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2006年9 月23日 (土曜日)

日本民家園で10月8日に人形浄瑠璃

川崎市立日本民家園で10月8日、人形浄瑠璃「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 政岡忠義の段」が上演される。

仙台・伊達藩のお家騒動を題材にした演目で、国の重要無形民俗文化財の指定を受けている相模人形芝居・下中座が園内の工藤家住宅で演じる。
公演は1回目午後12時30分〜2時、2回目14時30分〜4時で、上演時間は約40分だが、解説と体験コーナーがある。料金はおとな1000円、学生・子ども500円。事前申し込み制で、定員は各回120人。
申し込みは往復葉書に住所、氏名、電話番号、学年、希望行事名、開催日、希望回を記入して〒214-0032川崎市多摩区枡形7-1-1へ9月27日(必着)までに送る。定員多数の場合は抽選。
問い合わせは電話044(922)2181日本民家園。

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2006年9 月22日 (金曜日)

てくのかわさきで9月24日に技能フェスタ:プロの指導でものづくりを体験

川崎市高津区溝口のてくのかわさき(生活文化会館)で9月24日午前10時から午後4時まで、大工さんやペンキ屋さんなどプロの指導による体験を通して親子で物作りの世界のおもしろさ知る「技能フェスティバル」が催される。

会場は技能職の拠点の建物で、川崎市と45種68団体で構成する川崎市技能職団体連絡協議会が主催する。おもな内容は、ものづくり体験コーナー、職人技の実演と展示、手作り品の展示即売、かわさきマイスターによる実演と展示のほか、会場内をまわるスタンプラリー、もちつきなども催される。
4階では、熟練技能を誇るかわさきマイスターに認定された表具、手描き友禅、刃物研ぎ、食肉加工など12職種の職人さんが作品の展示と実演、販売を行う。
各フロアの催しは、玄関前広場が、焼きそば、磯辺巻き、焼き鳥、飲み物、もつ煮込み、フライドチキンなどの食べ物の即売ともちつき、駐車場ではタイル絵、釘打ち体験、1階では木工、水道パイプ、陶芸、竹細工などの体験教室と時代衣裳の着付け、着物の着付けの無料講習会。2階では提灯の文字書き、ローラー塗装の実演、巣箱作り、ミニゴザ作りの体験。5階はタオルやロープ、お手玉などの手工芸の体験とマッサージの実演などが行われる。
売り上げの一部は毎年、「青少年育成基金」として参加・実演団体から川崎市に寄付されており、昨年は約15万円が寄せられた。
問い合わせは電話044(200)2299川崎市技能団体協議会。

交通は案内はこちら>

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アゼリアでチャリティー・カット:川崎の都倉・久木野選手も参加

060919cut03_1 川崎駅前の地下街アゼリアのイベント広場で9月19日、チャリティー・カット&ヘアーショーが行われ、川崎の若手FW都倉賢選手と久木野聡選手も参加、約250人が1000円以上の募金に協力した。

写真(川崎市市民局提供)=(上から)
ショーに出演してカットに応ずる久木野選手(左)と都倉選手、会場のチャリティー・カット、編み込みのヘアを説明するマイスター三上峰諸さん

