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2015年3 月25日 (水曜日)

J3・FC町田ゼルビアがY.S.C.C.横浜に1対0の勝利 : PKで今季初勝利

150321zelvia 02明治安田生命J3第2節の試合が3月21日と22日に行われ、FC町田ゼルビアは横浜市中区のニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と対戦した。町田は堅い守りのYS横浜を攻めあぐねたが、65分にFW鈴木孝司(#)9)がPKで得た得点を守り切り、1対0で初勝利、4位に浮上した。

写真(撮影 : すべて山本真人)=試合終了後、サポーターと喜びを分かち合う町田の選手

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前半、町田MF鈴木崇文(#17)の突破を阻止するYC横浜

町田は、開幕スタメンだったMF土岐田洸平(#10)からMF大竹隆人(#13)と、同じくFW宮崎泰右(#18)からFW久木野聡と攻撃の選手を2人変えて臨んだ。
試合は、立ち上がりから攻勢をかける町田に対し、YS横浜の守備陣が体を張った厳しい守りで町田の攻撃の芽を早めにつぶした。思うような試合展開が運べない町田はイライラをつのらせたMF遠藤敬佑(#34)が34分に警告を受け、42分には大竹もカードをもらい、0対0で前半を終えた。
150321zelvia 01ハーフタイムに、町田は遠藤に代えFW重松健太郎を投入、前半と同じような展開だったが、65分にYS横浜ゴール前の混戦で倒された孝治が自らPKを決めて(写真右)今季初得点をあげた。その後町田は、66分に久木野から宮崎、85分に孝司からMF松下純土(#20)を投入して、追加点を狙ったが得点を重なることはできなかった。町田は後半にも値ラフプレーや遅延行為で警告を受け、計4枚のカードという苦いおまけ付きで初勝利を手に入れた。

 

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2015年3 月23日 (月曜日)

ナビスコカップ予選リーグ・川崎フロンターレは名古屋グランパスに逆転負け : ホームの勝星は4月に持ち越し

150318frontale 01ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第1節の6試合が3月18日に各地で行われた。
予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で名古屋グランパスと対戦、12分にFW大久保嘉人(#13)のゴールで先制したものの、前半で追いつかれ後半にもゴールを許して1対3と逆転された。
川崎Fはホーム開幕戦も引き分けており、メインスタンドを新設したホームスタジアムでの勝星は4月以降に持ち越された。

写真(撮影 : すべて桑山輝明)=12分、川崎FのイレブンがFW大久保嘉人(#13)の先制ゴールを祝福

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試合後、サポーターに深々頭を下げる中村憲剛(右橋)選手ら

ナビスコ予選リーグは、アジアチャンピオンリーグ(ACL)グループステージに出場する4チームを除いて14チームがA組、B組に分かれてホーム&アウェイ方式で予選リーグを戦い、それぞれ2位までが決勝トーナメントに進出する。予選リーグは、3月18日から6月3日までの7節で、各グループとも奇数のため各チームで試合なしの節がある。
雨が予想される今季初の平日ナイターゲームだったが、競技場には熱心なサポーターが次々と来場、12,253人が観戦した。
川崎Fは、U22日本代表選出のMF大島僚太(#16)に代わりMF谷口彰悟 (#5)をボランチに起用、4日前のリーグ戦でセンターバックだった谷口のポジションにはサブメンバーだったDF井川祐輔(#4)が入り、直近試合とはメンバーが1人だけ異なる布陣で臨んだ。
試合は、立ち上がり川崎Fが早いパス交換でゲームを支配、何度かチャンスを作 150318frontale 02り、12分にMF中村憲剛(#14)のスローインを頭で会わせたMFエルシーニョ(#18)のボールにFW大久保嘉人(#13)がヘディングでゴールを決めて先制した。しかしその後は名古屋が攻勢となり、守備に追われる時間帯が増えて川崎Fは攻めても名古屋のDF田中マルクス闘莉王(#4)を中心とした堅い守備に阻まれしだいにリズムを崩した。42分に中盤で失ったボールから名古屋のカウンター攻撃を受け、FW永井謙佑(#11)にゴールを決められ同点に追いつかれた(写真左)

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川崎コーナーキックでボールを競り合う選手

後半始まってまもなくの49分、名古屋CKで川又堅固碁(#32)のヘディングをGK西部洋平が一度は弾いたが混戦の中で川又自身に左足で決められ逆転された。その後は名古屋リズムとなり、川崎Fは60分と70分に早めの選手交代をして攻撃の選手を増やしたが、ラストパスがにつながらず逆にピンチを防ぐ時間帯が増え、88分に川又にダメ押しとなるゴールを決められ、1対3と悔しい逆転負けを喫した。
試合後の会見で、風間八宏監督は「普段とは全く別のチームだった。何人かがいつも通りのプレーができず、意外だった」と感想を述べ「ゴール前の崩しの精度が合っていない。改良の余地が残っている。動きの方はだいぶ出来ているので、敵のいない場所にあわせる具体的な質をみんなに伝えてやっています。その辺はあまり厳しい目で見ないでやってください。まだまだこれからです」と話した。
ナビスコ予選リーグは、川崎Fはナビスコ予選リーグ2節(3月28日)はなく、第3節は4月8日19時からIAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦する。
次のホームゲームはリーグ戦第4節で、4月4日15時からアルビレックス新潟と対戦、ホームの初白星が期待される。

 

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2015年3 月22日 (日曜日)

サクラの開花情報を速報 : 「今日の桜2015」がスタート

川崎市、狛江市とその周辺の桜の開花状況を写真と短い記事で伝える「今日の桜2015」(こちら>)が3月21日にスタートしました。



この企画は、地域の四季折々の花情報を伝える市民ボランティアの「花咲案内人」が、決まった桜を定点観測して、桜の花のアップと開花の進み具合、周辺の様子などを開花から満開、花の散るまでを日ごとに紹介しているもので、毎年多くの方から好評をいただいています。

現在も、桜のガイドをするボランティアを募集していますので、ぜひご応募ください。
問い合わせ・応募はEメール([email protected])でインターネット新聞「k-press」今日の桜2015係へ。

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2015年3 月18日 (水曜日)

川崎市中原区が区内の企業に感謝状を贈呈 : 児童の交通安全に尽力

150316kansyajyo 01川崎市の中原区役所が3月16日、区内の児童を交通事故から守るために尽力した信号機器株式会社(川崎市中原区市ノ坪160番地)に感謝状を贈った。

写真=感謝状を手にする遠藤芳郎信号機器社長、児童3人、志村辰也東住吉小学校校長、鈴木賢二中原区長

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通学路に設置された交差点クロスマーク(中原区提供)

同社は、道路標識や鉄道信号など主に交通安全に関するデザイン・設計・製造・工事を行っている。日本リーグ2部に所属する卓球部があり、選手らがふれあいスポーツ卓球教室に参加するほか地域の小学生の社会科授業などで工場見学にも対応する地域に密着した活動を行っている。
感謝状は、2014年12月に同社本社近くの東住吉小学校の通学路14カ所の交差点に
同社が交差点クロスマーク表示を無償で提供したことへのお礼として同区が贈ったもの。この日は、遠藤芳郎社長、志村辰也東住吉小学校校長、同小6年の児童3人、中原警察署の水原豊交通課長、鈴木健二区長が参加。まず、遠藤社長から鈴木区長に交差点クロスマーク表示の目録が手渡された後、鈴木区長と志村校長から感謝状が手渡され、6年生の児童3人から「ほくたちのためにマークをつけてくれてありがとう。安心して通学できます」などのお礼の言葉が述べられた。
クロスマークがつけられたのは、東急東横線西側の今井南町と木月伊勢町の歩道がない生活道路。参加した子ども達によると、道幅が狭いため見通しが悪く急に車が出てきたりスピードを出す自転車が多い場所で、カーブミラーなどを確認しながら通学しているという。

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2015年3 月16日 (月曜日)

J3・町田ゼルビアが長野パルセイロにスコアレスドロー : ホーム開幕を飾れず

150315zelvia 01明治安田生命J3が3月15日に開幕した。今季は新たに1チームが加わり13チームで11月23日(39節)までに3回対戦する。チーム数が奇数のため、各チームとも試合のない節がありトータルでは昨年よりも3試合増える。
J3優勝を目指すFC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場にライバルAC長野パルセイロを迎えて対戦した。町田は終始相手を支配したが長野の最終ラインを崩せずスコアレスドローに終わり、ホーム開幕戦を勝利で飾ることができず、6位でリーグ戦をスタートした。

