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2006年2 月11日 (土曜日)

第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 森澤秀雄 

060211rance1 第46回あさおランチコンサートが1月23日日午後12時15分〜12時45分まで麻生区役所2階ロビーで催された。

写真>(上から)ピンクのドレスで歌う桜井純恵さん、NIKO'Sの演奏(3番目も同じ)、出演者全員の「みんなで歌ううた」

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060211ranci2 年6回開催されるランチコンサートのうち、冬の開催はこの1月のコンサートのみである。この冬の寒さは厳しく、2日前に降った雪は1日では溶けず、晴天とは言え陽の当たらない歩道は凍りつき、樹木、屋根にもかなりの雪が残る寒風を追いての開催となった。区役所ロビーは正面玄関に続く広い空間であるため、自動ドアの開閉の度に冷たい風が遠慮なく会場に流れる。この日用意した60席は常連客で早々に埋まった。
「新しい年への贈り物、ソプラノと二胡の饗演」と題するコンサートは2団体の出演。前半は高津区のソプラノ歌手桜井純恵さんの歌。この日の衣装は上から下まで濃いピンク一色の華麗なドレス。フランス人形のようだ。アッとおどろく派手な衣装に「お人形さんみたいだ」と客席の声。ピアニスト樺山潤一郞さんの伴奏で「ショーほどすてきな商売はない」等4曲を披露。若い歌い手の桜井さんは寒さにめげず歌い終えた。
060211rannci3  ここで出席者は入れ替わり、後半は女性4人による二胡の演奏。昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡のユニットNIKO'S(代表今井美樹さん、芝裕子さん、南方夏代さん、武内有里さん)。二胡の中国語読みは「アールフー」。中国では公園の片隅で独り二胡をかなでる姿を見ることがある。かつてサントリー烏龍茶のコマーシャルに使われていた中国の民謡「太湖船」に続き「ふるさとの四季」と題して懐かしい日本の歌をメドレーで演奏。4人のうち1人は二胡を置きピアニストに早変わり。ピアノと二胡の合奏となった。
060211ranci5  このコンサートの定番であるフィナーレの「みんなで歌ううた」は“ふるさと”。観客には少しは男性も居るのだが、コーラスは男声は聞こえず、女声コーラスの様相。前半に登場したフランス人形の合唱指導により“うさぎ追いしかの山・・・”1番から3番まで優雅に唱い上げた。寒かったけれど、やっぱりきて良かった。観客は2ヵ月後に再会を楽しみに満足げに家路についた。

 次回のコンサートは3月20日(次回の案内はこちら) 

 次回開催は3月20日(月)。“春風に乗せて〜オカリナ、フルート、ヴァイオリンの調べ”と題して早春のうららかな日ざしの下での開催となるはずである。
出演は鈴木智子さん、浅利守宏さん、星千晶さん。

2006-02-11 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink

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