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2011年6 月 1日 (水曜日)

川崎市多摩区の藤子・F・不二雄ミュージアムの建物が完成:藤本正子さんと藤子プロが市に寄贈、阿部市長に建物の鍵手渡す

藤子ミュージアム受納式110601 川崎市多摩区長尾2-8-1に藤子プロ(伊藤善章社長)などが建設を進めていた川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの建物が完成し、6月1日に受納式が行われた。藤子・F・不二雄さんの妻・藤本正子さん、伊藤社長が市役所を訪ね、市長応接室で阿部孝夫市長に建物の目録と鍵を手渡した。

写真=阿部市長(中央)に建物の目録と鍵を渡す藤本夫人(左)と伊藤社長(右)

藤子・F・不二雄ミュージアムは、鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)地上3階建てで、床面積は3699平方mで、2010年5月から建設工事が行われていた。今後は外構工事や展示など9月3日のオープンに向けた準備が急ピッチで進められる。また、準備作業に加え、6月中旬からポスター掲示やラッピングバスの運行、プレイベントの開催などなどのPR活動が本格化するほか、7月30日からチケットの販売も開始される予定。
目録と鍵を受け取った阿部市長は「これから多くの人に長く使ってもらう施設ができて、いよいよ事業が始まる。国際的に人気のあるキャラクターが多く、地元の人も喜んでいると思う。宿河原駅からミュージアムへ行く途中にある二ヶ領用水ものび太たちが遊ぶのにぴったりでは」などとにこにこ顔。
藤本夫人と伊藤社長は「周りの環境も良く、市に良い場所を用意していただいて良い建物ができた。東北大震災の影響もほとんどなく、工事が3日遅れた程度」「これから展示という大きな仕事があるが、大量の原画を飾るなどして、生の原稿のおもしろさを紹介したい」「子どもたちだけでなく幅広い年代の人に楽しんでもらい、ホッとできる場所にしたい」などと今後に向けて抱負を述べていた。

2011-06-01 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink

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