2007-03-26

続・サクラの開花情報

今日の桜 2007」がスタートして9日目。西河原公園のサクラ観察を始めてからほぼ2週間が過ぎた。

ことしは開花が遅いように感じ、昨年のHP(「今日の桜 2007」)を確認してみたがそうではなかった。定点撮影のために周辺の木を観察していたとき、たまたま1輪だけが昨年より1週間以上早く咲いていたため、全体の開花がおそく感じるということがわかった。
ただ昨年は、西河原公園に行く前に通る「六郷さくら通り」のサクラは3月25日の時点で8分咲きの木もあったのに、ことしはほとんどの木がまだ堅いつぼみの状態だ。毎年定点観察を続ければ、もっといろいろなことが分かるのかも知れない。
それにしても、土手添いのサクラのうち下流側の枝が落とされた木は花が付くのが遅い。剪定の時期を考えると、花を付ける前に枝下ろしをするのは当然のことかもしれないが、切り口を見ていると自分の手がもがれたように痛々しく感じる。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-03-26 at 06:09 午前 in ウェブログ, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-03-19

サクラの開花情報

k-press恒例のサクラ開花情報「今日の桜 2007」が3月18日から始まった。
スタッフがサクラ好きのため、事務所近くの多摩川土手のサクラレポートに始まってことしで3年目。参加してくれる市民記者も増え、ことしの定点撮影ポイントは10カの予定だ。ちなみに昨年は、番外編を除き5カ所約1カ月間続けた。相棒は「ただでさえ通常の業務が遅れて気味なのに仕事を増やして」とブツブツ言いながらも、楽しそうに画面上の新レイアウトを考え、アップの準備をしていた。

担当する桜並木に出かけて開花の様子を観察していると、日当たりや風当たりはほぼ同じなのに目覚めが早い木、お寝坊さんなど開花の様子は、それぞれ木に個性が備わっているように思えるほど1本1本かなり異なる。
多摩川土手のサクラは、毎年めざめの早い木が昨年より1週間早い15日に一輪だけ半開きのように開花した。翌日は早朝に雪が降り、ふるえるような寒さ。開 花した花が気になったが、朝から何カ所もの取材が重なり撮影には行けなかった。17日の夕方に行ってみると、しっかりと花が開き安心した。
ことしも花が散るまでレポートするが、毎日のように見ていると、サクラの木々に愛着がわき、言葉を交わせぬ一方的な片思いのような気持ち陥るこのごろだ。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-03-19 at 04:53 午前 in ウェブログ, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006-04-04

早過ぎる処分

川崎フロンターレの茂原問題の処分が早いのに驚いた。
処分結果の契約解除を発表するクラブのニュースリリースが届いた直後、クラブのHPには試合の出場記録など一部を除いて茂原のデータがすっかりなくなっていた。とてもすばやく「さすが親会社はITメーカーだけある」と妙な関心をしてしまった。

事件が明らかになった時、クラブは「本人が認めていないので、それを信じる」と発表していたが、一方では「(事件が起こした時は)正式契約前の出来事で、うちの所属選手ではなかった」ことを強調、所属クラブ柏から「詫び」が入ったこともあり時間が経つにつれそのトーンが高くなっていった。そうしたことから、保釈後のクラブの対応はある程度予測はついた。
とはいえ、開幕戦から交代要員としてベンチ入りをして起用されていたので、あまりに早い対応に釈然としないものを感じた。
逮捕が明らかになった時には、選手を集めて緊急ミーテングを開き他の選手らに動揺を与えないような対応をしていたが、処分については「事後通知」だけで、現場の声はまったく聞かれなかったことが一部のスポーツ紙に報道された。
保釈は、本人が住居侵入については認めたためで、起訴されるか否かはこれからだ。事件そのものがよくわからないところが多い。現場は、短い期間とはいえ同じ目標に向かってトレーニングを積んできた「仲間」と思っていただけに、本人からの釈明を求める気持ちが強かったと思う。
罪は本人が償うとして、24歳の若者に更正する場所と機会をフロンターレが与えなかったことは非常に残念だ。プロスポーツは結果がすべて、というだけではあまりにも寂しい。
柏での処分はこれからだが、2002年までフロンターレの監督だった石崎監督の下で罪を償い、ピッチに再び戻ってくる日が来ることを祈るばかりだ。(ネコ)

Posted by k-press on 2006-04-04 at 09:19 午前 in スポーツ, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-12-14

