« 泉龍寺のまわり地蔵:狛江駅前の泉の森会館で11月26日まで資料や地蔵を展示 | メイン | 麻生区の修広寺で住職の教え子が11月24日に 弦楽四重奏: »

2004年11 月21日 (日曜日)

川崎市の美容師が11月23日に新潟県中越地震被災地で美容ボランティア

04112101新潟県中越地震の被災者に気分転換をと、川崎市多摩区菅と長沢で美容室「フォルトゥーナ」を経営する美容師菅原司郎さん(38)が、従業員や美容師仲間と11月23日に小千谷市や川口町で美容ボランティアを行う。前日22日の夜、チャーターしたバスで市内を出発、当日はグループに分かれ被災地を訪問、カットや顔そりのほか持参する七五三の衣裳の着付けなども行う予定で、一緒に活動する美容師や理容師も募集している。
写真=小千谷市の小学校体育館でボランティアをする菅原さん(手前)

菅原さんは、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC」の代表。同会は、美容師自身の技術提供で社会貢献をと、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」などで毎年チャリティーカットやフリーマーケットなどを催し、その収益を社会福祉団体に寄付している。
菅原さんは、新潟の被災地でこのチャリティーカットの経験を生かそうと、自身の店で働く美容師や同会会員の高津区の美容室経営者とともに11月2日にマイカーで小千谷市内に出かけ、カットなどを行った。この時は現地の美容室やボランティアセンターの協力を取り付けるのが大変だったが、その後定休日に3回出かけ、現地の協力者も増え、交流も生まれたという。
こうしたことから、勤労感謝の日に予定していたことしのチャリティーカットの会場を変更、被災地でボランティアを行おうと会員や一般の美容師に呼びかけた。趣旨に賛同した貸衣装屋さんが七五三の衣裳も貸し出す。
菅原さんは「災害被災地のボランティア経験は初めてだったが、一時でもくつろいだ気分を味わってもらいたいと思って出かけた。美容の仕事は、相手を思いやる気持ちがないとできないので、いい勉強をさせてもらっている。バスにまだ余裕があるので、若い人にぜひ参加してもらいたい」と話している。
参加希望者は、ハサミなど自分の道具を持参し、22日午後10時までに多摩区菅のフォルトゥーナ前に集合する。申し込み・問い合わせは電話080-5539-8426菅原さん。

2004-11-21 in 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a01287752e364970c0120a850a285970b

Listed below are links to weblogs that reference 川崎市の美容師が11月23日に新潟県中越地震被災地で美容ボランティア:

コメント

コメントを投稿