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2007-02-27

消えた誕生日

先週金曜日の午後、都内のホテルで相次いで開かれた2つの記者会見に出た。
2件目の取材を終えて戻ってくるとき、地平がフワフワしている。k-pressの事務所は狛江市内とはいえ、周囲には畑が多くのんびりした場所にあるため、都心の人込みに酔っぱらったように感じた。

ラッシュ時間帯は過ぎていたが、資料とカメラが重いので各駅停車で戻る。駅についてもフワフワ感が消えない。こんなときには特に役立つ愛用の3輪車、紙袋2つ分の資料とカメラはすべてかごに乗る。事務所まではあまり勾配はないため、なんとかたどり着いた。
朝から締め切りに追われて食事もきちんと取れないため、フワフワしているのかと思っていたら、関節が痛み始めた。体温を測ると平熱より3度近く高く、数字を見ただけで目が回りそのまま倒れた。
疲れがたまっていたせいかと思っていたが、翌日(土曜日)はさらに熱が上がり「インフルエンザ」と判明。医者に行く気力も体力もなく、解熱剤で熱が下がるのを待つばかり。薬でひと時まどろむと熱が少し下がるが、時間が経つとまた上がる。遠い意識の先から「きょうは誕生日」の声が聞こえるが、薬による眠気にかき消される。すべてが消えてしまったかのような1日だった。
少し意識がはっきりしたのは日曜日。この日もいくつかの取材があったが、平熱にはならず、目まいがはまだ続くので寝ていることにした。
いまさら、誕生日を祝っても大きな意味はない。ことしは誕生日を迎えなかった(歳を重ねなかった)ことにしよっと。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-02-27 at 03:31 午前 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-02-05

子連れのまち歩き:初めての店は中を確認

手がけている仕事の打ち合わせとロケハンで先日、初めてベビーバギーを押してまちを歩いた。
打ち合わせの相手は、乳児と幼児の2人の子どもがいる若いお母さん。その人は普段から子連れで仕事をしているせいか、子ども達はきちんとしつけられており、初めて会う人にも顔見知りしなかった。

まず、打ち合わせのため喫茶店に入ることになったが、道路側にカフェテラスのある大手チェーンに入った。車の往来が少ないため外でもあまり危険ではなく、子ども達はおとなしくしていたが、今の季節では外は寒い。
ロケハンで道を歩き始める。その人は、はじめ上の子の手を引き、片手でバギーを押した。多摩川に近いその地区は平坦なところが多いが、舗道は車の出入りのあるところは切り下げてある。こちらはカメラをもちながら途中の看板や風景を撮影。
歩き始めて約1時間、上の子どもがバテておんぶすることになり、バギー押しの初体験。場キーを押しながら歩いて、路肩のさがっていることや舗道の切り下げ、坂道などが気になった。乗っているのは小さな子ども、体重が軽いため少しくらいの坂はなんでもないが、これがもし車イスのお年寄りだと考えると安全にうまく押せるかどうか疑問がわいた。
昼時になりどこかで昼食を取ることになった。そのお母さんは子連れで食事は、いつも行く店かファミリーレストランに限定され、新しいお店に入るには勇気がいるとつぶやいていたが、幼児2人を連れて知らない店に入るには、ドアを開けてバギーが置けるスペースなど自分の目で確認してからでないと入れないことにあらためて気付いた。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-02-05 at 12:07 午後 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック