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2014年9 月24日 (水曜日)

Jリーグ・川﨑フロンターレがFC東京と0対0の引き分け : 緊迫した好ゲームで痛み分け

140920frontale 04Jリーグ第24節の9試合が9月20日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でFC東京と対戦した。試合は、攻守の切り替えが早い緊迫した展開でスコアレスドローに終わり、互いに勝点1を積み上げただけの痛み分けだったが、川崎Fは勝点2差で3位だったサガン鳥栖が敗戦したため、2位を守った。

写真=ボールを競り合う川崎フロンターレFW小林悠(#11)とFC東京FW武藤嘉紀(#14) (撮影 : 山本真人)

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51分、FC東京FWエドゥー(#11)のシュートを止める川崎GK西部洋平(#21) (撮影 : 桑山輝明)

J2時代から多摩川を挟んでのライバルで「多摩川クラシコ」と名付けられた24回目のダービー。J1での対戦成績は、川崎Fの8勝4分7勝とほぼ互角で、今季はアウェーの味の素スタジアムでは4対0で川崎Fが勝っている。試合前には、両チームの10歳以下の選手らの対戦など多彩なイベントが行われた。
川崎Fは、前節に続きFW大久保嘉人(#13)が出場停止、DFジェシ(#5)は累積警告でやはり出場停止で、久々の先発出場のMFパウリーニョ(#34)がMF谷口彰悟(#15)とボランチを組んだ。チーム2位の10得点で日本代表入りを目指すFW小林悠(#11)と初の代表選出でゴールを決めたFC東京FW武藤嘉紀(#14)のFW対決などサポーターの期待も高く、FC東京のゴール裏はチームカラーをまとったサポーターでぎっしり埋まり、競技上には18,805人が入場、試合前から熱心な応援合戦を繰り広げた。

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90+5分、FC東京DF太田宏介(#6)のフリーキックを阻止(撮影 : 山本真人)

試合は、互いに攻守の切り替えが早い緊迫した展開で始まり、互いにフリーキックやコーナーキックのチャンスを作るものの、DFとGKの好守に阻まれ前半を0対0で折り返した。
後半も同様の展開で進んだが、川崎Fは57分にDF山越享太郎(#25)に替えDF登里享平(#23)をピッチに送り出すと、パスの精度とスピードが増しゲームの流れが傾き始めFC東京のゴール前をおびやかし、79分に小林がゴールを揺らしたがこれはオフサイド。一方、FC東京も74分にMF羽生直剛(#22)に替えMF梶山陽平(#10)を投入して攻撃に厚みを増し、終了間際にはペナルティエリア前からのフリーキックのチャンスを得たがゴールを割れず、0対0で引き分けた。
大量得点を奪い合う試合が多い多摩川クラシコでスコアレスドローで引き分けるのは、2005年7月以来のことだ。
川崎Fの次のホームゲームは、9月27日19時からベガルタ仙台と対戦する。

 

 

2014-09-24 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, h)東京都, i)神奈川県, スポーツ | Permalink

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