J3・FC町田ゼルビアがJ22選抜に3対0 : 4試合ぶりに勝利し首位守る

明治安田生命J3リーグ第24節の5試合が9月7日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で Jリーグアンダー22選抜と対戦した。町田は3分に先制ゴールを決めてゲームを支配、3対0と4試合ぶりの勝利で首位を守った。

写真(いずれも山本真人）＝先制点を決めた町田MF鈴木崇文(#17)

 

試合前に応援の練習をする他チームサポーター

町田は8月3日の20節以来勝ち星から遠ざかり2連敗中で、2位のツエーゲン金沢が勝点1と迫っている。一方のJ22選抜は、最初の対戦は0対4の完敗、2回目は引き分けたがリベンジを果たしたいところ。
町田は、観客を集めるために毎試合さまざまなイベントを行っているが、この日は、ナビスコ順々決勝と天皇杯の1試合のみで、JFLの試合もないため「他チームのサポーター歓迎」と銘打った割引サービスを行っていたため、客席には、他チームのユニフォームを着た観客も見受けられ3,015人が観戦した。
町田は、試合後の相馬直樹監督の談話によると連敗の流れを変えたいとのことでGKに21試合ぶりにベテランの高原寿康(#21)を起用、FW久木野聡(#38)が移籍後初先発した。
試合は、開始3分にMF鈴木崇文(#17)が鮮やかにゴールを決めてリズムに乗り前半だけで12本のシュートを放つ圧倒ぶりで36分にコーナーキックのチャンスからDF深津康太(#5)が追加点を得た。
後半も流れは変わらず、町田がチャンスを作り続けたが、J22選抜の堅い守りでなかなかゴールを割れなかったが、72分に途中交代したFW木島徹也(#14)が92＋2分にファウル(写真右)で得たPKを自ら決め3点目を獲得、無失点で4試合ぶりに勝利した。
次のホームゲームは10月5日13時からガイナーレ鳥取と対戦する。