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2006年11 月26日 (日曜日)

Jリーグ・川崎3位以内が確定:ロスタイムに鹿島下す

061126frkashi01_2 Jリーグ第33節が11月26日に一斉に行われ、川崎はホーム等々力で鹿島アントラーズと対戦。ロスタイムに川崎DF箕輪義信がヘディングで貴重な追加点をあげホーム最終戦を勝利で飾った。
この勝利で川崎は1試合を残してリーグ3位以内が決まった。

写真=上・追加点となった川崎F箕輪義信(背番号5)のヘディング,下・ゴールに喜ぶ箕輪とジュニーニョ

川崎は前節11月23日に清水に敗戦して優勝の望みが断たれたが、選手らはホーム最終戦で勝ち1つでも上を目ざそうと高いモチベーションで試合に臨んだ。
試合に先立ち阿部孝夫川崎市長が「J2年目のことし高い目標を掲げ先週までは優勝に絡む勢いで、10周年にいい成績を残した。ホーム試合はきょうが最後ですが、しっかり応援しましょう」とあいさつ。
061126furon03 試合は、カード累積の右サイドMF森裕介に変わり、飛騨暁が出場。立ち上がりから好守が入れ替わるスピーディーな展開だが、両チームとも守備が好守。そうしたなか、21分に鹿島のカウンターで先制点を許し、その後もフリーキックなど危険な場面があったが好守で前半を1失点で終えた。
後半立ち上がりから川崎は鹿島のゴールをおびやかし、51分にMF中村憲剛のシュートで同点に。55分には足を痛めたFW我那覇和樹に替わって黒津勝を投入、ゴール前で再三チャンスを作るが追加点にならず、逆に鹿島のカウンターを許し、川崎のGK吉原慎哉とぶつかった鹿島のFW田代有三が激しく抗議して62分に2枚目のカードで退場した。川崎は71分にFWジュニーニョがゴールを奪いリードするが、直後の74分に10人の鹿島に追いつかれて同点。その後、フィニッシュまで持ち込めず引き分けが濃厚の展開が続いたが、ホーム最終戦で負けられない川崎がロスタイムにゴール前に残った箕輪のヘディングで鹿島の追撃を下し、スタンドを埋めたサポーターを大喜びさせた。
試合後の会見で、関塚監督は「最終戦を勝利で飾れて満足。これも多くのサポーターが一年間、支えて我々に勇気を与えてくれ感謝しています。あと1試合だが、少しでも上をめざして戦いたい」と話し「(2位になれば)アジアチャンピオンシップのチャンスャンスが生まれ、クラブとしても経験を積める」と次節に向けての強い意欲を見せた。
シーズン初めの目標を達成したことについては「(ベスト4は)非常に高いハードルだったが、自分たちのサッカーを各節しっかり戦えたことがこの長丁場のリーグ戦の中でも当初の目標を達成できたと思う。
それぞれの大会でベスト4に入るということはタイトルに手が届くところだということなので、タイトルに手が届かなかったら何もならないので、そこを目標に今年度もう一つ大会がありますからみんなで力を合わせて戦っていきたいと思います」と総括した。
会見には、鹿島のパウロ アウトゥオリ監督が田代の判定を巡って欠席、奥野僚右コーチが「日本で尊敬しているレフェリーの一人である岡田さんがミスしたので非常にがっかりしている。そういうことから今日の会見を遠慮させていただく」と監督のメッセージを伝えた。

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2006-11-26 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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