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2012年7 月 6日 (金曜日)

狛江市特産のエダマメで地ビール:農家と酒店が共同で開発、7月9日から発売

120630edamamebeer01狛江市の特産品エダマメを使った地ビール(発泡酒)「こまえ〜る(KOMA YELL)」を市内の酒店と若手農家が開発、7月9日から市内の酒屋と飲食店などで限定販売される。

写真=エダマメ畑でビールと枝豆を持つ(右から)高橋庸之さん、秋元慈一さん、高橋一真さん、松坂諭さん

120630edamamebeer02開発したのは、駒井町の(有)秋元酒店の専務・秋元慈一さん(32)と、駒井町で農業に取り組んでいる松坂諭さん(29)、高橋一真さん(26)、高橋庸之さん(25)の4人。
全国各地の地酒や焼酎、地ビールなどを扱っている秋元さんは、以前から地元の農産物で酒を造りたいと考えていた。まず「おいしい狛江の野菜の認知度を高めよう」と消防団仲間で近所に住む松坂さんらに声をかけ、昨年夏に「狛江野菜を広める会」を結成。4人で話を進めるうちにエダマメを使った地ビールの製造を思いついた。早速その年の最後に収穫したエダマメを使ったビールの試作品製造を、秋元酒店と取り引きがある新潟市内の新潟麦酒(株)に依頼した。
このビールは、主原料となる大麦の一部をエダマメに替えて製造したもので、酒税法上は発泡酒に分類される。出来上がったビールは、エダマメの香りがほんのりとするさわやかな飲み口で、予想以上の出来映えに商品化に取り組むことにした。
材料になるエダマメは既になかったため、製造は翌年に先送り。ことし6月上旬になって3人の畑で採れたエダマメを使って量産に入った。名前は、狛江にエールを送りたいという意味を込めて「こまえ〜る」と決め、瓶に貼るラベルは、絵手紙発祥の地にちなみ、秋元さんが絵手紙の指導を受けて描いた作品を採用した。
販売は、マインズ農協狛江経済センターで開かれる「えだまめまつり」(7月9日、10日、午前9時〜)に合わせて行うことになった。
「こまえ〜る」は市内の酒店やコンビニなど15店、飲食店20店で扱う予定で、310mlの瓶入りで酒屋の店頭販売価格462円(税込み)。
狛江のエダマメを使った商品としては、「えだまめアイス」があるが、夏期限定販売。これに対し、「こまえ〜る」は通年販売するため、「いつでもエダマメの味が楽しんでもらえる」と話し、「ことしはエダマメの苗を移植する頃に2度もヒョウに見舞われたが、その後好天に恵まれおいしいエダマメとビールができた。ぜひたくさんの人に味わってもらい、狛江名物にするとともに、狛江の農産物に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待している。
問い合わせは電話03-3480-8931秋元酒店内「狛江野菜を広める会事務局」。

2012-07-06 in 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, | Permalink

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