写真=後半、ゴール前で町田の攻撃を防ぐ長野(撮影 : 一部を除きすべて山本真人)

150315zelvia 06長野は昨シーズン2位、町田は3位で両者の勝ち点差はわずかに1、今季はともに昇格をめざしており、開幕戦屈指の好カード。競技場には、開幕を待ちわびた町田サポーターはもちろんのこと長野からもバス7台で来場、昨年の開幕戦を約3,200人上回り過去2番目に多い7,803人の観客が集まり、試合前から熱心な応援合戦を繰り広げていた。
150315zelvia 07町田はボランチに同市出身のMF土岐田洸平(#10)、左サイドバックにDF松本怜大(#19)、2トップの1人にFW宮崎泰右(#18)といずれも上のカテゴリー経験を持つ今季加入の選手をスタメン起用、他の8人は昨年のレギュラー選手だった。一方長野は、チームの得点源のF宇野沢祐次(#10)ら3選手をけがで欠く苦しいメンバー編成だ。

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前半1分、町田DF星野悟の惜しいシュート(撮影:神津佑磨)

試合は、1分に町田DF星野悟(#2)のミドルシュートがバーの上をかすめるなど攻撃的な展開で始まりリズムをつかんだが、互いに負けられない気持ちが強くしだいに守備陣が踏ん張る試合運びとなった。前半終了近くの39分にペナルティーエリアに入った土岐田のパスがゴール前に詰めていたMF遠藤敬祐(#8)に渡る決定的なチャンスを迎えたものの、遠藤のシュートはバーをかすめ、前半を0対0で折り返した。
後半も流れは変わらず、ロングボールを多用し中盤でボールを奪い合うかたちになりチャンスがなかなか訪れない時間帯が続いた。町田は70分過ぎに、ペナルティーエリア前の好位置でフリーキックのチャンスを得、MF鈴木崇文(#17)からのパスを昨季J3得点王のFW鈴木孝司(#9)がシュート、その跳ね返りを再びシュートするが相手守備陣の好守でゴールを割れなかった。
150315zelvia 14町田は流れを変えるため56分に宮崎からFW重松健太郎(#39)、83分には遠藤からFW久木野聡(#38)に変えた。表示された3分のアディショナルタイムの終了間際に、鈴木孝司がゴールネットを揺らし町田サポーターをこの日一番沸かしたが、オフサイドの判定で無得点で試合を終えた。
試合後の会見で、長野の美濃部直吉監督は「開幕戦でどちらも勝ちたい気持ちが強く、特に町田はホームなので余計そうだと思うが、うちはけが人などいろいろな状況のなかで勝ち点1は悪くない。点が取れる要素がほとんどなく守備が良く守った」と評価した。

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試合終了、悔しそうな表情の両チーム選手(撮影 : 神津佑磨)

一方、町田の相馬直樹監督は「昨年苦渋をなめた長野を迎え、たくさんのサポーターが集まってくれたことに感謝したい。開幕の硬さもあって拮抗した試合となったが、選手たちはチャレンジする姿勢を見せてくれた。しかし勝ち点3を取るには足りない何かを、この段階で埋め切れなかったことも事実かなと思います。ただ、次につながるゲームはできたが今日の勝ち点1をつなげるためにも、どうすれば(ことしのスローガンの)+1を達成できるか、勝ち点3を手繰り寄せるためには何が必要か、選手たちと考えながら第2節(YS横浜戦)に向けての準備を進めたい」と反省した。
150315zelvia 09この日はホーム開幕で恒例のキックオフセレモニーには、石阪丈一町田市長とゲストに町田のMF大竹隆人選手(#13)のいとこでタレントのIMALUさん、劇団マチダックスを主宰する俳優の渡辺裕太さんと迎え、町田側ゴールで石坂市長がパスをつないでゴールを決めた。また試合前には、競技場に隣接する広場に設けられた仮設舞台のZ劇場で、IMALUさん、渡辺さんのトークショー、町田市出身のラッパーKEN THE 390さんのライブパフォーマンスも行われ、試合を待つサポーターを楽しませていた。
次のホーム試合は、3月29日14時からでブラウブリッツ秋田と対戦する。
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2015年3 月15日 (日曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレがヴィッセル神戸に2対2 : 引き分けに追いつき等々力リニューアル飾れず