子育てのフリースペース

公共施設で開かれている子育てひろばへ写真撮影に出かけた。
開始時刻少し過ぎ、廊下にはベビーカーが数台並んでいただけだったが、ドアを開けるとカーペット敷きのその部屋は若いお母さんと乳幼児がいっぱい。月齢が同じくらいの子を持つ母親同士が投げ出した足の上に赤ちゃんを寝かせておしゃべりしたり、本を開いて子どもに見せたりおもちゃで遊ぶグループ、壁際で授乳中とそれぞれ自由な時間を過ごしている。どの顔もくつろいでいてゆったりとした時間が流れていた。母親がくつろいでいるせいか、子どもはハイハイ、つかまり立ちで興味のあるおもちゃを見つけたりしながら機嫌良く遊んでいる。途中から参加したり、帰ったりと出入りも自由だった。

「子育てひろば」は、家庭で子育て中のお母さんが友人を見つけたり、情報交換をするフリースペースの場で、多い日は60組以上が参加するという。携帯電話で連絡先を教え合う光景も見かけたが、運営スタッフの話によると、最近の母親は気にいった人と時々連絡を取り合う程度の付き合いで、子育てひろばのようなフリースペースを渡り歩く傾向が高く、参加者同士で子育てサークルを作ったり、既成の団体に入ることはほとんどないという。
どうやら、その場だけのほどよい付き合いはうまいが、責任や義務を伴う関係は避けるということらしい。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-12-14 at 12:03 午後 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-12-10

川崎フロンターレ 2人の23番

2005年のサッカーシーズン終了後、川崎フロンターレの2人の「23番」がいなくなる。
現在の23番は言わずと知れた元日本代表の相馬直樹選手だが、川崎フロンターレの草創期からチームを見ていた筆者にとっての23番は、1999年の昇格の立役者・久野智昭選手にほかならない。

Jリーグ最終戦の2日前の夜、久野選手の引退のニュースリリースが届き、とても驚いた。ことしもリーグの半数に出場し、まだ充分活躍できると思っていたので、正直に言えば「何で?」という疑問が浮かんだ。そのリリースにはアウグストの退団と帰国知らせがあり、相馬の引退もすでに発表されていたので、左サイドを誰がやるのか心配になった。
久野は、最近はケガや年齢などの影響で90分フルに出場することは少なくなったが、富士通の社員選手だったころから左右どちらのサイドとボランチもできるマルチプレーヤーだった。正確なキックでフリーキックを何点も決め、ゴール前で相手の得点を防いだこともしばしばある。当時の松本育夫監督にして「MVPをひとりだけあげるとしたら久野」といわせたスーパーベティ。2000年の昇格時には数少ない居残り選手として意地を見せ、ケガで出場の少ない年もあったが、昨年の昇格時には前の時代を知る存在感あふれるプレーでチームに貢献した。
ストーブリーグはすでに始まっており、毎日のように退団や新加入選手のニュースが入ってくる。チームが進化し、強くなっていくことは望ましいが、生え抜きの選手がいなくなるのは、一抹のさびしさ以上に、ある時代の終わりを感じさせる。
きょうの天皇杯には相馬選手が出場して勝ち進んだ。次回12月24日の順々決勝では浦和レッズと対戦する。退団する2人の選手が1日でも長くユニフォームを着て活躍する姿が見たい。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-12-10 at 06:06 午後 in スポーツ, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-05-20

裸のつきあい

「そんなことしてる場合じゃない」けど「そうでもしないとやってられない」のせめぎ合いの末、稲城市の遊園地に併設されている温泉に出かけた。

露天風呂でたっぷりとした湯につかって空を見上げていると、しみじみと生き返る。
平日とはいえ、お客がけっこう多い。なかには、スーツにかばんを下げた勤め帰りのビジネスマンまでいる。めだったのは、子連れのお父さん。
以前、銭湯によく出かけたが、子どもは少なかった。かつては、銭湯は子どもたちにとってプールや遊園地のような存在だったが、家庭の風呂の普及につれて、子どもには縁の薄い施設になってしまったようだ。
親子を見ていると、お父さんも子どもも、すごく楽しそうに笑っている。その顔には、なんの飾りもない素の笑いが浮かんでいる。こんなにいい笑顔を見るのは、久しぶりだ。
児童虐待だの誘拐だの、果ては子殺しだのという、子どもにまつわる暗いニュースはどこの国のこと、と思えるような、すがすがしい気分になった。
裸のつきあいというが、親と子が裸になって、肌と肌を触れ合わせることの大切さを改めて感じた。
そんなこんなで、久しぶりの温泉にいること、4時間。リフレッシュのはずが、湯あたりでダウン。健康のため、お風呂の入り過ぎに注意しましょう。(M)

Posted by k-press on 2005-05-20 at 05:56 午後 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-05-04

