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2010年4 月28日 (水曜日)

アルテリッカしんゆりで5月4日に「セロ弾きのゴーシュ」:せりふが音楽と一体になった不思議な世界

100413yamanego01jpg  狛江市岩戸北に事務所を持つ山猫合奏団が、しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)に昨年に続き参加、5月4日の午前11時から昭和音楽大学北校舎第1スタジオでせりふが音楽と一体となった宮澤賢治原作のユニークな音楽「セロ弾きのゴーシュ」を上演する。

写真=セロ弾きのゴーシュの舞台(山猫合奏団提供


山猫合奏団は、ピアニストで作曲家の白石准さんが主宰する音楽集団。今回の「セロ弾きのゴーシュ」は、音楽をバックに語る一般的な朗読劇とは異なりセリフの部分が音符と同じ速さで語られ、人間の声も音楽の一部となっているのが特徴だ。この作品は、今回ゴーシュ役を演じるチェリストの太島純さんが白石さんが1981年に大学の卒業制作として作曲した「どんぐりと山猫」を見てもその”音”に感動、白石さんに作曲を依頼して数年前に完成した作品だ。2作品とも白石さんの大学時代の仲間で、フリー俳優の高山正樹さんがプロデュースして全国各地で公演を行っている。
 大島さんは「はじめはチェロの演奏だけで出演していて、プロの演奏家として”へた”にチェロを弾くのが抵抗がありましたが、何度か出演する内に『うまくなりたいという』ゴーシュの気持ちが音楽としての原点のように感じられるようになり、今はゴーシュ役も演じるようになりました。それでもへた演奏するのは何度やっても難しい」と話している。今回は、白石さんのピアノ、太島さんのチェロと語り、高山正樹さん、楠定憲さんの語りによる編成で、宮沢賢治の物語の世界をピアノ、チェロと人間の声による「音楽」で表現する。
 入場料は2,800円。当日券も会場で販売している。チケット予約は044(952)5082(9:30〜17:00)
 山猫合奏団のHPはこちら>
 しんゆり芸術祭2010HPはこちら>

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