150314frontale01明治安田生命J1第2節の9試合が、3月13、14日に各地で行われた。ホーム開幕戦を迎える川崎フロンターレは、第2日程の14日にメインスタンドが新設された川崎市中原区の等々力陸上競技場にヴィッセル神戸を迎えて対戦。
川崎Fは2度リードされたが2年連続得点王のFW大久保嘉人(13)とMFレナトと決めるべき人がゴールを奪い引き分けに持ち込んだ。新メインスタンドの完成を飾れなかったが、勝点1の結果を残した。

写真=73分、MFレナト(#10)の鮮やかな同点ゴール(撮影 : 山本真人)

 

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2015年3 月13日 (金曜日)

川崎市の等々力陸上競技場:新メインスタンドが完成、客席約4000席増やし設備も一新

150313todoroki01川崎市中原区の等々力陸上競技場で進められていた新メインスタンドの工事が終わり、3月13日に完成記念式典と関係者らが参列、内覧会が行われた。新しいメインスタンドは客席が従来より4000席増えるとともに、家族連れやグループなどのニーズに対応できるさまざまなタイプの客席を設けるなど設備も充実させ、モダンな外観と合わせてイメージを一新した。同競技場をホームグラウンドにしているサッカーJ1の川崎フロンターレが14日15時からホーム開幕戦としてヴィッセル神戸との対戦で初めて使用するほか、15日13時から17時(受け付け16時まで)まで、一般市民向けの見学会も催される。また、メインスタンド内には、多摩区にある藤子・F・不二雄ミュージアムの協力で、ドラえもんなどのおなじみのキャラクターのスポーツにちなんだ像も設置され、来場者を楽しませそうだ。

写真=新設されたメインスタンドの外観

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150313todoroki02新メインスタンドは、鉄筋コンクリート造・プレキャストコンクリート造・鉄鋼造の6階建てで延べ床面積は21、853平方m、高さは旧スタンド(3階建て、約14m)の約2倍の29m。客席数は、旧スタンドより約4、000席増えて7,495席(Jリーグ開催時は7,281人)となり、競技場全体では27,495席(同26,232席)となった。
内部は、シートや天井など多くの場所にフロンターレカラーのブルーと黒が使われており、これまで以上に川崎フロンターレのホームスタジアムらしい仕上がりとなっている。
内部は、1階が選手、運営、関係者が利用するエリアで、選手関連ではシャワーの増設や、アイシングなどに使うタイル張り浴槽を4基新設するなど、これまでより充実させた。記者・カメラマン控え室、記者会見室も設置した。

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パーティーシートと一般観客席

2階は、パーティーなども開けるガラス張りの来賓ラウンジのほか、観客用のトイレは、観客席から緑色の壁で誘導する方法を採用、また、混雑を避けるために一方通行として出口が別に設けてある。また、カーテンを設けた着替えコーナーもある。
コンコースとつながる3階は通路を広くし、グッズや食べ物のショップを設置した。

客席は3階から6階までで、一般の客席のほか、さまざまな観戦スタイルを提供する「バラエティーシート」を備えているのが特徴だ。バラエティーシートは、自宅の居間風のソファーを置いた個室と、外側に客席があるグループボックスシート、家族や友人と楽しめる4人席・6人席のグループシート、ゆったり足をのばせるベンチ式の掘りごたつシート、子どもを遊ばせながら観戦できるキッズスペース、記者席と同仕様のカウンターシート、木製のテーブルが着いたパーティーシート、車いす席など7種類ある。6階には、東京タワーやスカイツリーも望めるスカイテラスやVIP用のスカイボックスが設られている。

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キッズスペース

メインスタンドの両脇にあった照明塔に換わって、屋根の前面にJリーグでは初のLED照明を採用している。このほか、太陽光発電装置や雨水を貯蔵してトイレの洗浄水に再利用、地中熱を利用する冷暖房を採用するなどエコにも配慮した。
メインスタンドの総工費は、当初の予算より約14億円増の79億3,500万円。
メインスタンドの工事に加え、サイドスタンド南側にも新たに大型の映像装置を設置した。


150313todoroki0815時から来賓ラウンジで行われた記念式典には、福田紀彦川崎市長、川崎フロンターレの武田信平社長、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの伊藤善章館長らが参加した。福田市長が「市民の大きな願いで2012年12月から始まった工事が2015年のホーム開幕戦前日に間に合って良かった。地元の町会、フロンターレのサポーターなどさまざまな市民の協力で悲願のスタジアムができあがったことを感謝しています。中も外もすばらしいスタジアムです。明日はフロンターレのホーム試合、来月には日本を代表する陸上大会が開催されます。夢と希望がどんどん生まれる使い方がみんなで出来るスタジアムにしていきたい。また、藤子プロの キャラクターがお客様を出迎える川崎らしいスタジアムになりました」と挨拶した。
150313todoroki10福田市長らによるテープカットに続いて、3階コンコースに作られた、ドラえもん、パーマン、のび太、エスパー魔美など藤子作品でおなじみキャラクターがサッカーに興じている「Kick off!」と名付けられたブロンズ像の除幕式が行われた。この像は、市内外から多くの市民が集まる競技場で川崎市の魅力を発信しようと企画されたもので、入場ゲートなど8箇所に高さ約30cmのブロンズ像が設置された。競技場のコンコースは、試合のない日でも入ることができるため、サッカーファン以外も楽しめる競技場の名物になりそうだ。
内覧会に参加した武田社長は「2008年に多くのサポーターや市民の署名運動から始まり、長い年月がかかったが、観客席などについて多くの要望を聞き入れてもらい、ようやく完成して感無量です。明日の開幕戦は絶対に勝って、皆さんの期待に応えたい」と喜んでいた。またサポーター代表として参加した山崎真さんは「客席数よりも、安全で快適なスタジアムにするため、通路を広くするなどサポーターの要望を多く聞き入れてもらえたて良かった」と笑顔だった。
メインスタンドの新築は、等々力競技場第1期整備として実施された。今回は、Jリーグスタート直後の1993年から1995年にかけて約110億円を投じて芝生スタンドから固定席などに変えた増築工事の市債の返済が終わっていないためにサイドスタンド、バックスタンドの改築は見送られたが、2016年度に競技場全体の事業再評価の後に、第2期工事を行うことも検討されている。

 

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狛江駅前のエコルマホールで市内ゆかりの作曲家松村禎三と三木稔の作品を演奏

小田急線狛江駅北口前のエコルマホールで3月14日、狛江市に半世紀にわたり住み続け国際的に活躍した作曲家にスポットを当てた演奏会「エコルマ・アンサンブルコンサートvol7」が開かれる。

コンサートは、2015年11月に20周年を迎える同ホールの記念プレ企画して催されるもの。エコルマ・アンサンブルは、毎回狛江にゆかりが深い人を取り上げるコンサートで、今回は故・松村禎三と故・三木稔の作品を取り上げ、狛江在住の演奏家や指揮者、市内の合唱団が出演する。
演奏会は15時開演だが、14時30分に両作曲家の子息らが作品の聴き所や観どころについて対談する「プレトーク」が行われる。
第1部は、松村禎三の作品で、大阪万博・松下館B棟のために作曲された邦楽器の曲「詩曲1番」、ピアノとヴァイオリン、フルートの「アプサラスの庭」、ピアノ独奏「ギリシャによせる二つの子守歌」を演奏する。市内在住の箏曲奏者平野裕子さん、市内出身の尺八奏者、善養寺惠介さん、市内在住のピアニスト新納陽介さんらが出演する。
第2部は、東京では初めて演奏される三木稔のオペラ「きみを呼ぶ声」1幕6場。三木稔の娘婿にあたる指揮者・榊原徹さんのほか、202012年度エコルマホール文化芸術活動支援事業に選ばれた市内の女声合唱団コール・レーネがプロのオペラ歌手らと競演し、合唱部分を担当する。
入場は一般3,000円、高校生以下500円。
問い合わせは電話03-3430-4106エコルマホール

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2015年3 月 9日 (月曜日)

川崎市の富士通スタジアム川崎:オープン祝いフットボールフェスタ、日本代表、富士通フロンティアーズなどがエキシビションマッチ

150405amefoot03川崎市川崎区富士見の富士通スタジアム川崎の完成を記念してフットボールフェスタ(日本アメリカンフットボール協会、川崎市、川崎フロンターレ・東急コミュニティ共同事業体主催)が4月5日、同スタジアムで催され、小雨まじりのあいにくの天候にもかかわらず、訪れたアメリカンフットボールのファンや家族連れなどは一新されたスタジアムでアメフト日本代表や富士通フロンティアーズなどのエキシビションゲームなどを楽しんでいた。

写真=Xリーグチアリーダースのパフォーマンス

150405amefoot02同スタジアムは、川崎球場を改修、アメフトを中心とした球技場としてグラウンドやスタンドなどが整備された。
150405amefoot01フェスタでは、13時55分から竣工記念セレモニーとして福田紀彦川崎市長のキックオフ(写真左上)、キッズチア、Xリーグチアリーダースなど約400人によるパフォーマンスなどがくり広げられ、オープンを祝った。また、ライスボウルで初優勝し、日本一に輝いたフロンティアーズの川崎市スポーツ特別賞授賞式が行われ、福田市長から同チームの浜場正明部長に表彰状、今井善教キャプテンに特製トロフィーが手渡された(写真右上)
150405amefoot0414時30分からはアメフト日本代表とアサヒビールシルバースター(写真左下)、富士通フロンティアーズ(写真右下)とのエキシビジョンマッチが行われ、観客たちは迫力満点のプレーに見入っていた。
150405amefoot05このほか、9時から斉藤旗争奪第37回川崎市春季少年サッカー大会予選リーグ、12時15分からフラッグフットボール体験会も行われ、子どもたちは歓声を上げながらグラウンドいっぱいに走り回っていた。

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2015年3 月 7日 (土曜日)

川崎市多摩区で3月8日の夕方に灯籠流し : 東日本大震災と阪神淡路大震災の鎮魂と復興願い

川崎市多摩区の市民団体が、2011年に起きた東日本大震災と1995年の阪神淡路大震災を記憶に留め、被災者の鎮魂と被災地の復興を祈ろうと、3月8日の夕方に川崎市多摩区稲田堤で催す「多摩川灯ろう流し」の参加者を募集している。

この市民団体は、多摩川の生態系を守る活動を行っている特定非営利活動法人おさかなポスト(山崎充哲代表)。同会は、多摩川に外来種の魚を捨てないようにと、2005年から飼いきれなくなったペットの魚やカメなどを多摩区の稲田公園内に水槽を設けて引き取り、里親を探して飼ってもらう命の引き継ぎを行っている。このほか市内などのイベント会場で移動水族館を開き、魚への関心や命を大切にする啓蒙活動も行っている。
東日本大震災後は、避難所で飼えないなどの理由で多くの魚を引き取った。また、被災地の福島県の子ども達に魚を届ける「多摩川水族館」活動も行っており、2013年は須賀川市、2014年は本宮市に出かけて子どもたちと交流を行っており、
2015年は会津若松市など2市で「多摩川水族館」の実施予定だ。
震災後は「あの日を忘れない 追憶と鎮魂 復興を祈る」を目的に稲田公園にあるおさかなポストの近くの多摩川で灯ろう流しを毎年開催している。
会場では、16時から流し灯ろう工作、多摩川美化活動、おさかなポスト里親捜しや被災地の子どもに多摩川水族館を届けるための募金活動を行う。17時30分に開会式と黙祷後、灯ろうを流し始め19時30分に終了の予定で、強風の場合はキャンドルナイトに変更する。
参加は自由で、小学生以下は保護者同伴。美化活動のゴミ拾い用のレジ袋と、マッチやライター(保護者が持参)、灯ろう工作用の紙コップ・油性ペンと灯ろうを水に浮かべるための発泡スチロールトレー(スーパーなどで肉や魚を販売するためのに使われる食品トレーなど)と懐中電灯、あればライフジャケットを持参する。
同会では当日の灯ろう回収などのお手伝いスタッフも募集している。
問い合わせは電話090-3209-1390山崎さんまたはメール([email protected])。


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