街のオアシス:名古屋の喫茶店

所用で名古屋市に出かけ、サービス競争が盛んとうわさに聞く喫茶店のモーニングを初めて体験した。

ウイークデーの午前9時少し前、名古屋ドームに近い下町の住宅地にある小さな喫茶店は混み合っていた。客のほとんどは熟年から高齢者で男女比はほぼ同数。次々と入ってくる客に「相席でもいいですか?」と尋ねており、まるで昼時時の食堂のような賑わいだった。1人で来た客は新聞を読みながらゆったりとコーヒーを飲みトーストやゆで卵を食べている。馴染み客が多いらしく、来店した年配の男性客にオーダーを取りに来たウエートレスは「いつものですか?」と確認をするような話し方をしていた。その店はコーヒーが売り物で銘柄指定もでき、客の好みの銘柄を一杯ずつ入れる。代金は300円だった。
記者の連れは道ですれ違った知り合いと立ち話、その人は20mほど離れたところの喫茶店を指し「きょうはあっちでモーニング」と話した。連れの話によるとこうした喫茶店が町のあちこちで営業しており、各店で売り物のサービスがあるとのことだった。利用客の大半はその町の住民で、かかりつけの医者に行く前や散歩途中に朝食を済ませる。しばらく来店しないと店のマスターや顔見知りの常連客が心配、何かのついでに電話を掛けたり、家に立ち寄ってくれることもあるという。
年金暮らしのわずかな小遣いでも気軽に利用できる料金のためか、午前中はリタイヤした男性や年配の女性客が次々訪れ、一人暮らしや老人世帯の安否確認の役目も果たす貴重な存在だった。
首都圏では、コーヒーの大手チェーン店やファーストフード店の進出で街から喫茶店が消えている。我が街の「オアシス」となっている名古屋の喫茶店がうらやましかった。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-05-04 at 03:12 午後 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-01-12

振りそで

成人の日の夕方、ターミナル駅のペデストリアンデッキで白いふわふわのショールに振り袖でバギーを押す女性を見かけた。

ちょうど成人式の帰り時間だったのか、まわりには振り袖姿の通行人も多かった。幼児連れのその女性は、途中で振り袖姿の2人組と立ち話をし、そのうちの一人が座り込み、幼児に話しかけた。ひとしきり話をしてから、足ばやにバギーをひき、立ち去った。
これまで何度も成人式の取材をしており、赤ちゃんを抱いた女性の出席も見かけたことはあるが、大抵は洋装か既婚女性の着る短めの和服姿だった。振り袖は、未婚女性の衣裳とも思い込んでいたので、ちょっと驚いた。一度限りの成人式には、ほかの女性達と同じ振り袖が着たかったのだろう。
それにしても成人式の式典会場では、幼児はどうしていたのだろうか、バギーを引くときは振り袖はじゃまにならないのかと妙なことが気になった。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-01-12 at 04:51 午前 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-01-11

スマトラ沖地震

スマトラ沖地震の死者の数がまだ増え続けている。15万人を超え、20万人という推計さえ聞かれる。

テレビを見ていたら、街をおそう津波の映像が流れていた。
それは、これまで抱いていた巨大な波というイメージとは全く違っていた。
あらゆる物を飲み込んで押し寄せるゴミの奔流という感じで、確かにあの流れに巻き込まれたら、いくら泳ぎがうまくても助かりっこないだろう。
今回の死者は、川崎市のひとつの区に匹敵する。その数字を思うと言葉にならない恐ろしさを感じる。
「これだけ科学技術が発達しているのに、なぜ」という疑問より、むしろ、科学技術の発達が招いた、あるいは、科学技術への過信が招いた災害という感が強くする。
どちらにしても、「地球にやさしく」などとえらそうに言えるほど、人間の力は強くないこと、自然の力がいかに大きなものかをはっきり教えたと言える。

Posted by k-press on 2005-01-11 at 11:32 午後 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-01-03

悩ましきバックアップ

前の年の残務整理をしながら、データのバックアップ作業。DVDーRに焼くのだが、半端なデータ量ではない。いささか気が重くなる。

バックアップが必要なのは当たり前なのだが、いまやテラという単位さえ現実のものになってきたハードディスクの進歩に比べて、バックアップに使うメディアの方は完全に遅れをとった感じだ。100ギガ、200ギガというデータをバックアップしようとすると、とてもCD-Rでは追いつかない。DVDを使うしかないが、それでも4.7ギガ(実質4ギガちょっと)しか保存できない。記録した後のデータの検証時間も計算すると、さて、何日かかるだろうか。
データが増えた原因は、デジカメのせいだ。一度の取材200〜300枚、多い時は1000枚撮影するから、データ量も1ギガ、多い時は3ギガ、4ギガ分のデータが増えていく。写真を整理するべきなのだが、これだけの枚数になると、その時間がなかなかとれない。さて、どうしたものやら。(TM)

Posted by k-press on 2005-01-03 at 11:34 午後 in 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック