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2014年12 月13日 (土曜日)

2014Jリーグアウォーズ・川崎フロンターレの大久保嘉人選手が2年連続で得点王とベストイレブンに輝く

141209awards 012014年のJリーグを締めくくる「2014Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月9日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれ、ベストイレブンなどの表彰が行われた。得点王には18ゴールをあげた川崎フロンターレのFW大久保嘉人選手が2連連続で受賞、またベストイレブンにも選ばれ2冠を獲得した。注目の最優秀選手賞(MVP)には11回と歴代最多のベストイレブンに選ばれているガンバ大阪の司令塔MF遠藤保仁選手が初受賞した。

写真=得点王の表彰を受ける大久保嘉人選手

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舞台に登ったJ1、J2、J3の選手

アウォーズには、リーグ優勝したガンバ大阪の全選手のほか、各クラブの監督と選手が選んだ優秀選手賞の32人(2人欠席)と監督、J2からは成績に応じて複数の選手、J3は各クラブのキャプテンなどが出席、多くのサポーターも入場した。
141209awards 10川崎フロンターレからは、得点王の大久保に加え初めて優秀選手に選ばれたFW小林悠とMF大島亮太の3選手(中村憲剛とレナトは欠席)に加え、功労選手賞に選ばれた元選手の伊藤宏樹さんとジュニーニョさんが参加。FC東京からはDF太田宏介、DF森重真人、MF武藤嘉紀の3選手と元選手のルーカスさん、FC町田ゼルビアからはキャプテンのMF李漢宰選手がタキシード姿で舞台に登壇。各選手は、ピッチとは違った雰囲気にやや緊張した面持ちだった。客席には選手やスポンサーなど関係者が並び、各チームのサポーターはひいきの選手が姿を見せると応援タオルを振ったり拍手を送っていた。
141209awards 13表彰式では、村井満Jリーグチェアマンが「今シーズンはガンバ大阪が3冠獲得を宣言して、現状見事2冠を制覇しております。今シーズン、Jリーグはいくつかのチャレンジを行いました。『笛が鳴るまで全力でプレーしよう』」を合言葉にシーズンをスタートし、少しずつですが改善の兆しを見せています。これは引き続き頑張っていきたいと思っております。今年J1・J2、40クラブの債務超過

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舞台中央の優勝したガンバ大阪の選手ら

クラブがゼロになりました。悔しいこともありました。FIFAワールドカップ本大会では、予選敗退してしまいました。日本代表の母体でもあるJリーグがもっとタフであれば、もっと代表に貢献できるという強い思いもしました。来シーズン、新たな大会方式でJリーグを迎えたいと思っており、いくつかの山場を用意いたします。もうひとつ、ACLのタイトルを何としても取りたいと思っております。今日アジアの皆さんもいらっしゃっていますが、Jリーグがアジアで一番である事を示して、そしてFIFAクラブワールドカップで世界の強豪クラブチームと対等に戦うところを日本のサッカーファンに見てもらいたいと思っております。ACL出場チームには全力を挙げて頑張って欲しいと思っています。我々も全力で応援してまいります。減少傾向にありましたが、ほんのちょっとですが今年増加に転じました。まだまだであります。来年全員で頑張ってまいりたいと思っております。今日は全ての関係者を祝福したいと思います 」と1年を降り返った(写真左)

その後、最優秀監督、ベストピッチ、最優秀育成クラブ、功労選手賞、フェアプレー賞など各賞の表彰が行われた。
得点王に選ばれた大久保選手は「本日はこのような賞をいただき、本当にありがとうございます。この賞が取れたのも、チームに関わった全ての人たちのおかげだと思っています。これからはこの賞に恥じないようもっともっと努力し、また来年ここに立てるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と笑顔で話した。
141209awards 12年間表彰の前には、サポーターステージショーが行われ、J2、J3(写真左)の優勝チームの表彰や来場者の投票によるJ2 Most Exciting Player、J2最優秀ゴール賞などの表彰も行われた。

 

141209awards 09 141209awards 08 功労賞の選手ら

各賞の結果

○ベストイレブン
GK=西川周作(浦和レッズ、3回目)、DF=太田宏介(FC東京、初)、森重真人(同、2回目)、MF=塩谷司(サンフレチェ広島、初)、柴崎岳(鹿島アントラーズ、初)、武藤嘉紀(FC東京、初)、レオ シルバ(アルビレックス新潟、同)、遠藤保仁(ガンバ大阪、11回目)、FW=大久保嘉人(川崎フロンターレ、2回目)、宇佐見貴史(ガンバ大阪、初)、パトリック(同、初)が選出された。

○ベストヤングプレーヤー賞
カイオ(鹿島アントラーズ)

○最優秀ゴール賞
西 大伍(鹿島アントラーズ、初)

○フェアプレー賞(高円宮杯)
サンフレチェ広島(4回目)

○フェアプレー賞(ポイントが少ない順に掲載)
J1=ベガルタ仙台(J1で2回目)、浦和レッズ(初)、横浜マリノス(2回目)、アルビレックス新潟(初) 、徳島ヴォルティス(初)
J2=松本山雅FC(2回目)、ギラヴァンツ北九州(初)、京都サンガF.C.(初)、ファジアーノ岡山(2回目)、モンティディオ山形、湘南ベルマーレ(初)、ザスパクサツ群馬(初)、ジュビロ磐田
J3=福島ユナイテッドFC、AC長野パルセイロ、藤枝MYFC

○フェアプレー個人賞
西川周平(浦和レッズ、初)、工藤壮人(柏レイソル、初)、平岡康裕(清水エスパルス、初)、盛岡亮太(ヴィッセル神戸、初)、水本裕貴(サンフレチェ広島、初)、豊田陽平(サガン鳥栖、初)

○最優秀監督賞
長谷川 健太(ガンバ大阪、初)

○最優秀主審賞
西村雄一(6回目)

○最優秀副審賞
相楽亨(7回目)

○Jリーグベストピッチ賞
NACK5スタジアム大宮 (2回目)、IAIスタジアム日本平(8回目)、豊田スタジアム(初)、北九州本城陸上競技場(初)

○功労選手賞
伊藤宏樹、岡野雅行、ジュニーニョ、服部年宏、波戸康広、山田暢久、吉田孝行、ルーカス

○最優秀育成クラブ
東京ヴェルディ

○J2 Most Exciting Player (サポーター投票により決定)
田中 隼磨選手(松本山雅FC)
○J2最優秀ゴール賞
都倉賢(コンサドーレ札幌)


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