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2008年11 月28日 (金曜日)

狛江市のイズミスイングオーケストラが追悼コンサート:バンドの創設者中村哲夫さんをしのぶ

狛江市内のビックジャズバンド「イズミスイングオーケストラ」が、ことし7月に亡くなったバンド創設者の中村哲夫さん(享年80歳)をしのび、11月30日に西河原公民館で「中村哲夫 追悼コンサート〜When You're Smailing〜」を催す。

同バンドは、狛江市がまだ町の時代の1966年、現団長の中村星児さんの父親で音楽愛好家の中村哲夫さんが、狛江町で秋に開く「文化祭」の企画委員長になったのをきっかけに「文化祭の目玉」として出演しようとタンゴバンド「楽団アンサンブル泉」を立ち上げたのが始まり。当時の編成は、中村さんのアコーディオン、妻の登美代さんのキーボードのほか地域の青年2人でスタート。タンゴを中心にポップス、歌謡曲など幅広いジャンルの音楽を演奏、各種イベントなど地域密着の活動を開始した。メンバーが増え、ビックバンドを目ざして管楽器奏者を募集して1984年に現在のバンド名に変更、42年の歴史を持つ。
中村さんは、まちづくりや文化活動に熱心に取り組み、狛江市音楽連盟の発足に関わり長く同連盟の役員を務め、初夏の音楽会やバンドフェスティバルなどの開催を支えてきた。
中村さんは、2004年の年末に死線をさまようほどの大病で倒れ1年半以上の闘病生活を続けたが、持ち前の明るさとバイタリティーでリハビリに励み、同バンドの40周年にはエコルマホールの舞台に立ち「マイウェイ」を歌うほど回復したが、ことし7月に帰らぬ人となった。
午後3時のコンサートは、中村さんの前向きな生き方と大往生とも言える死を明るく受け止め、音楽を楽しんでらおうと催される。入場は1000円。チケットは泉の森会館、木村メガネ、大和無線で取り扱っている。
問い合わせは電話03(5497)2580イズミスイングオーケストラマネージャー山本さん。

2008-11-28 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink

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