他の写真を見る>

060919cut01 この催しは、9月4日の「櫛の日」にちなんで川崎美容組合と中原美容組合が毎年定休日にあたる第3火曜日に行っており、今回は午前10時30分から午後8時までに70人以上の美容師が交代で買い物客らの髪を慣れた手さばきでカットした。集められたお金は、実費を除き川崎市の「青少年育成募金」に寄付する。
ステージでは、午前11時から午後7時30分までメイクや服飾関連の企業や団体の協力でメイク、カツラ、七五三やブライダルなどさまざまな用途に応じた7つのヘアーショーが行われ、若手美容師らがTPOに合ったセットで技を披露した。
午後5時から約1時間のショーは、まずユニフォーム姿で舞台にあがった都倉選手の髪を県の競技会で優勝経験を持つ美容師が数分でカット。その後スポーツコメンテーターの岩澤昌美さんの司会でトークショーとなり、美容師さんが2人の髪質や似合いそうな髪型を披露、オシャレな都倉選手は「たくさんの人前、しかも鏡がないところで切ってもらうのは初めてなのでちょっと変な感じだった」と感想を話した。会場には阿部孝夫市長もかけつけ「ぜひこのまま優勝争いを060919cut06_2 続けて、川崎のスポーツを盛り上げて欲しい」とエールを送るとふたりは「は優勝する力があるクラブだと思うので、今後も優勝争いを続けたい。個人的にももっと努力して、レベルを上げていきたい」と答えた。会場にはユニフォームなどを持参したファンがおおぜい見物、笑顔でサインに応じていた。
ショーの前には、かわさきマイスターのステージも行われ、オートクチュールの洋服に合わせたミセス向きのヘアと編み込みを使った髪型も披露された。

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2006年9 月21日 (木曜日)

川崎がナビスコカップ準決勝に敗戦

060920nabisuco01 ナビスコカップ準決勝第2戦が9月30日19時に千葉のフクダ電子アリーナと横浜の日産スタジアムで行われ、チーム創設10年目に初タイトルをと順調に勝ち進んできた川崎はジェフユナイテッド千葉と対戦。先制された試合を2対2の同点に追いつき、第1試合と同じスコア(2対2)だったため延長戦にもつれ込んだが、延長後半ロスタイムに自陣ペナルティエリアでハンドの判定を受け、阿部勇樹にPKを決められ3対2で敗戦、タイトルの夢がひとつ消えた。

写真=試合後、ショックを隠しきれないDF箕輪、DF佐原とハンドの判定を受けピッチから起きあがれないMF森に声をかけるGK相澤

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2006年9 月19日 (火曜日)

川崎OB戦:アウグスト、中西らのプレーに堪能

060917ob01 川崎市中原区の等々力競技場で9月17日、フロンターのOB戦が催され、サポーターらはアウグスト、相馬、中西、向島など往年の名選手のプレーをなごやかに堪能した。

写真(上から)=真剣にプレーする(左から)長谷部茂俊(35)、ひとりおいてアウグスト(4)、高田栄二(2)選手、子連れで集合写真(撮影、藤井隆弘)、真剣勝負の久野智昭(23)、中西哲生(14)、大石鉄也(25)

060917ob03_1 試合は、ことし創立10周年を迎える川崎の記念事業一環としてJリーグ23節の磐田戦の前の午後5時から催されたもので、32人の選手が参加。
試合に先立ち午後4時に川崎創立10周年記念事業合同プロジェクト実行委員会紀中靖夫実行委員長が「ビッグフラッグ、記念モニュメントなど10周年記念事業の締めくくる最後のイベントです。懐かしい選手たちの試合を楽しんでください」とあいさつ。続いて記念Tシャツを着た選手が場内アナウンスで一人ひとり紹介され雨の中をピッチに飛び出し大きな拍手で迎えられ、入念にウオーミングアップ。
32人は、オールドファンに馴染みの「ミスター」こと中西哲生キャプテン率いる青と黒の縦縞の復刻ユニフォーム組、相馬直樹、久野智久、アウグストなど最近退団した選手が多い伊藤優津樹キャプテン率いるアウェイユニフォーム組に分かれ、交代自由25分ハーフの試合を行った。
060917ob02 試合は、アウェイユニフォーム(以下白)が10分にMFアウグストのパスで伊藤が先制、ホームユニフォーム(以下青)がすかさず反撃して13分にMF高田栄二のドリブルをFW源平貴久が同点に持ち込み、15分に白のFW黄川田賢司が青DFのこぼれ珠をゴールして2対1で前半を終了。後半はアウグストが再三かけあがってチャンスを作るが33分に青の源平のパスをMF長谷部茂利がゴールして同点となった。その後雨脚が強くなるなか両チームともフィニッショが決まらずこうちゃく状態だったが、終了間際に2度目の交代で出場した「牛若丸」ことFW向島建が49分に高田の上げたパスを中央付近から若いころのプレスタイルそのもののキレのあるドリブルで一気に駆け上がってゴールを決め、青チームが3対2で勝った。
試合後は、両チームが互いの健闘をたたえあってバックスタンドのファンに挨拶。このイベントのためブラジルから来日したアウグストは、Gゾーンの客席に上がって再開を喜び合い、サポーターから胴上げされた。
スタンドにはOB選手の横断幕も貼られていたが、創立時の選手などを知らないサポーターも多く、16日に行われた前夜祭前に応援ソングを練習して声援、ピッチの
選手を喜ばせた。観客は、交代選手の名前が挙がる度に大きな拍手と歓声があがり「けっこう迫力ある」「なつかしい」の感想の声が出されていた。

