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2014年6 月24日 (火曜日)

J3・FC町田ゼルビアがAC長野パルセイロと頂上決戦 : 1対0で勝ち首位キープ、勝ち点差5に

140622zelvia 06明治安田生命J3リーグ第17節の6試合が6月21日と22日に各地で行われ、首位のFC町田ゼルビアは22日に町田市立陸上競技場で2位のAC長野パルセイロと対戦した。町田は76分に途中出場のMF遠藤敬祐(#8)のゴールを守り切って1対0で勝利、頂上決戦を制して2位との勝ち点差を5に広げ、首位をキープした。

写真=76分、町田MF遠藤敬祐がゴール

140622zelvia 01 J3は今節で前半戦を終え7月19日まで中断する。
このカードは、町田と長野の勝ち点差は2で、結果によっては順位が入れ替わるため、互いに負けられない試合だ。町田は今季の長野との前回の対戦は引き分けだったが、同じカテゴリーのJFLにいた2011年と2013年に長野から勝ち星をあげておらず、過去の対戦成績は0勝2分3敗だ。
140622zelvia 02この日は朝から雨が降るあいにくの天候だったが、長野からバスツアーで応援にかけつけたサポーターも多く、競技場に詰めかけた3,513人が試合前から選手を鼓舞する歌声を響かせる熱い応援を繰り広げた。

140622zelvia 03試合は、立ち上がりは両チームともやや堅さが見られたものの、セカンドボールを奪い合う切り替えの早い緊張した展開となった。序盤は長野のリズムだったが、次第に町田がペースを取り戻した。町田FW木島徹也(#14)、  長野MF西口諒(#15)らが決定的なチャンスを作るが、ゴールバーに阻まれたり、GK修行智仁(#1)の好守(写真左 撮影:山本真人)で前半を無得点で折り返した。
後半も同様な展開で始まったが、2年前まで町田に所属した長野のFW勝又慶典(#13)がクロスバーを直撃するシュートを放つなど緊迫したゲームが続いた。町田は71分に木島に代え、前節で復帰した遠藤を投入、直後の72分に長野も勝又とMF高野耕平(#14)を同時に下げ、MF大島良隆(#5)とMF田中恵太(#8)が出場した。

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後半、長野ゴール前の攻防(撮影:山本真人)

この交替が奏功したのは町田で、MF戸高弘貴(#29)のクロスに反応したFW鈴木孝司(#9)のゴール前へのパスに遠藤がすかさず対応、倒れながらボールを押し込み貴重な先制点を奪った。これに対し長野はさらに2人の選手を交代させたが、流れをつかみきれず、4分と表示されたアディショナルタイムの終了間際に長野のFW宇野沢祐次#10がゴールネットを揺らしたものの、オフサイドの判定(写真左下)でノーゴールに終わった。町田は長野から初の白星をもぎ取り、首位を守った。
140622zelvia 07試合後の会見で相馬直樹監督は「1位と2位という形で戦えたこと状況がわれわれのいいところを引き出してくれた。非常にタイトなゲームになったが、得点への迫力が少し相手を上回ったと思います」と冷静に振り返り、中断前の成績が12勝4分け1敗で首位に立っていることについては「数字は高いほうがいいが、最後にJ2にチャレンジできるところにいたい。この数字を守ろうとしたらダメで、
前半に近い数字をどう取るかと考えたい」と気持ちを引き締めていた。
J3が再開されるのは7月19日で、町田はアウェーでブラウブリッツ秋田と対戦、ホームゲームは7月27日17時からJリーグU22選抜と戦う。

2014-06-24 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink

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