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2006年11 月19日 (日曜日)

川崎:福岡振り切り、優勝へ望みつなぐ

061118fron01 川崎は11月18日、ホームの等々力競技場でアビスパ福岡と対戦、終了直前の谷口博之のゴールで粘る福岡を2対1で振り切った。首位の浦和が敗れたため、勝ち点差が4に縮まるとともに、この日試合がなかったガンバ大阪を抜いて暫定で2位にあがり、優勝に望みをつないだ。

写真(撮影*藤井栄美)=勝ち越しゴールを決めて喜ぶ谷口(中央)

前節のFC東京戦でまさかの逆転負けを喫しただけでなく、ジュニーニョ、マルコン、マギヌンの主力の外国人トリオとDFの要箕輪義信を出場停止で欠くという非常事態。くしくも日本人選手だけでの戦いを強いられることになった。
降格圏内の下位3チームの中から抜け出すために、是が非でも勝ちたい福岡を相手に、前半はリズムに乗れず苦戦を強いられ、前半は0対0で折り返した。
しかし、後半58分に我那覇和樹からのボールを受けてペナルティエリアに切り込んだ黒津が倒され、これを我那覇がきっちりと決めて、均衡を破った。必死の攻撃を仕掛ける福岡に防戦を強いられ、80分に同点のゴールを決められた。
終了直前の88分、中村憲剛のフリーキックを福岡ディフェンスがはじいたところを谷口が強烈な勝ち越しゴールを放ち、逃げ切った。
関口監督は「たくさんのサポーターの熱い声援がこの勝利をプレゼントしてくれたと思う。苦しい試合だったが、選手たちはたくましくなったし、初めての日本人ばかりのチームで勝てたことも価値がある。連戦が続くが、次の試合に向けてしっかり準備をしたい」と興奮気味に話していた。
浦和が名古屋グランパスに負けたため勝ち点差は縮まったが、残り試合は3。肌寒さを増した秋風をものともせず、試合後の等々力は「奇跡の逆転」を信じるサポーターの熱気であふれていた。

2006-11-19 in b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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