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川崎駅前のアゼリアでチャリティーカット:川崎の選手も参加

川崎駅前の地下街アゼリアで19日、9月4日の「くしの日」にちなんだチャリティー・カット&ヘアーショーが行われる。かつらや編み込み、ブライダル用のセットをショー形式で披露、川崎の選手のトークショーも催される。

川崎美容組合と中原美容組合が主催するこのイベントは、毎年9月の第3火曜日に行われておりことしで17回目。今回は70人以上の美容師が参加し、交代で250人以上のカットを交代で行う予定だ。カットは1000円以上の募金で、集められたお金は川崎市の「青少年育成募金」に寄付する。ヘアーショーは、若手美容師の育成を兼ねた発表の場となっており、毎年人気を呼んでいる。
ショーの会場は地下街中央部分の通路「スタジオ アゼリア」で、ステージ横では午前10時30分からチャリティカットを行い、午後8時にはすべて終了する。ショーは、両組合から15人が参加、7ステージ行う。このほか川崎市、川崎地下街アゼリア、メイク会社、美容専門学校、呉服店などと川崎マイスターに認定された婦人服の佐藤榮子さんと美容師の三上峰諸さんも協力する。
時間と内容は、午前11時から正午と午後1時から2時30分はセット、午後3時からはメイクの実演、3時30分からはかつらを使ったショーを行う。午後4時から5時までは川崎マイスターのステージで、佐藤さんのオリジナル服にあわせたミセス向きのかつらのセット、三上さんの編み込み。午後5時からはショーで、インビュー形式で FWの若手選手都倉賢さんと久木野聡さんがトークショーとサイン会を行い、チャリティカットに参加する。この時間帯に阿部孝夫川崎市長も立ち寄る予定だ。午後6時からは7時30分までは和服の着付け、ブライダル用ドレス、七五三向きのキッズステージを各30分行う。
問い合わせは電話044(200)2278川崎市市民局勤労市民室。

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2006年9 月17日 (日曜日)

川崎5連勝はならず:磐田に負けて3位に後退

060917foron01_1 Jリーグの23節が9月16日と17日に行われた。3試合続いたアウェイに全勝して2位となった川崎は17日、ホーム等々力に1万5千人を集めジュビロ磐田を迎えて対戦。前半15分我那覇のゴールで先制したが、3対4の逆転負けで順位をひとつ後退、3位になった。

写真=強い雨の中でのジュニーニョのゴール(51分)

