹監督とキャプテンのMF李漢宰選手がタキシード姿で参加した。
表彰式では、村井満Jリーグチェアマンが「世界で30万のクラブがある中で、FIFAクラブワールドカップ第3位を取れたサンフレッチェ広島に拍手をしたい。J1、J2の昇格争い、アントラーズがナビスコカップで6度目の優勝、チャンピオンシップファイナルはゴールデンタイムでの放送が行われることができました。逆転劇が20%も増え、ペナルディエリア前でのゴールが43%もアップ、ゴールを狙う最後まで分からない試合がたくさんありました。観客動員数も最高だった2009年950万人を上回り、2015年は1000万人を超えることができました。スタジアムに来てくれた人たちにありがとうと言いたい。来年は、FIFAクラブワールドカップ開催国と言う立場でなく、アジアのチャンピオン、ファイナリストとして出場したい。今シーズンを振り返った小冊子PUBレポートを作りましたのでご覧ください」と1年を降り返った(写真左)
151221awards 07その後、最優秀監督、最優秀監督賞、フェアプレー賞(高松の宮杯)、ベストヤングプレー賞、得点王、ベストイレブン(写真右)、最優秀選手賞など各賞の表彰が行われた。
得点王に選ばれた大久保選手は「この賞を頂き、ありがとうございます。3年連続でもらえるとは思わず、驚きです。フロンターレに関わる人々、家族のおかげです。4年連続が取れるよう努力し、ここに立てるようになりたいです。」と笑顔で話した。
ことしのアウォーズは例年と大きく異なり、サポーターの観覧がなかった。FIFAクラブワールドカップが日本で行われたため例年よりアウォーズの開催が遅れた上、横 浜アリーナなどの大きな会場が取れずホテル開催となり、観覧席が設けられず関係者のみの参加に変わった。また、表彰形式も例年より異なり舞台での表彰はベストイレブンなどの一部だけとなり、フェアプレー賞やベストピッチ賞などは大型ビジョンで名前だけの発表にとどまった。

各賞の結果

○ベストイレブン
GK=西川周作(浦和レッズ、4回目)、DF=槙野智章(浦和レッズ、2回目)、太田宏介(FC東京、2回目)、森重真人(同、3回目)、塩谷司(サンフレッチェ広島、初)、MF=金崎夢生(鹿島アントラーズ、初)、遠藤保仁(ガンバ大阪、12回目)、青山敏弘(サンフレッチェ広島、3回目)、FW=大久保嘉人(川崎フロンターレ、3回目)、宇佐見貴史(ガンバ大阪、2回目)、ドウグラス(サンフレッチェ広島、初)

○ベストヤングプレーヤー賞
浅野拓磨(サンフレッチェ広島)

○最優秀ゴール賞
青山敏弘(サンフレッチェ広島、初)

○フェアプレー賞(高円宮杯)
サンフレッチェ広島(5回目)

○フェアプレー賞(ポイントが少ない順に掲載)
J1=ヴァンフォーレ甲府(初)、横浜F・マリノス(3回目)、松本山雅FC(J1で初)、ガンバ大阪(J1で4回目)、サガン鳥栖(初)、川崎フロンターレ (2回目)、モンティディオ山形(J1で4回目)
J2=ツエーゲン金沢(初)、ギラヴァンツ北九州(2回目)、徳島ヴォルティス(J2で初)、愛媛FC(初)、ファジアーノ岡山(3回目)
J3=グルージャ盛岡(初)、ブラウブリッツ秋田(初)、AC長野パルセイロ(2回目)

○フェアプレー個人賞
谷口彰悟(川崎フロンターレ、初)、中澤佑二(横浜F・マリノス、初)

○最優秀監督賞
森保一(サンフレッチェ広島、3回目)

○最優秀主審賞
西村雄一(7回目)

○最優秀副審賞
相楽亨(8回目)

○Jリーグベストピッチ賞
デンカビッグスワンスタジアム(5回目)、豊田スタジアム(2回目)、IAIスタジアム日本平(9回目)、北九州本城陸上競技場(2回目)

○最優秀育成クラブ
淸水エスパルス(初)

○功労選手賞(最終所属チーム)
新井場徹(セレッソ大阪)、中田浩二(鹿島アントラーズ)、藤本主税(ロアッソ熊本)、宮本恒靖(ヴィッセル神戸)、柳沢敦(ベガルタ仙台)


 

 

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