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2006年12 月27日 (水曜日)

狛江市議会が市議の定数を1議席削減:2007年4月から実施

狛江市議会が12月25日に開かれた市議会本会議で、市議会議員の定数を現行の23議席から1減の22議席にすることを賛成多数で決めた。この定数は改選期にあたる2007年4月の統一地方選挙から実施される。

「狛江市議会議員定数条例について一部を改正する条例」は、議会のスリム化を訴える民主党・市民クラブが23を20に改める「3減案(議員提出14号)」、経費削減などを求める明政クラブ、公明党、生活者ネットの3会派は「1減案(議員提出15号)」の2つが提案され、審議された。3減案は賛成3、反対18で否決、1減案は賛成13、反対8の賛成多数で可決された。
一方、与党共産党は、民意が反映できなくなると削減そのものに反対したが、議員の月額報酬10%カット、期末手当の支給率を市職員と同率に引き下げるなどを内容とする条例改正案(議員提出13号)を提出。賛成10(共産、ネット、民主党・市民クラブ)、反対11(明政ク、公明)の1票差で否決された。

 市民が出した陳情は不採択

今回の定数削減は、市民から削減を求める陳情(2件)と削減に反対する陳情(1件)が5月と6月に相次いで市議会に提出されたことがきっかけ。3件の陳情は議会運営委員会に付託され、6月19日から10月30日まで5回審査(2件は4回)された。同委員会では、削減反対の共産を除く各会派は、経費削減、議会のスリム化・改革の必要性など意見の違いはあったものの、削減には賛成の立場で意見が出されていた。しかし、審査の結論を出す際、最大会派の明政クラブが「定数については議会が判断する」と主張、3件とも不採択。
同市の市議会議員定数は1987年4月の選挙時に28から25に削減され、継いで1999年改選時には現在の23になった。

2006-12-27 | Permalink

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