台風の影響でときおり視界を遮るような強い雨が降る中で行われた試合は、川崎は9月20日のナビスコ準決勝に備えて中村憲剛とマギヌンを温存し今野章と原田拓がスタメン出場。磐田ペースで始まった試合だったが、我那覇和樹が15分にミドルシュートを決めて先制、磐田は福西崇史、太田直哉を中心に反撃、37分に川崎の相澤貴志が弾いたこぼれ珠を福西が決めて同点にされた。前半だけで13本のシュートを放った磐田の攻撃はその後も続いたが1対1の同点で折り返した。
後半川崎は今野に替わり中村がスタートから出場、雨脚が一層強まるなかを磐田のゴールをおびやかし51分、磐田の川口能活のこぼれた珠を混戦のなかでジュニーニョがゴール、逆転した。磐田も反撃、57分にカレン・ロバートが同点弾を決めて再び同点に。その後両チームとも選手交代をしてシュートの撃ち合いとなるが、磐田が78分、カレン替わって出場したベテラン中山雅史がバーにあたったボールを頭であわせて今季初ゴールを決め逆転、87分には前田遼一に決められ2点差となって競技場が一瞬静まりかえった。しかし88分、日本代表の我那覇がこの日2点目のゴールを決めて1点差に迫り、サポーターに再び期待を抱かせた。川崎は後半に20本のシュートを放ったが、磐田の守護神・川口が雨の中で日本代表の意地を見せて好セーブを連発、川崎の追撃を振り切った。
試合中、怒りでとびあがったり大きな声で選手を鼓舞していた関塚監督はナビスコカップで選手を温存したこと認め「前半同点ならチャンスはあると思った。2対1でふみとどまれなかったことを課題をしてナビスコに勝って決勝に行きたい。23日のガンバ戦も準備をしたい」と悔しさをにぎませながらも落ち着いた表情で話した。
次の試合は、20日19時からフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉とのナビスコ準決勝第2戦目、23日19時から万博記念競技場での首位(現在勝点差5)のガンバ大阪といずれもアゥエイの重要な対戦だ。次のホーム試合は、9月30日15時からサンフレチェ広島と対戦する。

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2006年9 月16日 (土曜日)

狛江市立緑野小学校で9月15日に落成記念式典

060915rakusei01_1 狛江市立緑野小学校(佐藤正志校長、児童数599人) で9月15日、新校舎完成の落成記念式典が開かれ、学校関係者らに真新しい校舎がお披露目がされた。一般市民への校舎の公開は、16日午前9時から正午まで行われる。

関連記事=狛江市立緑野小学校の新校舎が完成>

写真=落成式の式典で6年生全員でブラスバンドを演奏する緑野小

体育館で午後2時から行われた式典には、矢野裕狛江市長をはじめ、市議会議員、新校開講委員会、統合推進協議会、PTA役員など約250人が参列、学校側からは同小5、6年生193人が出席した。
060915rakusei02_4 始めに矢野市長(写真左) が同校の設立までの経緯とゆとりある施設や太陽光発電・風力発電など環境教育推進など学校建設の考え方を説明した後「ここにいるおとなは、児童の皆さんが勉強、運動、遊びに新校舎を充分に活用し、みんなで力をあわせ緑野小のこれからのすばらしい伝統の築いてくだることを期待してます。狛江市としては緑野小が21世紀の新しい教育の拠点として大きく発展するよう応援します」とあいさつ。佐藤校長(写真右)が「子どもたちは毎日、新しい学060915rakusei04 校を楽しんでいます。今週は雨が続いたが、オープンスペースなどを使ってのびのび過ごすことができ、ゆとりある広々とした校舎のありがたさを実感しました。さまざまな施設が整ったいま、教育内容を充実させるのが自分たちの仕事だと子どもたちも教職員も張り切っているのでこれからもご支援ください」とお礼の言葉を述べた。児童代表で壇上に登った6年生の女児は「2学期になり仲間との本当の緑小学校の生活が始まりました。新しい教室は明るくて勉強にも意欲がわきます。私たち6年生はあと半年の小学校生活ですが、緑野小の最高学年とし060915rakusei03_1 て1日1日を充実したものにしていきます」と力強く話した。
その後5、6年生全員で「ビリーブ」を合唱、旧七小から受け継がれた6年生全員によるブラスバンド演奏で「聖者の行進」「青春アミーゴ」の二曲を披露、参列者から大きな拍手が送られた。
セレモニーの後、開放型の教室や音楽室、理科室などの特別教室などを見て回り(写真左)「明るくて開放的」「職員室から外がよく見えるので安心」などと話していた。

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川崎市立多摩病院でファッションショーやコンサート:入院生活も楽しくなりそう

060915tama01 点滴の針をつけたままでも着替えがしやすいパジャマ、車イスに乗ったままで着られるドレスなど、入院患者や高齢者、身障者用のためのファッションショー(写真右)が9月15日、川崎市多摩区宿河原1丁目の市立多摩病院で開かれ、訪れた市民や入院患者、病院のスタッフなどが熱心に見入っていた。このショーは、市民も参加できる敬老イベント「ベテランエイジはすこやかに」の催しのひとつ。ミニコンサートや骨密度や血管圧などの測定、ミニポーチ作りなども行われ、人気をよんでいた。

地域に開かれた病院をめざして企画されたもので、多摩病院、登戸ドレスメーカー学院、多摩区役所とたまフォーラムの連携事業として、市立病院では初めて催された。
060915tama02 病院の2階ホールで登戸ドレメ副院長の栗田佐穂子さんが「おしゃれトーク」(写真左、右が栗田さん)と題して約80人の市民などを前に30分にわたって講演、高齢者や障害者、入院患者などのために考えられたユニバーサルファッションは、介護する側の便利さだけでなく、おしゃれで着やすく、人にほめらることがポイントなどと訴え、さまざまな工夫が施された服などを紹介した。
続いて、ユニバーサルファッションショーが催され、高齢者10人をまじえた20人が、着替えや介護のしやすさなどに配慮した患者用のパジャマやガウン、寝巻、作務衣、介護者用のエプロンなどを披露、病院のスタッフも熱心に見つめていた。車イスの利用者のためのレインコート、片手で締められるネクタイ、ネクタイとチョッキを印刷したエプロンなどのアイデア作品もあり、参加者は「入院生活が楽しくなりそう」「おしゃれの大切さがわかった」などと感心しながら話していた。
披露された服は、午前中に病院の玄関ホールにも展示され、病院を訪れた人の中には足を止めて熱心に眺めたり、栗田さんの説明に耳を傾ける姿も見られた。
栗田さんは「12年前から、年齢、体型、障害などにかかわらずだれもが楽しめるユニバーサルファッションを手がけ、学院の生徒やボランティアなどと工夫を重ねて作ってて、100点ぐらいになります。今回、病院でショーが開けた意義は普及させるためにすごく大きい。たくさんの市民に知ってもらい、川崎からこのファッションの発信をしていきたい」と目を輝かせていた。
060915tama03 ショーの後は、玄関ホールでピアノ、フルート、ヴァイオリンによるコンサートが行われ、「小さい秋見つけた」「夕焼け小焼け」「赤とんぼ」など日本の童謡を中心に演奏、市民や患者さんら100人余りがホールいっぱいにながれる生のやさしい音に静かに聴き入っていた(写真右下)
看護部長も務める鈴木まち子副院長は「これまではデザインを気にしないできたけど、おしゃれの大切さがわかり、ショーを見ていて、とても豊かな気分になれました。開かれた病院をめざして、市民との交流ができればと考えていたところ、登戸ドレメや市の協力で実現できた。セキュリティーなどいろいろな問題もありますが、今後もぜひ開けるよう検討したい」と話していた。

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2006年9 月15日 (金曜日)

和光大学で水俣展:創立40周年記念イベント

町田市金井町の和光大学が、創立40周年を記念して9月15日から24日まで「水俣・和光大学展」を開催する。記念行事と一環として新設された体育館パレストラで、水俣湾にあった水銀、汚染魚仕切網などの実物や、写真、ビデオなどの展示のほか、最首悟同大教授による講演、シンポジウム、一人芝居などさまざまなイベントが催される。水俣展は、1996年の東京展を皮切りにこれまで全国16都市で開かれたが、大学での開催は初めて。

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